余市蒸溜所にて「竹鶴」を試飲

2017年8月に札幌の実家に一時帰国した際、余市にあるニッカウヰスキー余市蒸溜所まで足を運び、「竹鶴」を有料試飲してきました。
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今回は、「飲む」と決めていたので、札幌からJRで小樽へ。小樽で倶知安行きのディーゼルカーに乗り換えてさらに余市へ。週初めの月曜日でしたが、夏休みだけあって小樽からの汽車もかなりの乗車率。

小樽から約25分の乗車で余市駅到着。ニッカウヰスキーは余市駅前なので迷うことはありません。
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滞在時間約1時間なので、見学の意思、まったくなし(笑)。そのまままっすぐ直売所へ。ここでオーストラリアへ持って帰るウイスキーを物色。前回同様、余市蒸溜所限定の原酒をゲット。
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そのあとは、お目当ての有料試飲コーナーへ。
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(前回訪問時撮影)

カウンターで、「竹鶴17年」「竹鶴21年」をショットで注文。各300円ちょっと。
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久しぶりに、やっと飲めた「竹鶴」。私はスモーキーフレーバーが強い21年よりもマイルドな17年の方が好み。係の方に伺うと、竹鶴は本当に限られた数だけ作り続けていて、すべて決まった問屋さんに卸しているのだそうです。

NHKドラマ「マッサン」が始まる前、ちょうど私がオーストラリアに住み始めた頃は成田空港の免税店で3,500円くらいで簡単に手に入っていたのですが、今や幻のウイスキーになりつつある逸品をようやく口にできて大満足~♪

「せっかく来たのでしたらシングルカスクもいかがですか」、と勧められるままに1杯。「シングルカスク」は樽から出してそのまま瓶詰したウイスキー。以前は市中にも出回っていたそうですが、今はこの蒸溜所でしか飲めないそうです。

1杯1,000円。すすきののバーで普通のウイスキーをショットで飲むこと考えれば、シングルカスクのショット1,000円は安い安い。
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ブレンドしていないシングルカスクを飲むのは初めて。ブレンドの味とは全く異なる、個性的な味。樽1つ1つが異なる味を持っており、樽の個性に向き合って飲むのがシングルカスク、という感じでしょうか。文章では表現しにくいです。

場内には無料の試飲コーナーもありますが、そちらの盛況とは打って変わって、有料試飲コーナーはウイスキー好きが集まって、皆思い思いにゆっくりとグラスを傾けます。市中では見かけることがないレアなウイスキーたちに囲まれて飲む1杯は格別です。
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結局、トータル3杯をじっくりいただいて帰路につきました。今度はいつ来れるでしょうか。

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コメント

  1. ginger より:

    ぱぴるすさん
    こんにちは~。
    竹鶴を教えて頂いた以降、いろいろ探してみましたが、私が利用する酒屋では、竹鶴17年どころか(21年もあるんですね!)見つける事は出来ませんでした。

    反面、竹鶴よりもっと高いウィスキーの数々は
    販売されているので、その希少性を改めて認識させられました。

    電車賃出してでも、はるばる蒸留所に行く価値が非常に高い昨今なんですね!

    記事を拝読して、久しぶりに、また、
    札幌→小樽経由で行ってみたくなりました。

    シングルカスクも非常に興味がありますが、
    サントリー角のようなブレンディットに慣れている私にとっては、おそらく、強すぎる味に感じるような気がします。でも、飲んでみたいです(笑)。

  2. ぱぴるす より:

    gingerさん、こんにちは。

    竹鶴は今や、ネットでしか手に入らないと思います。
    値段も軽く1万円超え。もはや高級酒です。もっと気軽に飲めるいいウイスキーだったのですが…

    余市の蒸溜所、ぜひ訪れてみてください。
    シングルカスクは、おっしゃるようにブレンディッドに慣れている人には最初、スモーキーフレーバーがきつ過ぎると感じると思いますが、一口、二口と飲むにしたがって、そのスモーキーフレーバーが逆に心地よくなってきます。
    水を飲みながらじっくりいただくのがお勧めと思います。ぜひ1杯!