JALネタあれこれ

久しぶりに、JALネタをいくつか取り上げてみます。すでに報道されていて各関連サイトでも紹介されているので、ご存知の案件ばかりかと思いますが、このブログでは初めて、ということでご容赦を。


■2021-2022 年末年始予約状況

2021年12月25日から2022年1月4日の、JAL国内線の提供座席数は対前年107.3%の148万席余り。この数字はコロナ禍前の2019年比で95.5%とのこと。

一方、総予約数は97万8千人余り、予約率は66.1%。総予約数は対前年の1.6倍ですが、コロナ禍前の2019年比だと84.3%。総予約数は昨年よりは持ち直しているものの、ここに来てのオミクロン株への懸念材料も加わり、コロナ禍前には程遠い数字、需要回復へはまだまだ道のりは遠いようです。

それでも、空港は賑わいを取り戻しているとのことですが、オミクロン株の感染拡大懸念もあり、密は避けたいところ。私は空港が空いている夜便で飛ぶ予定ですが、今回は都民を対象でPCR検査の無料化が実施されていることもあり、フライト前にPCR検査も受検予定です。

一方の国際線。総予約数は昨年の2.2倍となる約4万人ですが、これはコロナ禍前2019年比だとわずか13%程の数字。

外国人の入国規制、また、海外でのオミクロン株の爆発的な拡大の中、国際線は厳しい状況が続いているようですが、それでも、4万人もの人が日本と海外の間を行き来するということの方がちょっと驚きました。

<参考資料>JAL HP「2021年度 年末年始ご予約状況

(2021年10月 羽田空港第1ターミナル南ウイング)


■JALオリジナルカレンダーサービスの変更

JALカードのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、プラチナカードホルダー向けに提供されていたJAL FLEETカレンダーですが、2023年版から壁掛け版が廃止となり、同卓上版のみの提供となるとのこと。

これはショックですねー。壁掛け版のFLEETカレンダーは、季節の風景と飛行機が写し出された私のお気に入り。予定も書けて使い勝手も良かったのですが、これが選べなくなるのはとても残念です。

また、卓上カレンダーを選ばない場合は、これまでもらえていたeJALポイントももらえないとのこと。

ANAでも2022年版から壁掛けカレンダーが廃止となっているようで、JAL、ANAともどこから申し合わせた?という感もぬぐえませんが、コロナ禍コストの削減は必須も、利用者サービスが低下するのはちょっと残念です。

せめてダイヤモンド&JGCプレミアステータスホルダーくらいには提供してほしいと思うのですが、一方で今年は2回にわたりFOPのプレゼントがあったことを考えると、致し方ないのかもしれません。

おそらくは、FLEETカレンダーそのものは有償で手に入れることができるのではと想像します。ぜひそうあってほしいところ。


■2022年度JAL FOP(FLY ON PROGRAM)

JALのFOP、いわゆるステータス維持のための「修行」というやつで、このブログではStatu Runと言っていますが、コロナ禍フライトの機会が極端に減ってしまった顧客救済のため、2021年は2回にわたってボーナスポイントが付与されました。

このボーナスポイントによって救済された方も多いはず。2回目のボーナスポンと付与時、すでにJGCプレミアに到達していた私は、東京=広島往復でダイヤモンドステータスとなった救済組です。

来年度のFOPがどうなるのか、非常に気になるところですが、ひとまずJALカードホルダーへの初回搭乗5,000FOPボーナスキャンペーンは、登録制ですが継続となりました。

あとは今年のようなステータスに応じたボーナスFOPの付与があるかどうか?海外の会員向けには2021年度のステータスが継続されるという話も聞こえてきていますが、それが日本国内会員向けに適用となるかどうかはまだ分かりません。すでに2回もボーナスFOPを出している状況を考えると、なさそうな感じがしますがどうでしょう?

新型コロナウイルス感染症も、当初は2022年には収まって航空需要も回復するとの予測がありましたが、現実は変異株の出現で落ち込んだまま。JALにとっては厳しい年となりそうで、収益の低下がどこまで利用者サービスに影響するかが気がかりです。


■ZIP AIR ロサンゼルスへ就航

最後は新規就航のお話。JAL100%出資のLCCであるZIP AIRが、昨日2021年12月25日からロサンゼルス線に就航しました。

もともと長距離LCCをうたうZIP AIR、ここにきてのロスへの就航となりましたが、驚くのはその価格。ビジネスクラス相当になるフルフラットは8万8000円から、エコノミークラスのStandardは2万7500円から。もちろん、閑散期の価格とは思いますが、国内線じゃないの?と勘違いしそうな価格です。

昨日の初便は、わずか40名弱のお客さん+貨物だったとのこと。そりゃあ仕方ないですよね。先の年末年始の予約状況のところでも書きましたが、むしろ40名の予約があったことの方が驚きです。

北米へ低価格で旅行ができるのは、ありがたいこと。個人的にはフルフラットに乗ってみたいですね。コロナ後を見据えた動きとは思いますが、ぜひ成功させてほしいものです。

(2019年1月 成田空港)


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コメント

  1. こたつ猫 より:

    パピルスさん今晩は
    カメラの話です。

    キャノン旗艦機「一本化」
    キャノン御手洗会長 デジタル一眼レフ終了へ

    入門機や中級機
    当面継続する方針

    これからは、ミラーレス機ですね。
    ニコンZシステム(ミラーレス機)に乗り換えました。

    私は、一眼レフカメラとレンズ 58㎜F1.4の1本だけ残して
    一切合切 売却しました。

    • ぱぴるす より:

      こたつ猫さん

      現在のカメラ資産すべてを売却+追い金してフルサイズミラーレス買うだけのお金はないので、
      現在のレンズ資産を大切に、引き続き6Dを使い続けます。

  2. こたつ猫 より:

    パピルスさん今晩は
    >入門機や中級機
    >当面継続する方針
    この「当面」って何年なんだろか?
    まあ4~5年と思ってた方が・・・
    その後も修理とかのサポートも何年だろか?

    鶴の一声 じゃないけど
    キャノン御手洗会長が言った以上
    そう長い期間では、無いでしょうね。

    ニコンもニコンZ9を出してミラーレス機に転換したし
    ニコンZ9は、メカシャッターが無いカメラです。
    (私は、納期未定で予約してます。)