2017年8月19日。9月2日のJALメルボルン⇔成田直行便開設を間近にして、シンガポール経由で北海道までのフライトです。
まずは、QF35便にてシンガポールまでのフライト。JALはこのQF35便とコードシェアしていて(JAL7890便)、フライトマイルもJAL便として加算されます。
つまり、ダイヤモンド等のボーナスマイルと、FOP 400ポイントの加算があるということなのですが、FOPは欧州線と同じ1.0倍です。ここを勘違いされる方がいらっしゃるようで、特に修行僧の方は要注意。
先月も搭乗した同便、トータル3回目のビジネススイートの搭乗ですが、今回のフライトはどうだったでしょうか。
■搭乗
この日のゲートは「9」。この搭乗ゲートは他のゲートと異なり、いったん地上階に降りなければなりません。おそらくA380対応になっているためと思われます。ファーストラウンジのある3階からは写真にあるエレベーターで直接アクセス可能。ステータスホルダーへの措置です(知らずにエスカレーターと階段でアクセスしてしまいましたが…)。
搭乗ゲートも、ビジネスクラス&サファイヤ以上のステータスホルダーのお客様と、それ以外のお客様でゲートも機内へのルートも仕切られています。
前回搭乗からあまり間をおいていないので、「おおっ」という感動は薄いですが、私の中ではシートも大きく、非常によくできたスタッガードタイプのシートです。おすすめはやはり偶数番号の窓側。奇数番号だと窓とシートの間にテーブルが入ります。
モニター。これがJAL SKY SUITE並みの23インチだったら申し分ないのですが。
ウェルカムドリンクをいただきます。宴の前なので大人しくオレンジジュース(笑)。
アメニティ。このブルーのポーチが大きめで使いやすそうです(前回搭乗分は娘の元に行ったので…)。歯ブラシ、耳栓、アイマスク、靴下、ハンドクリームなど。
■離陸
定刻より15分遅れの12:00ドアクローズ、プッシュバック。雨上がりのメルボルン国際空港です。
安全ビデオ。同じオセアニアのニュージーランド航空を意識した?オーストラリア各地の観光地を舞台にした楽しめるビデオになっています。
■昼食(機内食)サービス
シートベルト着用サインが間もなく消え、機内の食事サービス開始。まずはメニューを見てみますが…あらら、先月と同じメニュー。
ただSmall Plateが3種類、メインが4種類の中から選べるので、同じメニューでも選択肢が広がります。
まずは、Small Plateを意識してシャルドネをオーダー。おつまみもいただきます。ワインのラベルを撮影するのを失念…それにしてもワイン注ぎすぎ(笑)。
◇Small Plates
- Sweet and sour shallots with prosciutto goat’s curd, pine nuts and currants
- Salads
- White wine
サラダのドレッシングは1種類のみで選べず。私は前回食べたtrautの方が好みでした。
◇Main Plates
- Barbecue beef brisket sandwich with pickled daikon, baby cos and sesame mayonnaise
- Red wine (Fowles Wine Shiraz)
メインはビーフサンドイッチ。大根の酢漬けが入っているとの記載がありますがよくわかりませんでした。カリッとしたパンがビーフとよくあいます。ビーフが脂っぽくないのが〇。
ワインはビクトリアの「Fowles WineのShiraz。メルボルンからシドニーに行くフリーウェイ沿いの、Nagambie(ナガンビー)という地区の近くにあるワイナリーですが、この地区は元来濃厚なShirazを輩出する地区で有名。James Hallidayの評価では、ワイナリーは5つ星、ワインは93ポイントを獲得しています。値段は35ドル、フルボディのしっかりしたワインが好きな私にはぴったりのワインでした。
◇Dessert
- Selection of cheese served with accompaniments
- Red Wine (Fowles Wine Shiraz)
ワインが非常に自分好みだったのでチーズプレートで引き続きワインを楽しみます。チーズプレートもデザートの1種類になっているのがびっくりですが。
デザートは他に、Signature orange and armond cake with orange cream and strawberries(前回いただきました)、Pat and Stick’s ice cream sandwich、Seasonal fruitsの3種類があります。
最後に、前回の搭乗時に見つけた「エスプレッソ」をいただこうと注文。ところが、「機械が壊れて作れないんです。すみません」…驚かない驚かない(笑)
Plunger Coffeeは麦茶みたいなコーヒーなので、ここは大人しく紅茶で締め。
■リラックスタイム…到着前食事パス
食事が終わったところで、一息ついて…映画でも見てくつろぎます。宮沢りえ主演の「湯を沸かすほどの熱い愛」を鑑賞。邦画もいろいろ入っているのですが、いまひとつ手が出ず、1作で鑑賞終了。それでもまだ道のりの半分まできていません。
席に戻ったら…そのまま寝てしまいまして、2度目の食事はパス。CAさんに事前に声をかけておかないと、起こしてはもらえません。まあシンガポールでラウンジホッピングを予定しているので、全然問題ないのですが。起きたらシンガポール到着まで1時間を切っていました。
■シンガポール到着
シンガポールに近づき、やがてシートベルトサインが点灯して着陸態勢に。窓の外には虹が見えました。
やはりカンタスのビジネススイートはくつろげます。シートもJALのSKY SUITEよりも若干幅広な気がします。収納なども広く、かつ使いやすく、物の置き場にあまり困りません。よく考えられたスタッガードタイプのビジネスクラスだと思います。
日本では成田⇔メルボルン線、成田⇔ブリスベン線に投入されています。季節運航からデイリー運航になる関西⇔シドニー線もビジネススイートでしょうか?羽田⇔シドニーは747のジャンボ機なので、仕様が異なることに注意です。
個人的には747のビジネスに、747退役前に乗ってみたいのですが、はて、いつになるやら
今回は前回搭乗あらあまり間もあいておらず、乗って食べて、寝て起きて、という感じだったのですが、機内サービスの質は、前回のほうがかゆいところに手が届く感じでよかったかと。これもクルー次第、というのは万国共通なのだと思います。
次は新しくJALの指定ラウンジとなったdnataラウンジを訪れます。
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