2017年11月6日早朝夜明け前、前日午後から降り出した雪は夜中にやんだようで、朝から快晴。カメラを片手に、ニュージーランド最高峰、マウントクックの頂に朝日が照らされ、輝く景色を撮りにでかけました。
(日の出前のマウントクック山頂)
朝、5時半前に宿泊しているYHAを出発、車で数分のWhite Horse Hill Campsiteというキャンプ場の駐車場へでかけます。ここは、有名なフッカーバレートラックに行くときの駐車場でもあります。
駐車場に着いたら、目の前にマウントクックの頂がくっきりと見えます。日の出は6時10分頃、これは期待できそうです。
日の出の時刻を10分ほど過ぎた頃、頂の東斜面が太陽に照らされてほんのりと明るくなってきました。
朝日が当たり始めてから10分後、山肌が一気に明るくなりました。いやーほんとにきれい。マウントクックの頂がここまでくっきりと見えるのは、滅多にないことのようです。
山頂をもう少しアップで。斜面に残る氷河の断面もはっきりと見ることができました。
実は、早朝から駐車場からフッカーバレートラックを歩いていく人の姿を見かけました。
その人たちは、山頂が朝日に照らされる景色をもっと近くから、かついいポイントから見たり、写真に撮ったりしに行ったようです。さすがに私は初めての滞在なので、ポイントも分からず…次回チャレンジです。
帰りに、有名なハーミテージホテルにつながる坂道から、バレー越しにマウントクックを撮影。ハーミテージホテルは、このビレッジで唯一、ホテルからマウントクックが見ることができるホテルです。きっとこんな感じで見えるのではないかと。
(写真中央の尖った頂がマウントクック)
マウントクックに通じる道は、両側が大きな山に囲まれたバレーになっています。いずれの山も太古の昔は氷河で覆われていたのですが、氷河が溶けるのと同時に山肌が削られ、土砂が運ばれて今のようなバレーになりました。
昨晩降った雪が、削られた山肌に積もり、そんな雰囲気がよくわかる景色になっていて、悠久の大自然の素晴らしさを肌で感じることができました。
コメント
ぱぴるすさん、こんにちは
ニュージーランド旅行記を
楽しませていただいております。
朝やけのマウントクック
とても美しく撮影されていまして
ホント、いいタイミングだったなぁ
と、何日か滞在しても
ここまできれいに見えるときって
少ないよねぇ~と
それこそ、スイス マッターホルン撮影で
感じましたので、素敵な画でした。
やっぱり気になるのは
トレッキングシューズの申請でしょうか
ここまで厳しいのは他の国では
ないのかなぁと思います。
タヌキ猫でした。
タヌキ猫さん
連投ありがとうございます。
確かマッターホルンは1回目が見えなくて、2回行かれたんですよね?そんな記憶があります。
マウントクック、本当に天気に恵まれてラッキーでした。ここまでの晴れはなかなかないとのこと、もし行かれるときは数日滞在され、チャンスを待つのがいいと思います。ダメな日は周辺観光でいくらでも時間はつぶれますし。
トレッキングシューズの底から病害虫が持ち込まれることが多いので、空港の検疫はトレッキングシューズだと靴底ががっちり調べられます。でも、キチンと拭いて搭乗すれば全然大丈夫ですよ。