2019年8月31日、A350初便搭乗を明日に控えて、福岡から羽田に移動。チェックインを前に、新しくなった福岡空港を散策、国内線ターミナルにある「ラーメン滑走路」で豚骨ラーメンをいただきます。
■国際線ターミナル
朝9:30すぎ、国際線ターミナル前の駐車場に車を止めます。この駐車場、1時間200円、24時間最大1,000円。国内線ターミナル前の駐車場が24時間2,400円という値段と比較すると、格安です。時間があるなら、国際線ターミナルの駐車場に車を止めて、ターミナル間無料バスで国内線へ移動するのが財布にやさしいですね。
ただ、安さ故、福岡市内へ出かける人の利用もあるなど、特に土日は混雑しているので注意が必要です。
徒歩で国際線ターミナル内へ。時間もたっぷりあるので、ちょっと散策してみましょう。
1階到着ロビーには博多祇園山笠の舁き山が飾ってあります。博多を代表する勇壮なお祭り、一度見てみたいですね。
その前には吉野家。今や牛丼は外国人にも人気の食べ物の一つになりました。欧米の人には食べ慣れた牛肉がウケるのだと思いますが、そもそも海外の牛肉だし…(笑)。
2階の出発ロビーへ行ってみましょう。いきなり目に入ってくるのは 1931年、チャールズ・リンドバーグ夫妻が世界一周旅行の際に福岡に立ち寄った際に乗ったシリウス号の模型が飾ってあります。この当時は「名島水上飛行場」という、水上機専用の空港があったとのこと。陸上機が使えないため、福岡第一空港開設後、閉鎖されました。
この飛行機で世界一周、って今では想像もできないほど苦労が多かったんでしょうねぇ。
出発ロビー。羽田空港国際線ターミナルと同じような天井が高い開放感がある構造になっています。
3階のレストランフロアへ。こういう幾何学的なデザインは写真にも映えるし、個人的にもどこか心地よくてとても好きです。もちろん、空いていれば、ですが。
でも、食べるところはRoyalフードコートとラーメン屋、うどん屋くらいしくなく、かなりのがっかりスポット。食べるなら国内線ターミナルですね。
■国際線→国内線ターミナル移動
それでは国内線ターミナルへ移動しましょう。ターミナル前の無料連絡バスが5~10分おきに出発しているので、これに乗ります。
所用時間15分程度。このバスは、一部、空港内の敷地にある専用道路を通るので、一般道の渋滞とは関係なく時間通りに到着します。RWY16のエンドを走るので、運がいいと、迫力ある飛行機がバスの上を飛んでいくのを見ることができます。
■国内線ターミナル・ラーメン滑走路
国内線ターミナルにやってきました。以前、熊本に住んでいた時、実家のある札幌に帰省する際によく使った懐かしい空港。改装工事が終わってから来るのは初めてですね。
地下鉄の駅から延びるエスカレーター。駅からのアクセスはずいぶんと良くなったようです。第1ターミナルの建物はなくなってしまいましたが、第2、第3ターミナルの建物そのものはそのまま残っているので、内装は大きく変わりましたが、建物の基本的な構造は変わっていないことに懐かしさを感じます。
ここはかつて、保安検査場があったところ。この1カ所しかなく非常に混雑していたことを思い出します。今は北と南に分かれたのでずいぶん便利、かつスムーズになりました。
3階のレストラン街へ。ここのお目当てはやはり「ラーメン滑走路」という、ラーメン屋の屋台。床が滑走路のデザインになっているのがユニーク。IATA空港コードの「FUK」の文字も入っていますね。
九州のラーメンが色々楽しめるのかと思いきや、北海道の弟子屈ラーメンほか、東京、大阪、山形のラーメン店までも入っていてちょっとびっくり。好みが多様化していることへの対応なのでしょうか。
入口で食券を買うのですが、トップ画面にはトッピングされたおすすめラーメンばかりが表示され、メニューにある「素のラーメン」の表示がないので要注意。 左下の「ラーメンGo」のタブを押すと選べるようになります。トッピングはラーメン店にとって案外利幅があるので、こうした表示になっているのでしょう。この店に限らず、こうしたパターンは近頃あちこちで目にします。
豚骨ラーメンは日本中あちこちで食べることができるようになりましたが、やはり地元が一番!
おなかも満たされたところで、展望デッキをのぞいてみます。工事中のため?スターバックスコーヒーの向かいに細い入り口があります。
デッキは半分工事中。でも、以前あった撮りヒコさん泣かせのアクリル板がワイヤーに変わっていました。明日は、ここもA350を見るたくさんの人でにぎわうことでしょう。
この後は、ファーストクラスチェックインカウンターから新しくなったダイヤモンド・プレミアラウンジを訪れます。
コメント
パピルスさん今日は
福岡空港も工事がずいぶん進んでるみたいですね。
今年の正月にJAL国内線ファーストクラス席で
おせち料理を食べに行った時は、
工事中の壁だらけでした。
>1931年、チャールズ・リンドバーグ夫妻が世界一周旅行
大西洋横断飛行は、聞いたこと有りますが
夫妻が世界一周旅行されてたんですね。
知らなかったです。
こたつ猫さん
コメントありがとうございます。
工事はだいぶ進んでいると思います。
国内線ターミナルは、もともとの作りが狭いため、窮屈な感じはぬぐえませんね。
それでも、保安検査場が複数になったり、あるいは制限区域内で出発客と到着客の動線が完全に分離されたりと、大きく改善したと思います。何より、古臭さがなくなったのがよいのではないでしょうか。