2018年4月7日 アイスランド旅行最後のフライトはやはりJALの翼、408便フランクフルト→成田をビジネスクラスで飛びます。
(搭乗機JA861J 成田空港にて)
■搭乗
搭乗が出発30分前の19:10からということで、その約20分ほど前にセキュリティチェックを受けて搭乗口にやってきました。この時間の出発便は少ないのでしょうか、他のゲートはクローズで閑散として、巨大空港らしくない感じがします。
予定より早く19:00過ぎから搭乗開始。優先搭乗で搭乗します。建物の構造上、搭乗機を撮影するのはこれが精一杯。
座席は1A、妻が1C。当初は1A, 2Aと縦並びに座席を指定したのですが、コンピューターが勝手に並びに変更してくれていました。この件は、先に記事にしたとおり。
ウェルカムドリンクをいただきます。このプラスチックカップがねー、いつもながらちょっと残念に思います。
■離陸
定刻より10分早くドアクローズ。プッシュバック。隣に見えたのがルフトハンザの747-8。乗ってみたいですねー。
プッシュバックの際に見えたのが大韓航空の747-8。747-8の旅客機は、世界で3社しか納入がないのですが、そのうちに2社のものを見ることができたというのは、まさに奇跡。
■夕食
外はきれいな夕日が見えます。これが見たくてA席を指定しました。この頃シートベルトサイン消灯。
夕食のサービスが始まります。今回はあらかじめ和食を指定しておきました。
海外発の便ですが、「日本料理の発展のために海外で活躍中の「日本料理アカデミーU.K.」林大介シェフ監修による創作和食」とあればやはり食べてみたくなります。オセアニア発の便ではこういう企画は見たことないですし。
ワインは和食にもあわせやすい日本のワイン、「北海道ケルナー2016」をチョイス。これもオセアニア線では飲めない1本です。
◇先付
・チョリソー、ズッキーニグリル、ナスのキャビア
・海老とミニパンプキンのマリネ アンチョビクリームソース
・白ワイン「北海道ケルナー 2016」
先付の写真、どうも撮り忘れていたようです。今までそんなことはなかったのですが…。ナスのキャビアっていうのが結構面白い味だった記憶があります。北海道ケルナーはやはり和食に合う1本でした。
◇彩御膳
・出し巻玉子、スモークサーモン桜寿司、蛸桜煮
・茄子田舎煮、高野豆腐、鴨ロース粒辛子フォアグラ巻き
・筍と豚の鋤焼き、パドロンペッパー、オレンジピール、粉山椒
・炙り〆鯖、白玉葱・フェネル、土佐酢漬、ディル、ピンクペッパー
・カリフラワー、ブロッコリー、胡麻和へ、ラズベリー甘酢漬
・海藻サラダ、海老艶煮、ズッキーニ浸し、針生姜
・白ワイン「北海道ケルナー」
ヨーロッパの旬の食材を使い、春をイメージして仕上げた彩御膳。まさに彩華やかで豪華です。これだけの食材が入っているのも贅沢。1品1品味わいながらいただきました。炙り〆鯖は極旨でお気に入り。
◇台の物
・鶏味噌漬焼 蓮根梅酢漬
・大鮃(おひょう)照り焼き じゃがいもあん
・オレンジピール 隠元
・炊きたてのご飯、味噌汁
・香の物(胡瓜醤油漬、柚子大根、ラディッシュ甘酢漬、塩昆布
・白ワイン「クライン ヴィオニエ ノース・コート 2016」
鶏味噌漬焼、大鮃照り焼きというメインであれば、少ししっかりした白ワインがいいかな、という(自らを納得させる)理由で、定番「ヴィオニエ」をチョイス。
鶏味噌漬焼+大鮃照り焼きの組み合わせは、日本発の便でいただく台の物には牛肉+鮭の組み合わせよりも和食のメインらしいくどくない組み合わせで私はとても好感が持てました。
海外発の便でこれだけの日本食をいただけるとは思いませんでした。むしろ日本発の便よりもいいかもしれません。
甘味の「和風プリン」は妻にあげて、チーズの盛り合わせ+赤ワイン「シルバー・ラベル2015」でくつろぎます。これもすっかり定番ですが…これだけワインを飲むと、ワイン好きなCAさんとワインの話で盛り上がります。
この日は妻が洋食の「牛肉料理」をチョイスしていたので、そちらも紹介します。和食と洋食の同時紹介というのは初めてかも?
◇アミューズ・ブーシュ
・チョリソー、ズッキーニグリル、ナスのキャビア
・海老とミニパンプキンのマリネ アンチョビクリームソース
こちらは和食の「先付」と同じメニュー。なので今回は写真なし。
◇オードブル
◇デザート
ジャーマンビーフのフィレステーキって言うのも気になりますが、今回はやはり和食をチョイスしてよかったかと。
このあと6時間熟睡。ただ、寝る前に「フランクフル豚丼」のリザーブとラストオーダー時の声がけのお願いを忘れずに。
■朝食(昼食)
到着2時間前の日本時間12時前、到着2時間前ということで声がけをしていただきます。6時間爆睡のあとは、アラカルトの和食のご飯をお願いしておいた「フランクフル豚丼」に差し替えていただいて、いただきます。
豚バラ肉のビール風味丼ということですが、ビール風味というのはいまひとつわからず。普通に「豚丼」という感じでしたが、おいしかったです。
最後にコーヒーはいかがですかー、の声がけに「お願いします」。朝食後のコーヒーは自分の定番なので、とてもおいしくいただきました。
■到着
成田空港が見えてきました。フライトの約半分は爆睡でしたが…CAさんのサービスもばっちり、素晴らしいフライトでした。
11時間15分のロングフライトは、これまでのJALのフライトの中で最長でした。11時間を超えると、乗ったーという感覚もいつも乗るメルボルン線とは違い、ホントに乗ったなーと妙な充実感を感じます(笑)。CAさんのサービスもよく、気持ちのいいフライトを経験すると、またすぐ乗りたくなります。
11時間15分を、かつて就航していた777-300ERのファーストクラスで過ごせたら、また満足度も違っただろうなぁ、なんて思いながらフライトを終えました。でも、最長フライトにもかかわらず、オセアニア線よりもFOPが低くなるのはちょっと残念です。
■Flight Data
・Airline: Japan Airlines
・Flight: JL408
・Aircraft: B787-9 (JA861J), Age/ 4years
・Depature: Frankfurt (FRA)
・Destination: Narita (NRT)
・Cabin: Business Class (SKY SUITE SS9) (upgraded)
・Mileage: TPM 5,928mile (13,634mile accumulated)
・FOP: 6,328FOP
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