2016年7月13日 JAL772便(JL772) シドニー→成田のファーストクラスに、ビジネスクラスからのアップグレードで搭乗しました。
今回は、成田への往路はファーストクラス、オーストラリアへの復路はビジネスクラスを選択しました。これは、これまでの経験から、シドニー⇔成田間のファーストクラスに乗るなら昼間便、という結論に至ったからです。
今回は仕事+ちょっとプライベートでの日本行き。
メルボルン→シドニー→成田/羽田→新千歳→羽田→出雲→羽田/成田→シドニー→メルボルンのフライト。これを10日間でこなします。
メルボルン⇔シドニーを除く、その他の区間はすべてJAL便。しかも、すべての便で搭乗したクラスのバルクヘッドに座るという、ちょっと変わったフライトでした。
題して「バルクヘッドの旅」とでも言ったらいいでしょうか。
チェックイン
朝6時半、シドニーキングスフォード国際空港の国際線Aカウンターにやってきました。今年の冬ダイヤ(日本の夏ダイヤ)から、JALはAカウンターでのチェックインです。
各クラスのカウンター入口を示す案内表示板が新しくなりました。
ファーストクラス入口に敷いてある赤じゅうたんは日本と同じです。
ファーストクラスチェックインカウンターでチェックイン。電光掲示板も新しいデザインになりました。が、係員の方は、いつもの方(日本語が話せるカンタス航空の男性)です(笑)。
ラウンジ
チェックイン後、早々に出国してカンタスラウンジに向かいます。ファーストラウンジ入口の案内表示も新しくなっていました。
ラウンジからはおなじみの光景。搭乗機は25番ゲートでしばしの休息中。
隣のカンタス航空B747はロスからの到着便。見ていると、B747も久しぶりに乗ってみたくなります。
搭乗・離陸
搭乗時刻になったので、ゲートへと足を運びます。ゲートではファーストクラス専用レーンはなく、ビジネスクラスの列に並ぶように言われました。そんな扱い?
2月に初めてJALファーストクラスに搭乗した時と同じ25番ゲート。搭乗橋は1本。なので、よく言う「運命の分かれ道」なるファーストクラス専用レーンもありません。
運命の分かれ道がないからファーストクラスの優先搭乗もなかったのでしょうか?
席は1A。実は最初は2Aを予約していたのですが、HPからは1Aが指定できなかったため、当日空港で席を替えていただきました。
その情報が客室には届いておらず、、、CAさんは2Aにアメニティなどをしっかり用意していたようで、、、申し訳なかったです。
ウェイルカムドリンクにオレンジジュースをいただき、さらに機内での過ごし方を尋ねられました。とにかくゆっくりしたかったので、ゆっくりくつろぎたい、とお答えしました。
食事のタイミングも尋ねられ…これは初めての体験でしたが、普通に出していただいていいですよ、とお答えしました。
8時15分ドアクローズ。離陸に向けての誘導路で羽田からのANA機とすれ違い。こちらも一度は搭乗してみたいと思っていますが、機会があるかどうか…
離陸です。こんな絵が撮れるのもファーストクラスならではでしょうか。
機内サービス…1回目の食事
上空でシートベルトサインが消灯したのち、お食事サービス開始。まずはサロンをいただきます。そういえば、サロンのボトルを撮影するのは初めてかも。
サロンは、JALが破たんした時、他の航空会社が導入したいとこぞってサロン社を訪れたそうなのですが、サロン社はJALにしか出したくないということで、今日までこのサービスが続いている、という話を伺うと、貴重な一杯がさらに貴重になります。
サロンをワイングラスでいただきつつ、メニューにないアミューズをいただきます。サロンをワイングラスでいただくと、沸き立つ泡と一緒に素晴らしい香りが楽しめます。私はこの香りが大好きです。
この日は洋食をいただくことにしました。まずはアミューズブーシュ。
シーフードガスパチョムース、仔牛フィレ肉のロースト トリュフヴィネグレット。引き続きサロンでいただきます。
パンに付け合わせのバターは、有名な「エスレ」ではなく、オーストラリア産のバターでした。味は申し分なし。今度探してみようと思います。
この後はアペタイザーなのですが、メニューを見てどうも気が進まず…メインを魚と肉、1種類ずついただけないかお願いしたところ、快諾していただけました。この日のファーストクラスは私を含めて2名の搭乗だったが幸いしたかも知れません。
メインの鱸のフィレ アーモンドミルクソース。余市の白ワイン「月を待つ」でいただきます。
こうしてボトルの写真をゆっくり撮る時間もあり、のんびり過ごすことができました。
メインは仔牛肉のカツレツモロッコ風 白豆のトマトラグーと共に。
実は、私は非常にワインが好きだという話でチーフの方と盛り上がり、なんとメニューにない「シャトーランゴアバルトン」を出していただきました。
これは予備ボトルとしてたまたま積まれていたものだとか。値段1本18,000円くらいする高級ワイン。フルボディながら、少しさっぱりとした味わいは好みでした。
この日はビジネス、エコノミーの各クラスとも搭乗率が2~3割。実は同僚がビジネスクラスに搭乗しており、同僚の隣の席でファーストクラスのワインを一緒にいただくことができました。グラスは各クラスのグラスでしたが、チーフパーサーの方の配慮に改めて感謝です。
ファーストクラスも2名のみの搭乗でガラガラでした。
同僚と一席設けた後はデザートをいただいて食事終了。ザッハトルテ、マカダミアアイスクリームとコーヒー。
バタフライアイランド
772便に搭乗したらいつも見たくなるバタフライアイランド。見ることができた人は幸せになれると言われているサンゴ礁の島ですが、CAの方々ですらなかなか見ることができないといわれています。今回も、上空を通過するときに声をかけていただくよう、CAさんにお願いをしておきました。
これまで2回は進行方向左、つまりAの座席の方だったということもあって、今回も座席から見えることを期待したのですが…今回は反対側に見えるとのこと。
慌ててカメラを構えたら…なんと飛行機の真下に大きく見えました。これで3戦3勝。逆に幸せが逃げて行ってしまうかも…?
