2014/5/15 ANAファーストクラス搭乗記(成田→サンフランシスコ)のつづきです(その1はこちら)。
まず食事のメニューが配られました。
ハードカバーの立派なメニュー表。
実はWebサイトで何を食べるか予習していたので、どうするか迷うことはなし。
メニューが多彩なので、事前に予習しておくとスムーズかも。
その後、CAさんが食事をどうするか尋ねてこられました。
洋食か和食か…ワインを楽しみたかったので迷わず洋食。
アミューズに続き、アペタイザーを1つ選んだら、もう1つ2ついかがですか?と聞かれ、追加。
実はメインは魚料理1品、肉料理2品があったのですが、魚1肉1をお願い(フルコースになるので…)
が、今日は7名の搭乗があるので、他のお客様の希望も聞いてから出ないと返事できないとのこと。
とりあえず第1希望(肉料理)をしっかり伝えておきました。
しばらくして、魚料理も提供できるとのこと。ラッキーでした。
なお、他のWebサイトにある搭乗記には、和洋折衷の組み合わせも可能との話もありましたが、搭乗人数が増えると、あまり自由はきかないようです。
まずはアミューズをKRUGでいただきます。
このKRUGのさわやかで、絶妙な強さの炭酸が、アミューズにぴったりです。
フォアグラのムース びわ見立て
湯葉の琥珀よせ わさびオイルと鱒の卵添え
京鴨生ハムでロールしたサワーチェリー パルメザンチーズ風味
ドライにしたサーモントラウトのスモーク
柚子風味のチーズバー
つづいてアペタイザー1品目。ひきつづきKRUGでいただきます。
キャビアにトラディッシュなガーニッシュを添えて。人気の1品ですね。
塩辛くなく上品なキャビア。これが他の付け合せ(たまねぎ、卵など)とぴったり。
レモンを軽く絞ると更に上品な味に。レモンが薄い布で巻いているのにはびっくりです。
アペタイザー2品目は魚料理、さらにメインの魚料理と続くので、ここでワインを変更。
日本の高畠ワイナリーのシャルドネを選択。
このシャルドネ、シャルドネ特有のコクが強すぎず弱すぎず、魚料理には絶妙なテイストでした。
愛媛産鱸(すずき)のマリネと帆立貝、海胆のフリヴォリテ風 キャロットソースとともに
さらにサラダ。ガーデンサラダにチーズクルトンを添えて(北海道産山わさびのドレッシング)
ドレッシングのピリッとした味がとても印象的。
ようやくアペタイザー終了。ここまでですでに1時間以上を経過。
搭乗人数も多いので、ギャレーは戦争ではなかったかと。。。CAさんとの会話も余りなく…でもワインはタイミングよくついでいただけました。
また、パンも4種類から選べました。
バケット、オニオンブレッドを選択。お変わりも自由です。
そのまま高畠ワイナリーのシャルドネでメイン1品目
九州産鯛のグリル ぺルノー酒風味のクリームソース
オーストラリアでは魚が高いのでなかなか口にできず、久しぶりのおいしい魚料理に舌鼓を打ちました。
鯛のさっぱりさにクリームソースがよくあい、これにしつこくない白ワインが、これまたぴったいでした。
いよいよ肉料理に。ここでワインを赤ワインに変更。
ナパのサン・スペリー・エステート・ヴィンヤード&ワイナリーのカヴェルネソーヴィニヨン。
見た感じはメルローを思わせる鮮やかなルビー色なのですが、味はベリーの香りが強くかつしっかりしたカリフォルニアのカルベネの味。
あっという間にとりこになってしまいました。
料理は宮崎牛サーロインのグリル 生姜風味の和風ソース
こちらも久しぶりの和牛に興奮。和風ソースはちょっと濃い目の味付けながら、肉が半端なくやわらかく、そのコンビネーションが、ワインとぴったり。
食べながら一人でにやけてました(あやしい・・・)
完食して、このあとチーズとデザートになりますがどうなさいますか?と尋ねられました。
お酒を飲んだ後の(甘い?)デザートはいつも無理なので、チーズプレートのみをオーダー。
クロミエ ゴルゴンゾーラ シャビシュー・デュ・ポワトゥ プティ・アグールのプレート。
聞きなれない名前ばかり…詳しく説明を聞けばよかった…反省。
ひきつづき赤ワインでいただきました。
これもワインとともにゆっくりいただき…とここですでに食事開始から2時間半以上が経過。
食事を堪能しすぎました。
最後に締めで一風堂の「そらとん」をいただきました。
久しぶりの本格ラーメンに舌鼓。やっぱり日本の食事はおいしい!
