12使徒から西に向かい、ポートキャンベルを超えて車で10分ほど走ったところに、「ロンドンブリッジ(London Bridge)という奇岩があります。
もともとは2つのアーチ橋の形をしていたことから、「ロンドンブリッジ」という名前がついたのですが、激しい波の浸食で1990年1月に陸側が崩壊、今は陸から離れたアーチ1つのみを見ることができます。
現地では3カ所の展望台からその姿を見ることができます。
下の写真は一番遠く、高い展望台からの眺め。写真左側に写っている展望台がメインの展望台です。
冒頭の写真は、真ん中の展望台からの眺め。下の写真は同じ展望台から、残ったアーチのみを撮影しました。
そして、もっとも断崖に近いところからの眺め。かつて断崖絶壁に続いて2つのアーチがあったロンドンブリッジを想像できそうです。
このロンドンブリッジは、12使徒ほど観光客はいませんでした。メルボルンのツアーでは、12使徒がメインで、ロンドンブリッジまでは足を延ばさないようです。
駐車場も小さいものがあるのみで、比較的静かに時間を過ごすことができます。
なお、ロンドンブリッジは展望台から東を眺める形なので、写真撮影には順光になる午後がベストですが、朝日が昇る瞬間も絵になりそうです。
この日は、アーチが1つ崩れてしまったことが納得できるくらい、風が強く、波も高い状態でした。改めて自然の力強さを感じることができました。
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