冬の空を鮮やかに彩るオーロラは、誰しも一度は見てみたいもの。2018年4月4日、宿泊したHagafell 2で、見事なオーロラを初めて見て、カメラに収めることができました。
夜23時半頃、先に疲れて寝ていたところを妻に起こされて外を見てみると、空が緑色に彩られていて…まさにオーロラの出現です。慌ててカメラ、三脚を準備して屋外へ。
オーロラは刻一刻とその姿を変えていきます。先の姿を残しつつ、新たな模様が空に広がります。
ゆらゆらと動くその様は、まさに空に引いたカーテンが風でなびいているかのようです。
また強くなりの繰り返し。このあと残念ながら雲がかかってしまったため、天体ショーはここまで。1時間半、存分にオーロラを楽しむことができました。トータル70枚以上のオーロラを撮影。
翌4月5日。この日は朝から快晴で夜も雲1つない晴天の予報。前日以上のオーロラが見えるのでは、と期待に胸を膨らませて夜を迎えますが、肉眼ではうっすらと見える程度。それでもカメラに収めてみると、虹のようなオーロラを写すことできました。
アイスランドは「オーロラ・オーバル」というオーロラが出やすいオーロラ帯に国土のほぼ全部が覆われていて、オーロラを観測しやすいと言われています。さらに、沖を流れる暖流の影響で、冬も氷点下2~5度程度と、オーロラ観測で有名なカナダのイエローナイフより非常に温かい条件で観測することができます。
冬はレイキャビクからオーロラツアーも数多く催行されているようですが、できるなら、地方の宿で数日泊まり、明かりが少ない静かな環境でオーロラを観測するのがおススメです。
その日のオーロラの発生予報は「Aurora forecast for Iceland」が便利です。もちろん、100%当たるとは限りません。また、夏の間は白夜で明るいため、見ることができませんのでご注意を。
このオーロラを生で見て、そしてカメラに収めることができたことは、これまで数多くの写真を下手なりに撮ってきた自分の中で、最も感動的でした。
コメント
ぱぴるすさん今晩は
>見事なオーロラを初めて見て、カメラに収めることができました。
素晴らしい、、羨ましい。
私も死ぬ前には1度くらいは見てみたいですね。
ただ優先順位で
地中海沿岸部とか
カナダ本土近くのプリンスエドワード島
の方が先に行きたいのですが
こたつ猫さん
ご覧いただきありがとうございます。
いや、ほんと偶然だったんですよ。狙っているとなかなか見られないとも聞いたことが…
本当にきれいでした。
優先順位の中に入れてみてください。