2015年7月12日 メルボルン~香港~羽田をキャセイパシフィックのビジネスクラスに搭乗しました。メルボルン~香港に続き、香港~羽田、CX542便の搭乗記です。
香港に予定よりも30分程度早く到着したため、一息入れるためにTHE WINGへ。
どこのラウンジを使おうか迷ったのですが、乗換時間も短かったため、手近なところで。
香港のキャセイラウンジは素晴らしいとの話を聞いていましたが、今回は短時間の利用、素晴らしさを満喫するのは次回のお楽しみです。
ラウンジ内は結構混んでいました。
席に着くとウエイトレスさんが注文を聞きに来てくれました。コーヒーを注文。
一杯飲んでほっと一息入れたら出発。なんだか名残惜しいです。
搭乗口は17番。到着したらすでに優先搭乗が始まっていました。
本日の機材はボーイング747-400。いわゆるジャンボ機です。
日本の国内線からはすでに姿を消してしまった機種。
近い将来、この機材も姿を消してしまうのでは?と思うと、なんとなくセンチメンタルに。
若いころ、ジャンボ機、と聞くとウキウキしたなぁなどと思いをはせながら搭乗しました。
ビジネスクラスは1階席と2階席に分かれています。
この日は2階席の最前列を選択。
B747-400のビジネスクラスもメルボルン~香港と同じヘリンボーンスタイルですが、座る向きが異なります。
こちらの場合は窓を背中に背負って座ります。なので外の景色が楽しめません。
個人的にはこのスタイルはあまり好きじゃありません。
こちらが2階席最前列81A。座って左手上部がちょっとした物置になって便利です。
座ったら前方はこんな感じになります。通路側に足を投げ出すのはちょっと気が引けます。
安全のビデオを見るときは、タキシーング中だとモニターを引き出すことができないので向かい側の席のモニターで見ることになります。なんか変な感じ。。。
操縦室のドアが開いていました。
そういえば、メルボルンで搭乗するときも開いていました。
日本の航空会社では、お客さんが搭乗するときはがっちりしまっていますが、、、
キャセイでは出発直前まで開いています。なぜでしょう??
ウェルカムドリンクをいただきました。もちろん丁寧なごあいさつも。
のんびりしていると、CAさんが離着陸時のみ肩からのシートベルトもするようにと。
なるほど、そんな表示がありますね。
ベルトをするとこんな感じです(お見苦しいお腹、ご容赦ください)。
車の助手席に座っているのと同じ感じで、ちょっと不思議な感覚です。
離陸をして…ああ、久しぶりの747の騒音。
2階席でも結構うるさいと感じました。
それだけ最近の777や787などが静かだということでしょうか。
騒音の面からも、747も古い機材となってしまったことを改めて思い知りました。
シートベルト着用サインが消えてスターターで白ワインをオーダーすると、
日本のあられをいただきました。
ああ、なんか懐かしい味。日本の新聞も読めて…日本が近づいていることを感じました。
続いて食事のサービスです。
ちょうど夕食時にかかるのでいいタイミング。
アペタイザーは、焼きホタテ、天使海老、タコ、ウニ、山葵マヨネーズ
カラマタオリーブ入りミックスサラダ(胡麻醤油ドレッシング)、豆乳蕎麦。
んー、日本的ですねぇ。どれもいい味をしています。
Babich Narborough Sauvignon Blanc 2014と一緒にいただきました。
続いてメイン。
白身魚とエビの甘酢風、牛テンダーロインステーキ、鶏塩焼きの山椒味噌風味の3種類から選べました。
先のメルボルンからのフライトでタービュランスにあってお腹がすいていたので牛ステーキをチョイス。
ワインをオーストラリア産Yangarra Estate Vinyardのシラーズに替えていただきました。
ちょっと脂っぽかったかな。味はまあまあでしたが、メルボルンからのフライトでいただいた焼きそばのほうが私としては好みでした。
だったら、白身魚を選ぶべきだったか…
最後にチーズプレートをいただき、クラッカーを余計につけてシラーズをいただきました。
このチーズプレート、メニューには特選チーズと書いてあるだけですが、いろいろな種類が楽しめてチーズが好きな方にはおすすめです。
おかわりもできて、これだけでもお腹にはちょうどいいかも。
ちなみにワインの種類は、ポートワインを除いて、メルボルン~香港とはすべて別なものでした。それもまたすごい。
ヨーロッパ線だとまた違うのでしょうか。
最後のデザートは例によってパス。それでもお腹いっぱいです。
あとは羽田到着まで、シートを倒してフルフラットにして休みます。
機内エンターテイメントの音楽を、自前のBOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンで、2ピンのアダプターを使って楽しもうと思ったのですが、アダプターが大きくて入らず…
変にくぼみがあってダメなんですよね。これ、注意点です。
羽田には予定よりも20分ほど遅れて到着。
久しぶりの747のフライトを楽しむことができました。
でもやっぱりヘリンボーン型のシートで外の景色が楽しめないのは残念です。
それでも、サービスはさすがでした。
ちょっとした心遣いもあり、安心感がありました。
ワインリストが路線によって違ったり、日本線に搭乗すると蕎麦やあられが出たり。。。
その路線路線の特徴を活かしたサービスに感心しました。
そういえば、日本語が話せる、香港のCAさんも非常に多かったです。
それもまた、香港に行くときはキャセイと言わしめる理由なのかもしれません。
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