はとバス英語ツアー Panoramic Tokyo(パノラミック東京)、最初の見学地明治神宮を後にして、一行は皇居東御苑へ。ここから、浅草仲見世、竹芝での昼食へと続きます。
■皇居東御苑
外国人観光客にとって、天皇陛下のお住まいがある皇居は「Imperial Palace」として東京観光のハイライトの1つです。
ですので、皇居に向かうバスの中でも、皇族の家族構成や、男子のみが皇位を継ぐということなど、かなり細かく説明がありました。皇族について、説明の内容をよく知っていたり、また、興味を持ったりした外国人がいたかどうかはわかりませんが…。
ツアーにもよっては、皇居二重橋の前で写真を撮ったり、あるいは外苑を散策したりとあるようですが、今回のツアーは皇居東御苑の散策です。
東御苑は、月・金が閉園。閉園時は皇居前の散策となるようです。この日はとてもいい天気。入口で簡単なセキュリティチェック(手荷物検査)を受けます。
同心番所。登城する大名の供の者を監視していたところ。江戸時代は門の外にあったそうです。
百人番所。江戸時代の検問所、ですね。ガイドさん、こういった話を意図も簡単に英語で解説します。一緒に行ったオージーが、ガイドさんが持っている旗に感動。わかりやすくていいねと。はい、日本のツアーではごくごく一般的なんですよ。海外ではありえない、と話してくれました。
そのまま二の丸庭園を散策。日本庭園の雰囲気を感じるにはとてもいい場所だと思います。それにしても会うのは外国人ばかり。平日の昼間、日本人で来る人はあまりいないか…
帰り道の途中にあった竹林。これも日本の雰囲気を楽しめる一面です。皆一斉にカメラを向けていました。これをバックに記念撮影をする人も。いい写真が撮れると思います。
この日は気温30℃。とにかく蒸し暑くて…真冬のメルボルンから来た私とオージーにはかなりハードな環境。途中の休憩所でしばし涼をとります。
概ね40分ほどで散策終了。バスに戻って次の目的地、浅草へ向かいます。
■日本の「漢字」の紹介、でも…
浅草寺へ向かうバスの車内で、日本の文字についての紹介がありました。3種類の文字(ひらがな、かたかな、漢字)を使いこなす日本人のことを聞くと、アルファベットしか使わない外国人はとてもびっくりします。
以下は、「漢字」の紹介のヒトコマ。手元にホワイトボードをもっての説明。
- 「一」(とボードに書いて)、This means “One”.
- 「二」…This means “Two”.
- 「三」…This means “Three”.
- Do you know “Four”?…横線四本ではなく「四」
なるほど…
- 「木」…This means “Tree”.
- 「森」…This means “Forest”.
- 「女」…This means “Lady”.
- Do you know what this means?…「姦」
いや、これはやばいって。。。答えは「Noisy」。外国人向けのジョークですが、これを外国人が真に受けて真面目な顔して知らない日本人に「This is Noisy」って真顔でいうシチュエーション、まずくないですかね?冗談でも使っちゃいけないと思います。
■浅草寺・仲見世
今や東京に来る外国人が必ずと言っていいほど訪れる「浅草寺」「仲見世」。もちろんこのツアーにもしっかり組み込まれています。
バスは浅草寺の裏手の駐車場に停車。ここからまずは浅草寺の本堂の中へ…いやー外国人だらけ。日本人を探す方が難しい。
このあとは50分間のフリータイム。本堂では「おみくじ」が人気でした。英語版、中国語版もあります。「凶」が出た時だけ結んでくださいねー、とガイドさんから。そのあと、本堂をバックに皆さん記念撮影です。
仲見世でウインドウショッピング。連れのオージーも彼女にお土産を買いたいと、まずは雷門の方へ向かって各店を見て物色します。一昨年もオージーを連れてきましたが、その時よりは少し人が減って歩きやすかったです。梅雨時という季節のせいかもしれませんが、一方で爆買いに代表される、中国人観光客が減ったとも聞きました。
雷門。オージーにはお決まりの記念写真を撮ってあげました。連れのオージーは写真はあまり撮らない、買い物もあまりしない、むしろ雰囲気を味わう派。アテンドの私としてはとても楽でした。
このあと浅草寺裏の駐車場へ戻りながら、気に入った品をお買い物。連れのオージーは彼女に扇子をお買い上げ。私は翌月に招待されているオージー一家にお箸を買いました。
2年前の仲見世は、食べ物を片手に食べながら歩く外国人が多く、店の商品を汚したり、また壊したりといろいろ問題があった頃でした。しかし仲見世でのアナウンスや、ガイドブック等での注意喚起が功を奏したのか、食べながら歩く人は非常に少なくなったように感じました。一方で、店頭撮影禁止の店も増えたと思います。
■昼食
浅草寺の後は、竹芝の「アジュール竹芝」21階にあるレストランで昼食です。到着時、時刻はすでに午後1時。遅い昼食です。
アジュール竹芝は東京都職員の共済施設。レストランからの眺めが素晴らしいです。レインボーブリッジ方面。
食事はサラダ、スープ、メイン、デザート&コーヒーor紅茶のバスツアー特製スペシャルコース。まずはサラダ。
メイン。サーモンの照り焼き和風ソースかけ。これはおいしかったです。サーモンも脂がのってバッチリでした。「照り焼きソース」は今や世界的に知られるようになった日本発のソースです。
いろいろな都合で洋食となったのだと思いますが、やはりここは「和食」で日本を感じてもらえれば、と思いました。
(つづく)
コメント
ぱぴるす様
こんにちは。
ちょうどスカイツリーができてから、中国人の方を中心としたインバウンドで、押上〜浅草はかなりひどい状態になっていました。(当時は割と近いところに住んでいて…)
最近はかなり落ち着いてきましたね。
ちょっとびっくりしまして…
今月初めにアジュール竹芝で研修があり、出張していました。
レストランからの風景が、見た景色とうり二つで…
でも時期を考えたら、全くのすれ違いでしたね。
一応、私は東京都共済組合の組合員ではございませんが…(笑汗←お察しを…)
メロクリさん、こんにちは。
やっぱり、浅草近辺、一時期のドタバタからは少し落ち着いたんですね。私が行った時だけたまたま、ってことではなかったんだということがわかりました。
アジュール竹芝で研修ですか。
レストランは、エレベーター上がって右のレストランです。もし同じところをご利用されていれば、景色は写真の通りですね。
はい、私が行ったのは7月中旬、メロクリさんが行かれる半月ほど前でした。いい景色を楽しませていただきました。