キャセイパシフィック航空CX134便 メルボルン→香港 ビジネスクラス搭乗記(2015.7.12)

2015年7月12日 仕事で日本に行くため、メルボルンから香港乗り継ぎで羽田まで、キャセイパシフィック航空のビジネスクラスを利用しました。
まずはメルボルン~香港をキャセイパシフィック134便(CX134)でのフライトです。

キャセイパシフィック航空といえば、Skytraxによるエアライン総合評価でANAと同じ5つ星を獲得しているキャリア。
そのサービスはどんなものかと自然と期待がふくらみます。

朝7:40発のフライトということで、事前にWebチェックイン。
Webチェックインをしておけば、出発の60分前までに荷物を預ければいいので、朝少しゆっくり寝ていられます。
それでも余裕をもって朝6:00に空港に行ったのですが、Webチェックインが行列、通常チェックインは誰もおらずスムーズ。
お客さんに手間かけさせた分、空港ではもう少し上手に人をさばいて欲しかったです。
結局、荷物を預けるのに15分以上かかりました。ビジネスクラスなのに…
カウンターではJGCプレミアのカードを見せてファーストクラスタグをつけてもらいました。
荷物は香港経由で最終目的地の羽田までスルーです。
シドニー乗換だと、いちいち荷物をピックアップしなければならないのが面倒。
ましてやJALだと一泊を強いられちゃいますから。。。
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出発ゲートは10番。
搭乗案内までやや時間があったので、カンタス航空のファーストラウンジで休憩。
ファーストラウンジについては以前にもご紹介しているので省略。詳しくはこちら
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本日お世話になる機体はエアバスA330-300。
恒例の機体の写真は、写真が撮れない建物の構造だったので今回はなしです。
キャセイのA330ビジネスクラスは、ヘリンボーン型の最新版。
一人席なら断然窓側がおすすめです。
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座ったときのモニター画面がこんな感じの位置です。
この座席、収納スペースもかなり取られていて、テーブルが散らからなくていいです。
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こちらが機内の様子。
窓側は窓に向いて座り、中央部の2席はセンターに向かった感じで座ります。Cimg1826_2

離陸前にウェルカムドリンクをいただきます。早朝なのでお酒はやめてオレンジジュース。
その後、離陸。写真はメルボルン郊外のFreeway
Cimg1827_2

香港までのフライトは約9時間半。シドニー~成田間と同じくらいの時間がかかります。

出発後、食事のメニューとワインリストが配られました。
それぞれが別々になっているんですねぇ。これはいい。
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モニター画面も見やすくていいです。
日本語も選べ、かつ日本の映画も観ることができます。
便利なのは、映画のソート機能。
この機能を使うと、日本語で観ることができる映画のリストが表示され、さらに選びやすくなります。
風に立つライオン、繕い裁つ人なんかがオンエアーでした。
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アメニティもバッグがオシャレ。
ニューヨークのSeventy Eight Persentというブランドのバッグに、Jurliqueのスキンケアセット、あとは歯ブラシ、アイマスクなどなど。
バッグは行きかえりで色が違っていました。

テーブルクロスがひかれ、朝食サービスが開始。
オレンジジュースorアップルジュースのほかスムージーも飲めます(私はパス)。
ヨーグルトはギリシャヨーグルト。これ、なかなかおいしかったです。
それとフレッシュフルーツの盛り合わせ。

パンも2種類から選べました。
コーヒーはillyのコーヒーです。

やがてメインがワゴンに乗せられて運ばれてきます。
オムレツ、焼きそば、お粥から選択可能。
キャセイはワゴンで運ばれてくるので、目の前で物を見て選べるのがいいですね。
皿ごと温めてあるので、トングのようなものでお皿をつかんでサーブされます。
私は焼きそばを選びました。朝から…ですけど。けどおいしかった。

朝食が済んだら映画を見て昼寝。
フルフラットはとても気持ちがいいです。ブランケットも感じはOK。枕がちょっと小さかった。
また、アジアのキャリアだけあって、日本語でのプログラムがあるのは非常に助かります。
英語ばかりの映画だとちょっと耐え切れないですから…

キャセイではJALのうどんですかい、そばですかい、のようなアラカルトサービスはないようでした。
その分、1食1食に気合が入っているかと。

到着の2時間前くらいから昼食のサービス開始。
朝食と同じようにクロスがひかれ、まずはスターターが運ばれてきます。
グリーンサラダとタスマニアサーモンスモークのサラダ
飲み物は白ワイン、McLaren Valeのオリーブグルーブというワイナリーのシャルドネをいただきました。
オーストラリア線ということで、オーストラリアの食材、ワインが使われていました。

と、この後メインが登場。
中華(チキンの炒め物+ライス)、エビの料理(リゾットのようなもの)、ラム肉の3種類から選べ、エビをチョイス。

ところがここで、激しい乱気流に巻き込まれてサービス中止。
食べていた自分も具合が悪くなる始末で、この料理はちょっと手を付けただけで終了。
そのあとのデザート(アイスクリーム)もパスして横になって寝ていました。
こういう時、フルフラットだと便利なのですが、、、それにしてもひどい揺れでした。

1時間くらい寝たでしょうか、間もなく香港につくとのアナウンスで目が覚めました。
水を1杯いただいてリフレッシュ。
乱気流に巻き込まれた時は、完全に飛行機酔いだったようです。珍しい…

こうして定刻よりやや早く香港到着

初のキャセイでのフライト、満喫させていただきました。
途中、乱気流の一件がなければもっとよかったのですが…(仕方ない)。
CAさん、テキパキ動いていて見ていて気持ちがいいです。
さすがアジアのキャリア+5つ星キャリアって感じです。
機内放送も、まずは英語、そのあと中国語(広東語?)という順です。
英語が先、ということろに好感が持てました。

搭乗時と到着時にチーフCAさんによる挨拶もありました(エメラルドだからかも?)

新型のビジネスクラスシートも完璧。
Startraxの評価では、シートは4位(JAL 2位、ANA 5位)、
ビジネスクラスとしては3位(ANA 4位、JALは10位以下)。
評価されることだけのものですね。
私はANAやJALのスタッガードタイプは利用したことはないので比較が難しいですが、
ヘリンボーンタイプの中ではトップでしょう。

でもCAさん、ちょっと、せわしなかったかなぁ。。。
もう少し落ち着いてゆっくりと対応してくれてもいいかな、って思いました。

食事はGreat。早朝出発だと朝食が用意されているのもいいですね。
JALのシドニー線は朝8時すぎに出発してすぐ、いきなりヘビーな夕食並の食事が出てきます。
その点、朝食、昼食という区分けでサーブされる料理は中身も合わせて好感が持てました。ボリューミーでしたが…キャセイの特徴?

全般的に見て、欠点を探す、、、というのが難しいくらいです。

というわけで、若干早着したので、乗り継ぎが少し楽に。
次は約1時間半後に羽田行きに搭乗しました。


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