2018年9月28日、数時間の札幌滞在を終えて広島へ向かいます。
普通であればもちろんJAL便(=JL3406便 新千歳→広島)を使うのですが、新千歳発が15:00。昼1時前に成田から新千歳に到着だと、さすがに札幌での滞在時間が確保できず。
一方で、翌29日は朝から広島にて所用があったので、どうしても前日に移動しておかなければならず…東京乗り継ぎも考えましたが、やはりここは直行便、というわけで、18:45発のANA便を利用することにしました。たまにはANAも乗ってみるかと。
ANA便は、3年3か月ぶりの搭乗。その前に昨年9月にリニューアルオープンしたANAラウンジを訪れます。
■予約経緯
ANAのマイルが若干余っていたのですが、新千歳→広島の片道の特典航空券にはちょっと不足。そこで、マイルをANAスカイコインに交換し、不足分を現金で足して、プレミアムクラスを予約。
■チェックイン&ANAラウンジ
夕方5時半、新千歳空港にやってきました。先般の地震の後は空港内のお店はすべて閉まっていたとのことでしたが、今は元通りになり、通常営業しています。が、肝心のお客さんが少ない。特に中国などアジアからの観光客がめっきり減りました。まあ、日本が観光客を呼び込み始める数年前の状況に戻ったと言えばそれまでですが。
ANAのスーパーフライヤーズ会員なので、ラウンジ直結の専用レーンへ。預け荷物はないので、そのまま保安検査場へ直行です。
保安検査場を出たら、そのままラウンジへつながるエスカレーターに乗ります。JALとは異なる雰囲気。。。モダンと言えばそうですが、一方でちょっと硬質に感じます。
Five Star Airlineの証がラウンジ入口に置いてあります。
この日はプレミアムクラスの搭乗ですが、JALのファーストクラスラウンジに相当するANA SUITEラウンジは使えません。SUITEラウンジはダイヤ会員専用、差別化を図るためでしょうか。JALのファーストクラス搭乗者はステータスがなくてもファーストラウンジが使えるのとは大違いです。
入口の横には荷物置き場があります。ワイヤーで固定、施錠することで盗難防止を図っています。
入ってすぐにあるモニュメント。北海道の大地をイメージしたものらしいのですが…なんだかイマイチ。このモニュメントの周りの席だけがいつも空いていました。
奥にはソファーのシーティングエリアがあるのですが、とにかく人が多くて座る場所を確保するのに一苦労。金曜日の夕方、週の中でも最も混む時間なので仕方ないか、とは思うですが。せめてプレミアムクラス利用者がSUITEラウンジを使えるようになれば、もう少し空くのでは?
ウイスキーはサントリーの「ロイヤル」にニッカの「スーパーニッカ」。いずれも懐かしいボトルたち。
ビールと一緒にあられをいただきます。なおANAラウンジは周りのお客様に配慮すれば持ち込んで食事することはOK。一方でJALは「ご遠慮ください」とのこと。
ラウンジには40分ほどいたのですが…金曜日の夕方とあって多くのビジネスマンで埋め尽くされていて落ち着かず。増えた路線、ラウンジが利用できるステータスホルダーの多さにラウンジの大きさがついていけてないのでは?
更に、ラウンジ受付の方、ラウンジ内の係の方が不愛想。モダンだけど硬質な作りのラウンジと相まって、今ひとつくつろぐことはできませんでした。
JALのラウンジはウッドを多用した重厚かつ温かみのある作り。その雰囲気に慣れきってしまったせいもあるでしょう。
かく言う私も5年前まではANAオンリーのステータスホルダーで、JALよりもいいと感じていたひとり。と、考えると、やはりJALのサービスが向上し、かつそのサービスに自分はすっかり慣れ、浸ってしまっているようです。
決してANAが嫌いとか、乗らないとかではないのですが、選べるのであればJALを積極的に選びたい、それだけ知らぬ間にJALファンになってしまったという、JALさんの顧客戦略にまんまとひっかかったことを感じたANAラウンジの訪問でした。
コメント
ぱぴるすさん今晩は、
私みたいな障害者には、JALさんは、親切です。
羽田空港に障害者用の受付カウンターが有ります。
4年前まだ何のステータスを持ってなかった頃
羽田から高知に飛んだとき高知空港で手助けして欲しいと頼み、高知駅からホテルまでの地図が欲しい
とお願いしたら高知空港で係員の人が待ってくれて
リムジンバスの切符を買うのを手伝ってくれて
高知駅からホテルまでの地図も用意してくれました。
それからはJALさんのファンになりました。
その後は、JGCダイヤモンド会員になり
JAL国際線ファーストクラス席まで搭乗しましたが
基本的もうJAL機しか搭乗しませんね。
先日山形県庄内空港からANAに乗りましたが
(JAL機が飛んでないので仕方なく)
JAL機なら第2の我が家みたいで居心地が良いのですが
ANA機は、他人の家に居るみたいで落ち着かないですね。
こたつ猫さん
コメントありがとうございます。
一度その航空会社に慣れて、それが心地いいと感じると、それがJALだったかANAだったかの違いだけで、その航空会社をできるだけ使いたくなるものですよね。
加えてマイルがどちらかの航空会社に偏ってたまっていたり、ステータス持っていたりすればなおさら。私もそんな感じなんだと思います。JAL派、ANA派という言葉ができるのもしかり。
また、受けたサービスに対する印象というのも大きいかと。こたつ猫さんの場合はJALですが、ANAという方もいらっしゃるでしょうし。
私は、オーストラリアに渡った時に日系航空会社はJALしかなかった、さらにオーストラリアはOWのカンタスの牙城となれば、JAL一択でした。
当時のJALのサービスを今と比べると、それはずいぶん差があると感じます。このブログの古い記事を読み返せば一目瞭然。良くなる過程を通じて、私自身はJALに慣れたんだなぁと、改めて思いました。