「がんばろう!石巻」

東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県石巻市。この街は私にとって縁のある街で、震災後、一度訪れたいと思っていました。

震災発生時、私は北海道に住んでいました。そのあと、転勤で海外へ。なかなか訪れるチャンスがなかったのですが、2020年7月24日、震災から9年が経ち、ようやく訪れることができました。


■がんばろう!石巻+南浜つなぐ館

まず訪れたのは、震災の津波で街が流されてしまった市南部の門脇地区。津波で流された街並みはすでに整地され、遠くに製紙工場が見えます。


ここには、震災直後に住民たちが建てた「がんばろう!石巻」の看板と、隣に「東日本大震災メモリアル 南浜つなぐ館」があります。「がんばろう!石巻」の看板は2代目だそうです。


南浜つなぐ館に入ってみます。新型コロナウイルス感染症予防策として、マスク着用、手指の消毒が義務付けられています。


震災発生時の数々の写真と南浜町、門脇町のジオラマ。


ジオラマで震災前の街並みを偲ぶことができます。


そして現在、この地区は復興祈念公園(仮称)として整備が進んでいます。係の方の話ですと、同じ被害にあった人でも、公園の整備地区に該当した方と道路1本隔てて該当しなかった人では、住居の移転補償のあるなしで、その生活に大きく差が出たそうです。


こんな感じで公園の工事が進められています。帰りに募金箱に募金をさせていただきました。


■日和山公園

石巻市中心部の、それこそ真ん中にある日和山。この頂上にあるのが日和山城址と鹿嶋御児(かしまみこ)神社。


江戸時代、松尾芭蕉も訪れたことがあるというこの場所は、北上川河口から石巻市街を一望できる場所です。

市内を一望できるということは、各TV局の定点カメラも設置されていて、震災以降、地震・津波の話題になると日和山公園からの画像がたびたび配信されるようになりました。

サクラの名所としても知られる公園、眺めの良さは依然と全く変わりませんが、見える景色はすっかり変わってしまいました。


■粟野蒲鉾店

宮城県の名物の1つに「笹かまぼこ」がありますが、石巻市中心部にある「粟野蒲鉾店」の笹かまぼこは、仙台、石巻の大手有名どころよりもはるかにおいしい、個人的にはお勧めのお店。

このお店、以前は木造の非常に小さい店だったのですが、震災で倒壊してしまい、新しい店舗になっていました。


市内中心部はここまで津波が押し寄せたんですね。以前の店舗が倒壊するのも無理はありません。


自宅用にちょっと小さいサイズの安売り品を買って帰ります。JR仙台駅でも手に入るとのこと。


■復興道半ば

今回、石巻市を訪れてみて、市内では普通の生活が戻ってきてはいるものの、更地が多かったり、あちこちで工事が行われていたいたりと、まだまだ復興道半ばといったところです。

震災から9年余、時とともに人々の関心は薄れていっています。自分にできることは、名産品を買うなど本当にわずかかもしれませんが、そうした気持ちを忘れないようにすることが大事だと改めて思いました。


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