食事終了まで3時間。
ちょっと食べすぎ、も久しぶりの日本の食事、いいか、、、
ベッドをお作りますのでいつでもお声掛けください、と言われ、トレイにたった際にベッドメイクをお願いしました。
寝具は西川の寝具セット。マットレスのクッション感、上掛けの肌触りと言う事なしです。
朝食前にお声が消しますので、それまでゆっくりお休みくださいと言われ、2時間半ほどぐっすり休みました。
飛行機の中で、ゆったり横になって、極上の睡眠が得られるなんて、、、幸せすぎます。
2時間半ほどぐっすり寝て、そろそろ朝食のご用意をさせていただきますの声で目が覚めました。飛行機の中でこれだけぐっすり寝られるのは、ファーストクラスならではでしょう。
朝食は和食を選択しましたが、ご飯を村上牛のお茶漬けに替えていただきました。機内が乾燥していて、少し汁物が欲しかったので…一風堂のラーメンのせいかもしれませんが(笑)。
和食のメニュー
小鉢 ひじきと湯葉の炒め
主菜 鯖味醂干し
村上牛茶漬け 味噌汁 香の物
海苔 納豆 ちりめん山椒
温かい日本茶をいただいて、のんびりしていると、着替えの案内があり、機内着から元の服装へ。この機内着はいただいて構わないとのことで、サンフランシスコ滞在中のパジャマとしていただきました。
着替えている最中に席にはこんなものが…
中山式快癒器という、ツボを刺激するマッサージ器。オーストラリアで、このようなツボを刺激する道具を探していたところだったので遠慮なく頂戴しました。
そうこうしているうちにサンフランシスコに到着。
サンフランシスコでは搭乗橋が中ほどの1つしか使えないということで、まずはファーストクラスのお客様をCAさんがご案内。
それまでビジネスクラスの方々は留め置きになっていました。
私がちょっともたついたので、、、降機がファーストクラスの最後になってしまった。待っていたビジネスクラスの方々の「早くしろよ」という気持ちに満ちた冷ややかな視線を感じて降機しました。
機内のアメニティはリモワのケースに入ったもの。機内では歯ブラシ他別にいろいろいただけるので、アメニティを開封するは全くなし。
ネットオークションでは2万円程度の値段がついているようで、、、妻へのお土産としてとりあえず封を切らずにそのまま持ち帰りました。
ケースの色はグレー。実は後ほど書きますが、帰りのファーストクラスでは青のケースをいただきました。
夫婦で1つずつ使えそうです。
初めてのファーストクラスに搭乗してみて…
ファーストクラスに搭乗される方々は、それなりの身分の方々。みな紳士でした。
個室になっているとはいえ、あちこちバシバシ写真を撮るのもちょっと、、、と思ったのでとりあえず食事だけを中心に撮影しました。
ファーストクラスは本当にくつろぎの世界です。
ゆっくり休んで自分の時間を過ごすところ。
それを約束するための、アメニティ、食事、CAさんの対応。
非常にハイセンスな世界で、かつStartrax5つ星にふさわしいサービスでした。
心から満足、という言葉がぴったりです。
帰りもファーストクラス。。。こちらは2度目になるのでもう少し大人しくしていようと思います。
翌日、ANAからメールでアンケートのご協力依頼が。
Web上で答えるものですが、素直に答えさせていただきました。
こういうのをしっかりやっておくのも、アップグレードには大切なのかも?
復路の搭乗記はこちらから。
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