オーストラリアのワイン愛好家のバイブル、「James Holliday Wine Companion」の2018年版が発売されました。
この本については、以前の記事で紹介しているとおりで、その年の各ワイナリーの評価、またワインの種類別の評価がなされている本です。
この本の評価で高得点を得ることは、他のワインコンペティションにも勝る栄誉で、ワインの売れ行きをも左右すると言われています。
8月の上旬に発売されて、数週間で完売になるくらいの人気の本です。値段は約$40。過年度のバックナンバーを持っていれば、自分がひいきにしているワイナリーの評価の推移をたどることもできます。
今年のWinery of the Yearはヤラバレーのワイナリーでした。おそらくこのワイナリーのワインは一気に売れてしまうでしょう。また、Wine of the Yearに選ばれた南オーストラリア州のシラーズは、おそらくもう売り切れで手に入らないでしょう。
その年の栄誉に輝いたワインは手に入りにくいですが、過去に受賞したワイナリーやワイン、また今年受賞したワイナリーの他のワインなどを選んで飲んでみるのも面白いかと思います。
ワイナリー巡りには欠かせない1冊。この本が手に入ると、春ももうすぐだな、と毎年感じます。そしてまた、多くのワイナリーで新しいビンテージがリリースされる季節がやってきます。
去年も書きましたが、日本酒や焼酎でこんな格付けの本があったら面白いかと。
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