マンチェスター市内散策

2017年10月8日、午前中少し時間があったので、2時間ほどマンチェスター市内を散策しました。

ヨーロッパ観光は、各国の歴史的建築物が醸し出す街並みを楽しむのがその一つ。ヨーロッパ初上陸の私にとって、最初の観光がマンチェスターになりました。

マンチェスターは、19世紀の産業革命において中心的な役割を果たした街。リバプールまでの鉄道が敷設されたことにより、主要産業であった綿織物が世界中に輸出され、その名が知れた街です。

今では、綿産業も衰退、人口も当時の約半分の40万人ほどになってしまいましたが、産業革命当時の街の雰囲気を残しているともいわれています。

(マンチェスター市庁舎)

ホテルを出てまず目に入ってきたのが中華街の門。このマンチェスターの中国人の人口は全体の1.5%ほど。多いか少ないかはともかく、こじんまりとした中華街。

街にはトラムが走ります。トラムはメルボルンでおなじみなので、とても親近感がわきます。乗ってみてもよかったのですが、街の様子をうかがうには、やはり歩くのがいちばん。

Piccadilly Garden(ピカデリーガーデン)。市内中心部の市民憩いの場。

Queen Victoria(クイーンビクトリア)像。こういった像にもいろいろと意味があるようなのですが、私はさっぱりで、ただ「すげー」の一言(笑)

市内中心部、Market Street(マーケットストリート)駅。日曜日朝からかなりのにぎわい。

Manchester Arndale(マンチェスターアーンデール)という、市内中心部にある大きなショッピングモール。

ショッピングモールの中を歩いてみました。朝早いため、まだ閉まっている店が多かったのですが、日中はかなりの賑わいになること間違いなし。

スーパーマーケットのALDI(アルディ)。オーストラリアでもお馴染みのスーパー。見慣れた看板を見ると、なんだかホッとしてしまいます。

National Football Museum(ナショナルフットボールミュージアム:国立サッカー博物館)。マンチェスターユナイテッドに代表されるサッカーの街ならでは。取り立ててサッカー好きというわけではなく、また時間も限られている中での観光なので、外観だけ。

この博物館のそばにあるのがマンチェスター大聖堂…大聖堂の厳かな造りを見たかったのですが、残念ながら改修工事中。

「わがまま」…実は日本食のレストラン。市内でいくつか見かけました。

Corn Exchange Restaurants(コーンエクスチェンジレストランツ)。いろいろな国の料理が楽しめるレストランが入っているとのこと。

The Royal Exchange Theatre(ロイヤルエクスチェンジシアター)。かつて綿花の取引所だったことに由来する名前の劇場。

1712年に建てられたSt Ann’s Church(聖アン教会)。

The John Rylands Library(ジョンライランズ図書館)。マンチェスター大学の図書館で1890年代に建てられたもの。

世界で最も美しい図書館の1つとして数えられている図書館。無料で見学ができるとのことなので、ちょっと入ってみます。

ビクトリアン・ゴシック様式の建物の中は、非常に厳か。見学ツアーも開催されていました。

各部屋には、古い書物が展示されているのですが、書物は撮影禁止、建物は撮影OKとのことで、内部の雰囲気だけiPhoneで撮影。こういうところではやっぱり一眼を使いたいです。

とても図書館とは思えない雰囲気。

5階。ハリーポッターの世界を彷彿とさせる雰囲気。資産家John Rylands氏の死後、奥様が10年の歳月をかけて造ったという、教会風の図書館だそうです。これだけの図書館を私財で造るというのはすごすぎます。

一般見学者の傍らで、学生さんが勉学に励んでいるので、見学者もそーっと静かに見学します。

こうしたテーブルでちょっと休憩して、この図書館の雰囲気を存分に味わうのも◎。

図書館を後にして、マンチェスター市庁舎の方へ向かいます。

マンチェスター市庁舎。19世紀半ばに建てられたネゴゴシック建築の代表的な建築物で、マンチェスターのシンボル。100万ポンド、1400万個のレンガを使って造られたというから驚きです。

マンチェスターの街を約2時間でぐるっと回りました。見どころが市内中心部にまとまっているので、観光しやすいと思います。トラムを使うともう少し広範囲を観光できるでしょう。

後日、ロンドンにも行ったのですが、私にはマンチェスターくらいのんびりした街の方が過ごしやすかったです。

最後にちょっと腹ごなしにスタバでランチ。オーストラリアと同様にコーヒーのFlat Whiteが楽しめたのがうれしかったです。

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