2016年10月9日から1週間、ニュージーランドのロトルアを仕事で訪れました。
本来であれば「ニュージーランド旅行記」とでもしてご紹介したいところですが、基本社費を使っての仕事。観光する時間はありましたが、それもわずかでしたので、旅行ではなくビジネス、としてご紹介しようと思います。
まずは初日。10月9日にメルボルンからオークランドへ、初めてニュージーランド航空を使って移動しました。
チェックイン
メルボルンタラマリン空港のターミナル2、国際線ターミナルにやってきました。ニュージーランド航空のカウンターはJの専用カウンター。久しぶりのスターアライアンスの利用です。
ANAのスーパーフライヤーズカードを持っているので、スターアライアンスゴールドメンバーとして、プレミアムチェックインが可能。その列に並びます。
でもカウンターが1つしか開いておらず、長ーい列が…。と隣のカウンターに運よく案内され、サクッとチェックインできました。
ラウンジ
チェックイン後はそのまま出国します。搭乗券に「エクスプレスレーン使用可能」のマークがついているので、プライオリティレーンに進むことができます。
出国審査はシドニー空港にもある自動ゲート。難なく出国できました。
免税店街を進みます。この免税店街、利用したことは一度もありません。高いばっかりで…消費税払っても市中の方が安かったりします。安いのはお酒、化粧品くらいでしょうか?
各航空会社のラウンジは階段を降りたGround Floor(日本でいう1階)にあります。そういえば、カンタスのファーストラウンジとエミレーツのラウンジは3階の別な場所にあるんだったっけ。
エスカレーターを降ります。降りたところは通称「ラウンジストリート」(っていうかどうかわかりませんが)。カンタスビジネス、キャセイ、マレーシア、シンガポール、ニュージーランド航空各社のラウンジがあります。以前はユナイテッドもあったはず…
エスカレーターを降りた右側にニュージーランド航空のラウンジがあります。入口で搭乗券とANAのラウンジカードを見せて入ります。
ドリンク類。スパークリング・赤・白ワイン、ビールなど、ニュージーランド産のアルコール類が豊富に取り揃えてありました。
ちょうど食事が昼食に入れ替わる時間帯だったので、少し待って入れ替わった食事をいただくことに。サンドイッチ類は飛ぶような売れ行き(笑)
そのほかスープもありました。カンタスやニュージーランド航空のスープは非常においしく、私は必ずと言っていいほどクルトンを入れていただきます。
ラウンジ内は改修中とのことでしたがかなりの広さ。この広さで結構混んでいました。出発は1便のみなのに、、、ビジネスクラスの人もいるのでしょうけど、いったい何人の人が上級会員なのでしょう?
オールブラックスのサイン。2006年コモンウェルスの大会がメルボルンで開催された時の物のようです。さすがラグビー王国。
搭乗
今日の機材はボーイング777-300。搭乗口と搭乗橋の位置が悪くてこんな写真しか撮れませんでした。映り込みがひどくてすみません。
最初に目にするのはビジネスクラス。窓を背にして斜めに座るヘリンボーンです。はい、通り過ぎます。
続いてプレミアムエコノミー。これは帰路で搭乗予定。今日は通り過ぎます。これ、本当にプレミアムエコノミー?
写真にある2人掛けの後ろの席の通路側を確保しました。足が延ばせていい感じです。でも通路を歩く人の邪魔にもなるので足の置き位置にちょっと気を使いました。
座席選びの留意点
ニュージーランド航空のエコノミークラスと言えば、3人掛けシートをダブルベッドのようにして寝ることができる「スカイカウチ」が有名ですが、スカイカウチのシートとそうでないシートでは、座席間隔が少し違うので注意が必要です(スカイカウチが狭い)。
どこがどのくらいの間隔かは、HPの座席選択画面で確認ができます。
また、エコノミークラスは手荷物の量や食事の有無でも料金が変わる制度を取っています。LCCみたいです。
そのほか、予約した後に、アップグレードを希望する人は、いくら払ってアップグレードするかを自由に申告できます。もちろん、高いお金を払ったほうが確実にアップグレードできるのですが、時と運によっては安い金額を申告してアップグレードされることもあるようです。
私も往路は190ドルでほぼ確実にアップグレード可能と出たのですが、プレミアムエコノミーは帰りということもあり、見送りました。なお、追加料金はアップグレードできた際に申告しておいた金額を払うシステムで、できなかった場合は、もちろんお金は取られません。とてもユニークなシステムだと思いました。
出発
ニュージーランド航空と言えばもう1つ、機内の安全ビデオが面白いことでも有名です。往路ではモニターを引き出してみる席で、離陸前はモニターが使えなかったので、隣の席の人のモニターを見ていました(CAさんに、見てね、と言われまして…)
最近カンタス航空も変わったイメージのビデオになりましたが、やはりニュージーランド航空の方が先輩格、よくできています。その模様は復路でご紹介します。
機内食
エコノミークラスはチキンかもう1品を選ぶことができました。チキンを選択。量は控えめ。ラウンジで食べていたので、量的にもちょうどよかったです。味はまあまあ。カンタスよりはいいかも。
到着・入国
メルボルンから約3時間半ちょっとでオークランド到着。マオリの香りたっぷりの空港です。
このあと入国審査、税関審査になるのですが、これが時間がかかりました。
入国審査はオーストラリアのような自動ではなく、対面審査。「Conference」での入国だったので、どこで何のConferenceなのか、結構細かく、でも笑顔で尋ねられました。
その後荷物をピックした後の税関が長蛇の列。オーストラリアの税関よりも厳しい感じです。申告書を1枚1枚チェック+質問。さらにそのあとに荷物をスキャナーにかけて審査。これ、ひっかかったらオーストラリアよりも厄介かも。申告書は正しく書きましょう。
初のニュージーランド航空
とにかくCAさんがとてもフレンドリー。観光立国の小さい国だからなのか、人当たりは非常にやさしくフレンドリー。オージーよりも親しみを覚える部分もあります。
また、メルボルン→オークランド線にも関わらず、日本人のCAさんが男女1名ずつ2名乗務されていました。日本人と分かると日本語でさりげなく声をかけてくれるのは、英語が苦手な人にはいいと思いました。
全体的にはとてもいい印象をもって飛行機を降りることができました。
それともう1つ。やはりANAのスーパーフライヤーズカードの威力は素晴らしい。年会費を払っていればこうして世界中のラウンジが使えるのは本当に助かります。
一方で、オーストラリア⇔ニュージーランド間の、いわゆる「タスマン線」は、ディスカウントエコノミークラスのマイルはまったくつかないのでご注意を(ひどいルールで、理由が知りたいところです、ってJALでも対カンタスのマイル、なかなか受けてもらえないのと同じかも)。
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