JALビジネスクラス・SKY SUITE(SS9)搭乗記(JL771 成田→シドニー 2017.3.28)

2017年3月28日 いつもどおりJAL771便にて成田からシドニーに向かいます。

いつも利用するシドニー線ですが、これまでと大きく違うのは2日前から使用機材が777-300ER→787-9に変わったこと。これまでJAL、ANAほか数多く飛行機に乗ってきましたが、実はボーイング787とはあまり縁がなく、ANAで1回搭乗したことがあるだけでした。JALでは初の787、しかも最新の長胴型787-9、ビジネスクラスはスカイスイートSS9です。
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チェックイン…シャワーの空きチェック

羽田に新千歳からの512便ファーストクラスで到着した後は、リムジンバスで成田まで移動。17:00頃、第2ターミナルLカウンターに到着、さっそくチェックインです。
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チェックインでシドニーまでの771便と乗り継ぎのメルボルンまでのカンタス便の搭乗券を発券してもらいます。同時にサテライトのシャワールームの空きを尋ねます。

「○○様、サテライトのシャワールームは現在空きがありますが、サテライトまで移動していただくことになりますがよろしいのでしょうか?」
「構いません。ペリエが飲みたいのでサテライトまで伺います。」
「シャワールームの予約は承ることはできませんが、現在は空いておりますのでよろしくお願いいたしします。」
「ありがとうございます。」

サテライトラウンジ

チェックインが済んだら優先レーンからそのまま出国します。バスの到着~ファーストクラスLカウンター~優先レーンの導線の良さはいつも感心します。
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771便は本館65番ゲートからの搭乗ですが、構わずまっすぐサテライトラウンジへ。これもすっかり慣れました。
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入口で搭乗券を見せます。
「〇〇様、お待ちしておりました。シャワールームまでご案内いたします。現在空いていますのですぐお使いになれます」と、シャワールームまでエスコートしていただきました。
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ちなみに、サテライトのシャワールームの受付は18:00までだそうです。ということは、前回3月7日の時は、すでにシャワールームの受付は終わっていたのに使わせていただいた、ということが分かり…係の方にお詫びしました。なお、マッサージサービスは18:45が最終回でそれまでは受付していただけるようです。
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シャワーを浴びてさっぱりしたら…係の方がペリエをおつまみ、水と一緒に持ってきてくれました。前回に引き続いてのサービス、大変感謝です。
写真はすでに2杯目、ワイングラスで飲んでみた時のものですが、サロンのように香りが立つということはなく…ペリエはシャンパングラスで普通にいただくのがよさそうです。
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この日は他にお客様がおらず、完全貸し切り状態。ペリエを持ってきてくれた係の方としばし歓談、楽しいひと時を過ごすことができました。
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行きのファーストクラスで飲んだ「風のルージュ」の赤がありました。これがまたおいしかったです。
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搭乗

時間になったので、65番ゲートに向かいます。こちらが本日初めて搭乗する787-9。
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隣のゲートには再び成田乗り入れが始まったエミレーツのA380。やっぱりデカい!のひとこと。
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優先搭乗で搭乗します。座席は3A。この席、写真をよく見ていただけると分かるのですが、座席のすぐ左にある窓がない席です。が、特に不自由は感じませんでした。機体番号は調べなかったのですが、まだ納入されて間もないようでピッカピカ!
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アメニティ。ゼロハリバートンとのコラボ。かなりの回数を乗っているので、だいぶいろいろな種類のポーチが集まりました。
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23インチのモニター。ファーストクラスと同じ大きさ。エアウィーブは通路側の方に迷惑がかかるので、事前に足元に置いておきます。
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モニター操作用のリモコン。SS7と同じスマホタイプです。
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グラスが置けるように、グラスの大きさ分だけ少し膨らんでいるサイドの物置き。SS7はストレートなので、こちらのほうが便利です。
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スカイマンガ、も楽しめるようです。昭和生まれの私にいいのですが、今の若者には古い(古すぎる)かと。
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離陸・機内サービス

ほぼ定刻にドアクローズ、プッシュバック。滑走路の混雑もなく、割とスムーズに離陸しました。
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シートベルト着用サインが消えてから食事サービス開始。前回3月7日は和食だったので、今回は洋食の肉料理を頼むことにしました。

アミューズ・ブーシュ

  • 胡麻豆腐 山葵のせ、フレッシュチーズとトマトのサラダ
  • ワイン:マーフィーグッドカリフォルニア シャルドネ2014

これは和食と共通。山葵が効いた胡麻豆腐がお気に入りです。
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オードブル

  • 春キャベツと花のサラダ、国産牛のローストビーフと山葵のソース
  • パン:メゾンカイザー特製プチアサス、オートミールとコーングリッツ

美味しかったのですが、アミューズの山葵、メインの肉とかぶってしまうのがちょっと残念。
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メイン

  • 和牛サーロインステーキのマスタードソース。
  • ワイン:クライン・サルゼ ヴィンヤード・セレクション・ピノタージュ 2015。

久しぶりの和牛です。ワインは南アフリカのミディアムボディ。
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ミディアムレアで焼き加減もばっちり!(特に焼き加減を聞かれたわけではありません)
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デザートの前に