到着に向けて
バタフライアイランドを見た後、2時間ほど昼寝。向かい側の席に布団を敷いていただき休みました。
起きた後はオレンジジュースをいただいたあと、映画などを見てくつろぎます。
そのあと到着に向けて2回目の食事。
サロンが余っているとのことで、サロンに1回目の食事のアペタイザーであるキャビアを出していただきました。これにキャビンアテンダントの気まぐれサラダ(スモールサイズ)を一緒にいただきました。
メインにシーフードカレー。これは前から食べたかった一品。キャビアを少し乗っけてキャビア丼も一緒に楽しんでしまいました。
到着
最後にお抹茶のお菓子をいただきました。チョコレ
ートからこちらに変わったのでしょうか。
ほぼ定刻の17時に成田到着。。。でもやはり沖止めでした。
これで3回連続の沖止め。運がいいのか悪いのか?
例によって、ファーストクラスのバスに乗って到着口に向かいます。今回はわずか2名で大きなバスを占有してしまいました。
乗るならやっぱり昼間便
今回、昼間便のファーストクラスに乗りましたが、やはり私としては、シドニー⇔成田間のファーストクラスに乗るなら成田行きの772便、昼間便がおすすめです。
シドニー行きの771便は夜行便ですが、ファーストクラスかビジネスクラスのどちらか、と聞かれれば、私はビジネスで十分、と答えます。それだけフルフラットになるSKY SUITE ビジネスクラスの出来がいいということではないでしょうか。
今回の搭乗、ファーストクラスの搭乗人数が少なかった分、至れり尽くせりのサービスでした。妻へのお土産をいただいたり、CAさんと会話を楽しんだり、はたまた同僚との会話の配慮をしていただいたり。何度も使ってきた路線ですが、毎回いろいろな楽しみがあって新鮮です。
一方で、今回、ロエベのアメニティポーチがいただけなかったのが残念でした。何でも、歯磨き粉に不具合があったとか。代わりにビジネスクラスのポーチをいただきました。
772便、またファーストクラスで旅をしてみたいですね。
コメント
はぴるす様こんにちは
はぴるす様って何度もファーストクラス席に搭乗されてたんですね。凄い!ほんと羨ましい・・・・
この様なスレッドが有るのに気づかなかったです。
なるほど。なるほど。勉強になります。
私、初めて国際線のファーストクラス席に搭乗するので、一人勝手に舞い上がってました。
お恥ずかしい。
サロンのシャンパンとキャビア 楽しみです。
はぴるす様今晩は
>乗るならやっぱり昼間便
これってなぜですか?
昼間便なら贅沢なサービスが受けられるけど
夜間便なら寝てる時間が長いから?
今度私が行く羽田ーパリは、
行きは昼間便、帰りは、夜間便だと思います。
>キャビアを少し乗っけてキャビア丼も一緒に楽しん>でしまいました。
贅沢!!私も真似しよう。(笑)
こたつ猫さん、こんにちは。
JALのファーストクラスは4回搭乗しました。
その時の搭乗記のみ別カテゴリーにしています。
やっぱりファーストクラスは特別ですものね。
ぜひ参考にされてください。
シドニー線は成田発が夜行便、シドニー発が昼間便です。
搭乗していただければわかるのですが、
フライト時間が実質9時間ちょっとなので、
夜行便だと食事して寝て起きたらシドニーと慌ただしく、
せっかくのファーストクラスの優雅さも楽しさ半分みたいなところがあります。
欧州線なら12~13時間、一寝入りしてもまだまだファーストクラスを満喫できそうですが、
シドニー線で寝るのだったら、ビジネスでもいいかなぁと。
一方昼間便は食事、そしてCAさんとの会話など、9時間ちょっとのファーストクラスフライトを満喫することができます。
運が良ければ、バタフライアイランドも見ることができますし。
そんなわけでシドニー線ではシドニー発の昼間便が私のおすすめです。
キャビア丼、ブロガーの中では有名です。お茶碗にご飯を持ってもらってキャビアをがっつり乗っけていただいてください。
そのときはアペタイザーのときのキャビアを取っておいてもらってください。
はぴるす様こんにちは
>JALのファーストクラスは4回搭乗しました。
おおお、、、凄い!!
私なんか死ぬまでには1度は乗りたいと思ってたのに
今度私が行く羽田ーパリは、往復なので2回と数えていいかな。冥土の土産に行きます。
パリのJALのチェックインの時間ですが
JL46(羽田行き):17:30から19:30
JL416(成田行き):18:55から20:55
気を付けなければなりませんね。
パリのエールフランス航空ラウンジに早めに行って
寝てようかと思ってたのが駄目みたい。
JALファーストクラス利用者限定の専用エリア
が有るみたいですね。
こたつ猫さん
往復ファーストクラス、楽しみですね。
パリの空港でもファーストクラス特典があるのであれば、ぜひ楽しんでいらしてください。