メルボルンのショッピングで、マーケットは欠かせない存在。特に新鮮な食材を求めるなら断然マーケットです。
中でも、「クイーンビクトリアマーケット(Queen Victoria Market)」や「サウスメルボルンマーケット(South Melbourne Marketは」有名ですが、私がいつも使うのは、メルボルンで最も古い「プラーランマーケット(Prahran Market)」。
おしゃれな街、サウスヤラ(South Yarra)にあるので、他のマーケットよりも若干お高めですが、一方でより地元に根差したマーケットでもあります。すぐそばには日本の食材を扱う「フジマート」があり、とても便利です。
メルボルンCBDからはトラムもしくはメトロでアクセス可能(フリンダースストリート駅前から6番Glen Iris行のトラムでChapel Street下車)。
メトロの場合は「South Yarra」で下車してChapel Streetを15分ほど歩きますが、おしゃれな街並みをのんびり楽しみながら歩くのも悪くありません。
記事の最初の写真は、Commercial Roadに面した、いわばマーケットの正門。こちらは裏口。なおこの裏口の向かいに立体駐車場があり、駐車料金も1時間2ドル程度と激安なので、若干の渋滞が苦でなければ車でのアクセスも不自由がありません。
新鮮な果物。値段は1kgあたりの表示なので、パッケージ売りになれた日本人には、最初はピンとこないかと。
肉・魚類。寿司ネタに使える刺身なども買えます。先日は「いくら」も発見!さすがに超高くて手が出ませんでしたが、市中のスーパーにはない珍しい食材も手に入ります。
パンなどを売っているDeliのコーナー。正面側から入るとすぐのところにあります。
このマーケットの歴史も紹介されています。正面は昔のままなんですねぇ。。。
Prahran Marketには、いろいろな国の料理が市中より安く楽しめる屋台があります。昼食などには最適。オープンエリアがあり、晴れた日は屋外で食事を取ることができます。
この日は中東の「ファラフェル」をいただきました(写真手前の屋台)。
ファラフェルはひよこ豆もしくはそら豆に香辛料を混ぜて揚げた、ミートボールのような食べ物。食べてみるととても豆からできたものとは思えず…一緒にサーヴされるパンのようなものと一緒にいただくと、いっそうおいしいです。これで9ドルほど。
その他、アジアンテーストもあります。屋外には韓国料理のお店。
マーケットの中には「わっしょい」という鶏肉を炭火で焼いたどんぶりを出してくれる日本食屋さんもあります。日本人にはありがたい味。
そして、マーケットの隣にある、日本食材店「フジマート」。日本の食材、お酒から100均に売っているような便利なものまで、日本の物ならおおよそ何でも手に入る、在留日本人には欠かせないお店。
Queen Victoria Marketのようなお土産屋さんはないですが、メルボルンの日常を感じるにはとてもいいマーケットだと思います。私は周辺のSouth Yarraの雰囲気とあわせて、このマーケットがお勧めです。
◇Prahran Market
月 定休日
火~土 7am~5pm
◇Fuji Mart
月~土 10am~6pm
日 10:30am~4:30pm
コメント
ぱぴるすさん、こんばんは。
ここのマーケットにトラムで行ったことがあります♫
かなりセレブなマーケットで結局何も買わなかったですが、大きすぎず小さすぎずいいサイズですよね。
鮮度はサウスメルボルンマーケットの方が良いかなと思いました。
えみちんさん、コメントありがとうございます。
South Yarraにあるという場所柄、他のマーケットとは違い、ちょっとお洒落なマーケットだと思います。
おっしゃるように大きさもちょうどいいかと。
鮮度については、いい時、今ひとつな時とまちまちのような気がします。
生鮮食品の店よりも、カフェや屋台が混んでいる、そんな印象です。