Milawa地区のワイナリー訪問を終えて、そのままWangarattaのホテルに戻ろうと思ったのですが、多くのワイナリーが閉まる夕方5時までまだ少し時間があったので、King Valley(キングバレー)までちょっと足をのばしてみました。
King ValleyはMilawa地区よりも標高が高く、気候が冷涼なため、ピノノワールが有名です。
時間も時間だったので、この日はKing Valleyの入り口にある「King River Estate Wines」のみを訪問することにしました。
Milawa地区からKing Valleyに続く道はこのようなまっすぐな道が続きます。
途中から山々に囲まれるようになります。そしてMilawa地区から約20分ほど走ったEdi(エディ)という小さな集落にそのワイナリーはありました。
昔ながらの製法で作り出すワイン
King River Estate Winesは1990年の設立。1994年に最初のワインを出荷しています。
WangarattaやMilawa地区同様、King Valleyはイタリア人の入植によって切り開かれた土地で、このワイナリーもイタリア人を祖先にもつ方が開いたワイナリーです。
自然酵母を使い、やわらかく抽出してフレンチオークで熟成させる代々伝わる昔ながらのワインづくりを踏襲しているのが自慢とのこと。
ワインもイタリア品種であるサンジョベーゼのほか、メルロー、カベルネソーヴィニヨンを作っています。
訪問した時はもう閉店間際だったので、ピザの販売も終わりに近かったのですが、天気のいい昼間はワインとピザを買って表で楽しむのもよさそうでした。
初めてのサンジョベーゼ・ロゼ
テースティングをさせていただいて…サンジョベーゼ、バーベラなどを堪能。
中でもサンジョベーゼ・ロゼは、他のワイナリーにはみられないもので、暑い日にはさっぱりと飲める、飲みやすいバランスの取れた味でした。ここではバーベラとサンジョベーゼ・ロゼを買いました。
もう閉店も近かったせいでしょうか、オーナーさんがワイナリーの中を簡単に案内してくれました。写真はピザの販売所の隣にあった自作の屋内パーティ会場。
ピザ釜も装備されているところは、さすがイタリアながれを汲むワイナリーといったところでしょうか。
このワイナリーは、King Valleyの入口にあるワイナリーで、標高があまり高くないせいかピノノワールにであることはできませんでした。
ここのワイナリーの訪問を終えてちょうど夕方5時。King Valleyのピノノワールは次回に持ち越しとすることにしました。次回の訪問時は、ぜひピザも味わってみたい、そんなワイナリーでした。
<関連HP>
King River Estate Wines
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