  • チーズプレート

お決まりですが…ファーストクラスだとチーズの解説付きなんだよなー。
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デザート

  • プロフィットロールミント

ディナーはリズムよくサーブされて特に不満はなし。
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機内散策

ビジネスクラス(セカンドキャビン)
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プレミアムエコノミークラス
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エコノミークラス。どのクラスもLEDの照明がやさしさや落ち着きを演出してくれます。
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顔見知りのCAさんに遭遇

席に戻って寝酒にウイスキーを注文した時のこと。搭乗時からチーフの方、一度シドニー線でお会いしたことがあるのでは?との話になり、これがビンゴ!白州のロックを注文したのですが、裏メニューとしてある「あたりめ」をつまみと一緒に持ってきていただけるというサービス。ありがとうございます。ぐっすり眠りにつきました。
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お皿の裏には鶴丸。お皿はノリタケ製なんですね。
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到着前の食事

リフレッシュメント

  • フルーツの盛り合わせ
  • オレンジジュース
  • コーヒー

今回は到着2時間前にアラカルトのオーダーを終了するとのこと。777-300ERは1時間半前でしたが…。結局起こしていただくようにお願いし、起きたらフルーツを食べて、また一眠りでした。
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787になって、アラカルトの品目が少し少なくなりました。夜行便なのであれこれ食べたりしませんが、ちょっと残念かな。また、787は機内の湿度が下がりすぎないようになっているとのこと、確かに寝て起きた時ののどの渇きは777-300ERとは違い、楽でした。

到着

シドニー到着前に見える朝日。進行方向左側のA席しか見ることができません。今回は広角レンズだけだったのでこんな感じの絵になりました。このブログの表題のバックに写っている写真も、過去に771便に搭乗した際に撮影したものです。

シドニー線では、シドニー行きは朝日、成田行きはバタフライアイランドがお楽しみ、いずれもA席がお勧めです(バタフライアイランドはたまに進行方向右側になることがあります)。
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ほぼ定刻にシドニー到着。
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今回初めて787-9のSS9ビジネスクラスに搭乗しましたが、エンターテイメントがMAGIC Ⅵでバージョンアップされていることと、中央列のつくりが777が3列、787が2列のため、細かいところが少し違うこと以外は、大きな違いはなさそうです。

騒音、機内湿度、照明などの快適性は、最新鋭の787-9に軍配が上がります。一方で777-300ERはやはりその存在感が素晴らしい。ファーストクラスを含む4クラス制と、機体の大きさからくる安定性は、さすがといったところでしょう。777-300ERにあったギャラリーが787-9にないのがちょっと残念です。

このあと、7月・8月と771便に搭乗する予定があるので、もう少しいろいろな角度から両者の違いを見ることができればと思っています。

それにしても、今回も顔見知りのチーフの方にお会いできたのはビックリでした。顔見知りの方がいらっしゃると、旅もまた楽しくなるかと。一期一会を大切にしたいですね。
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コメント

  1. メロンクリームソーダ より:

    初めまして。

    ときどき楽しく読ませていただいております。
    実は8月頭に、この便で往復する予定(特典航空券で妻と)なんですが…
    行きはプレエコ、帰りビジネスでACを共に指定してあります。
    8月頭で6時過ぎ着だと、さすがにシドニー到着前に日の出を見るのは厳しいでしょうか?

    行きは夜行便なので、当日空席があれば、席が離れてもマイルでアップグレードも考えています。ただ、その場合は左側窓席は厳しいようです。

    初めてのオーストラリア、ニュージーランドでなかなか勝手も分からず(妻はニュージーランドでワーキングホリデーの経験あり)…

    でも、旅行は楽しみにしています。
    (シドニーからオークランドは、ワンワールドでレアなラタムチリを使います。)

  2. ぱぴるす より:

    メロンクリームソーダさん、はじめまして。
    いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

    さて、ご質問の8月上旬に機上から日の出をみることができるかどうかですが、
    非常に微妙なところ、というのが答えです。

    8月上旬、仮に8月8日とすると、シドニーの日の出は6:41でそれより30~40分くらい前から明るくなってきます。
    上空だとこれよりも早く日の出を見ることができるのですが、雲がどの程度あるかによっても日の出時刻が異なってきます。
    天候次第でひょっとしたら着陸前に見ることができるのでは、と思います。

    私は日の出前の空がグラデーションに彩られる瞬間が好きです。
    これも条件次第なのですが、この瞬間は晴天ならシドニー着陸前に見ることができると思います。
    プレエコだとちょうど翼の上になってしまうのですが、左旋回した時、下が空とともによく見えるチャンス。
    シドニー着陸直前は主に左旋回が多いので、天気が良く滑走路への進入経路に恵まれれば上空からオペラハウスを見ることができると思います。

    奥様とのオーストラリア・ニュージーランド旅行、とても楽しみですね。あわてずのんびり構えれば、奥様が過去にNZでワーホリ経験もあることですし、きっと大丈夫だと思いますよ。

    シドニー⇔オークランドでラタムチリ便があるのは初耳でした。
    調べてみると値段も他社とそう変わらないようなので、もし次回オークランドに行く機会があったら利用してみたいと思います。
    情報ありがとうございました。