Aoraki / Mt. Cook National Park Visitor Centre (アオラキ・マウントクック国立公園ビジターセンター)

2017年11月7日 午後からの雨でトレッキングは中止。ビレッジ内にある「Aoraki / Mt. Cook National Park Visitor Centre (アオラキ・マウントクック国立公園ビジターセンター)」を訪れてみました。
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本来は、マウントクック国立公園内のトレッキングを始める前に訪れるべきところではあるのですが、そこは天気との相談、すっかり通常とは逆のパターンになってしまいました。

入口にある情報掲示板。気象情報はもちろんのこと、各トレイルの地図や状況が細かく記してあります。この日からしばらくはあいにくの天気が続きそうとの予報。昨日フッカーバレートラックを歩いて正解でした。
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中は結構凝った作りで、お金がかかっていてデザイン性に富んでいます。こういうところが日本のビジターセンターとは大きく違うところ。
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その昔、多くの探検家のあこがれの的だったマウントクック。その歴史が紹介されています。当時の人たちが使った道具の展示。実際に手に触れることができます。
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ハーミテージホテルの歴史も紹介されています。1884年に初代ハーミテージホテルが完成。
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その建物も1913年、2度にわたる洪水で倒壊。翌1914年2代目ハーミテージホテルが完成。
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その2代目の建物は1957年の火災で焼失したものの、9か月後には3代目のハーミテージホテルが完成。ハーミテージホテルは、昔からこのマウントクックを訪れる人の拠点であったことがよく分かります。
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地階もあるようなので行ってみましょう。
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国立公園内の立体模型から
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その昔、マウントクックの登頂に挑んだ探検家たちの服装、装備などが展示されています。ジャケットにネクタイして山に登るというのは、、、今ではとても考えられないこと。でも、そういった当時の写真が多く残されているのにはびっくりしました。
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運搬用のそり。当時の苦労が写真とともに紹介されています。現代の装備がいかに進んでいるかを実感。
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当時の山小屋の復元。とても粗末な建物だったことがわかります。
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実際に使われていた無線機。
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一番奥には、よくあるビデオ鑑賞コーナー。いま問題となっている地球温暖化に伴い、マウントクックの自然がどう変わっていっているかを説明しているビデオでした。

最近の氷河の交代は著しく、このまま温暖化が進むと、氷河はもっと溶けてなくなってしまうのではないか…私たちにできることは何でしょうか。英語のビデオでしたが、30分ほど見ていました。
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再び1階へ。売店があります。ジャケットやTシャツなどはハーミテージホテルより少し安い感じ。その他、書籍、小物等々。
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お土産なども、ある程度ここでそろうかと思います。
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アオラキ・マウントクック国立公園のすべてが詰まったビジターセンター、できればトレッキング前に立ち寄ってみるのがいいと思います。

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