Kea Point Track & Sealy Turns Track (ケアポイントトラック&セアリーターンズトラック)

アオラキ・マウントクック国立公園には、フッカーバレートラックのほかにも魅力的なトレッキングコースがたくさんあります。

2017年11月7日、その中の2つ、ケアポイントとセアリーターンズの両トラックを歩いてみました。


(Kea Pointからの眺め)


■Kea Point Track

前日に引き続き、White Horse Hill Campsiteの駐車場にやってきました。ここからKea Pointまでは、距離1.5km、片道約30分のトレッキングです。距離が短く、高低差もあまりないので、軽装で歩くことができます。

最初はなだらかな整備された道を歩きます。

途中から、山道になります。足元には大きな石も転がっているので要注意。この日は非常に風が強く、また山々の標高が高いところに雲がかかっていて、雪が降るというあいにくの天気。

30分弱でKea Pointに到着。ちょうどミューラー湖の南側、前日フッカーバレートラックから見たミューラー湖の左湖岸に立っていることになります。

氷河が溶ける際に残った砂礫でできた氷河湖越しに、マウントクックを望むことができます。

そして手前の山肌に見える氷河。切り立った断面から見えるターコイズブルーが鮮やか。結構感動します。

Kea Pointからの全景を示した解説ボードがありました。それにしても風が強い…カメラの三脚も動いてしまうほどの風だったので、早々に下山します。

■Sealy Turns Track

Kea Pointからの戻り道を、案内板に従って途中で曲がるとMuller HutにつながるSealy Turns Trackに入ることができます。

このSealy Turns Trackは、標高1802mにある「Muller Hut」という山小屋につながるトレイルで、体力に自信のある人向けの本格コース。ふもとのキャンプ場から約1000mの登山になるので、トレッキングシューズなどは必須です。

約3キロほどの急坂を昇ると平地に出るのですが、天候が悪いときは歩きにくいこともあるため要注意です。

登り始めますが、とても急な階段を延々登ります。1段の段差が大きく、外人の長い脚向けに作ってあるようで、日本人には1段が大きすぎます。

途中、上から降りてきた男性の方と話したところ、この先10分ほどから上は吹雪だとのこと。強風と、急坂でだいぶへばっていたのとで、山頂の平地を見ることなく下山を決意。

そんなわけでこれといった写真はありません。体力の衰えを痛感し、Sealy Turnsを登りきることが、次回来た時に目標になりました。

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