ツアーで予約した札幌行きのフライトをあきらめた話(2022.1.14)

今日は、自分の中ではめったにない、フライトは条件付きとはいえ運航したものの、自らフライトをあきらめた、という話です。

1月14日朝6:30すぎ、羽田空港にやってきました。フライトは9:10発JL507便新千歳空港行き。出発の2時間半前に空港に着く、というのは、空港やらラウンジをのんびり楽しむ私にとってはごく当たり前のことなのですが、この日は理由がちょっと違っていました。

朝4時過ぎに起床。すかさずJALのHPをチェック。するとこの日の羽田発新千歳空港行きのフライトは全便が条件付き、航空券の特別な取り扱いをすることを示す「!」の表示。

天気予報を見る限りでは、条件付きとはいえ何とか運航するだろうという見通しは立ったのですが、問題なのは数日前からの大雪でマヒしている、新千歳空港から札幌までの地上交通手段。

数日前のニュースでは、電車が一晩駅で立ち往生したとか、普段の冬とは少し違う話が報道されていて、この日も影響が残るのでは?という不安から、まずは空港に行って情報収集して、最終判断をしよう。これが朝6:30に羽田空港に来た理由です。


■フライト

空港に着くなり電光掲示板でフライトの状況を確認。ひとまず条件付きで飛ぶようです。


最終判断は出発の30分前くらいまでにすれば、保安検査場を通過できるので、同じく条件付き運行となった6時半ころ出発の新千歳行き第1便が着陸できるか、そして雨雲レーダーで新千歳空港周辺の雪の予報を収集します。

さらに、JR北海道のHPで新千歳空港発の列車の運行状況をチェック。こちらは雪による除雪の影響で1時間に1本程度の運航。

新千歳空港から札幌へは高速バスでも移動できますが、義理の弟の情報で、高速は大渋滞、さらに市内も除雪した雪によって車線が減少、大渋滞とのこと。これを聞いて、「バス」という移動手段はあきらめます。

ここでコンビニで買ったパン、サラダとスタバで買ったコーヒーで朝食をとりながら引き続き情報収集。第1ターミナル中央3階エレベーター前にソファーエリアがあり、人も少なく食事はベストな場所でした。


■最終判断

新千歳行き始発便は概ね予定通り着陸の情報をゲット。Flightradarでもそれを確認します。JR北海道は昼頃まで増便になる予定はなし。むしろ間引き運転はひどくなるような感じです。

高速バスはNG、予定も先延ばし可能な予定、フライトは条件付きで航空券の特別な取り扱いをする「!」マーク付きだからツアーでも払い戻し対象になる…だったら、無理していくことないか、ということで、この日のフライトをあきらめました。

以前の私なら、多少無理してでも飛行機に乗ったでしょう。仮に引き返したとしても、それはそれでブログのネタになるわけだし…。でも、今回は地上交通の状況が悪すぎです。

翌日知ったことですが、やはりJRも大幅間引き運転、かつものすごい時間の遅れも発生、さらに電車は「密」だったとのこと。判断は正解だったようです。


■ツアーのキャンセル

通常は、航空券のみの予約なので、「!」対象便はHPで払い戻し手続きをすれば自動的に手数料なしで全額が戻ってきます。

しかし今回はJALパックの「ツアー」で申し込み。

JALパックのツアーで、往路のフライトに航空券の特別な取り扱いをする「!」が旅行出発日当日に付いた場合は、その日あるいは後日JALパックに電話をすれば、フライトについては手数料無料でお金が戻されます。

ホテルの代金も概ね全額払い戻しになるようですが、ホテルの中には一定の手数料を取るところもあるとのこと。

今回は、一旦帰宅後、JALパックに電話したら、JALパックの方でホテルに確認していただけて、最終的に手数料不要、全額払い戻しとなりました。

ツアーでこうしたキャンセルの経験は初めて。札幌に行けなかったのは残念ですが、ツアーのキャンセル方法などについてを知ることができた良い機会でした。


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