先月、日本から友人が来豪したのですが、リクエストの中の一つに「コアラを抱っこしたい…」というのがありました。
が、残念ながら私が住むビクトリア州ではコアラの抱っこは法律で禁止されています。
認められているのは、クイーンズランド州(ブリスベン、ケアンズなど)、南オーストラリア州(アデレードなど)、西オーストラリア州(パースなど)の3つの州に限られます。
ビクトリア州には、メルボルン動物園、ヒールズビルサンクチュアリなどを初めとする公的な動物園がいくつかありますが、そこではコアラを抱っこすることはもちろん、触れることもできません。
一方で、州内には私設の動物園もあります。そこでは抱っこはできないまでも、タッチをして一緒に写真を撮ることができるところがあります。
今日はその一つ、メルボルンからフィリップ島に行く途中にある「MARU」という私設動物園を紹介します。
これが入口。先月中旬に訪問したのですが、気温42度の酷暑でした。
動物たちに実際にタッチすることができますよ、ということを売りにしているようです。
車を駐車したら、メインビルディングで入場料を払います。
大人一人20ドルでした。
入場料を払って園内へ。私設動物園だけあって、さほど広くはありません。
ちょっとした公園のイメージでいいかと思います。
コアラと触れ合う時間はあらかじめプログラムされており、概ね30分から1時間おきと決まっています。時間が来るまでカンガルーを見に行きました。
さすがのカンガルーも暑さのためか、日陰に集まってこの調子。
1頭だけ、アルビノの白いカンガルーだけが水を求めて動き回っていました。
白いカンガルーを見るのは初めて。なんだかカンガルーっぽくないです。
受付にて数ドルで、カンガルーのえさを買い、これを手であげることができます。
友人がこのアルビノのカンガルーに餌をあげていると、さっきまで寝ていたカンガルーたちが一斉に起きてきて寄ってたかっての大騒ぎ。お腹空いていたのでしょう。
そうこうしているうちにコアラに触れ合う時間になったので、コアラエリアへ移動。
ところが、気温42度ではコアラにストレスがかかりすぎる、休ませておく必要があるとのことで、この日はコアラと触れ合って写真を撮ることができませんでした。
コアラも暑さに参ってぐったり…
通常であれば、こんな写真が撮れるそうです(メインビルディング入口にて発見)
ウォンバットもいたのですが、やはり暑さでダウン(写真右端の屋根の陰にいる黒い塊がウォンバット。
お客さんは途切れることなく来場するのですが、コアラに触れないとわかってがっくり。
通常だと、コアラのほかにも写真のようにいろいろな動物に触れて写真が撮れるとのこと。もちろん、動物に触れるのは有料で、都度お金をその場で払います。
ひと夏に数度しかない40度超えの酷暑が原因であれば、致し方なし。
次回に期待するしかないです。
MARUへのアクセスはのMARUのHPを参考にしてください。
メルボルンからは1時間ちょっとでアクセスできます。
コメント
ぱぴるすさん、こんばんは♪
コアラはやっぱり一度は抱っこしてみたいと思う方
多いですよね。
タヌキ猫も、なんだかんだで、ケアンズ&ゴールドコーストと
抱っこしている気がします・・・(汗)
クイーンズランド州もコアラの抱っこ禁止にすると前から言ってみますが、
きっと、まだ変わっていないんでしょうね~。
結構、あのグロイ爪を見てしまうと、日ごろ猫の爪程度しか
見慣れていないと、怖いものがありますよね~。
そういえば、コアラも種類がいくつかあって
お尻がまるっこいやつは、シドニーの方がいいとか
聞いたような・・・
(すみません、東海岸みんな行っているとどこで聞いた話だかうる覚えで)
シドニーだと抱っこはできないんですけどね~(笑)
そろそろのオーストラリア行きたくなっちゃいますね♪
タヌキ猫でした。
タヌキ猫さん、こんにちは。
やはり、オーストラリアにいらっしゃる方で、コアラ抱っこははずせない、という方は多いようです。あのぬいぐるみみたいな姿を見ると、だれでも触りたくなりますよね。
「コアラのマーチ」というロングセラーのお菓子がありますが、あれもコアラ抱っこ願望に一役買っているのでは?
コアラは州によって種類が違います。私がいるビクトリア州は、ビクトリアコアラという種類だそうですが、それぞれの違いまではよくわかりません。
お尻の形が違うとは知りませんでした。
オーストラリア、のんびりするにはいいところだと思います。
今のシーズン、まさに観光シーズン真っ只中ですが、
実は、こちらの冬、日本の夏にあちこちいくのもいいものです。
特にビクトリアは、ちょっと寒いですがどこも空いていてのんびりできます。
ぜひJALの翼でいらしてください。