本年2017年度から始まった、FLY ONステータス会員限定の、JAL国際線アップグレード特典マイルバックキャンペーンですが、来年度2018年度も継続されることになりました。
(JAL HPより)
■オセアニア線のマイルバック数
オセアニア線(シドニー線、メルボルン線)のマイルバック数は、「2018年度アップグレードディスカウントキャンペーン」「空港当日申し込みディスカウントキャンペーン」の場合、次の通りです。
◇エコノミー→プレエコ
12,000 → 9,000(3,000マイルバック)
◇エコ・プレエコ→ビジネス
21,000 → 18,000(3,000マイルバック)
◇ビジネス→ファースト(シドニー線のみ)
33,000 → 30,000(3,000マイルバック)
そもそも、来年度はマイルバック前のアップグレード必要マイル数(ディスカウントキャンペーン適用)が今年よりもそれぞれ1,000マイル高くなっている…
最もよく使うビジネスクラスへのアップグレードは、2016年度はディスカウントキャンペーンで15,000マイルだったのが、2017年度は17,000マイル、2018年度は18,000マイルと年々高くなっている状況。
年々の改悪、理由はよくわかりませんが、アップグレードのハードルを上げて有償客を増やそうとしているのでしょうか。それとも、マイラーが持ってるマイルをできるだけ使わせようとしているのでしょうか。
出張ではなく、個人旅行の時に重宝するのが、このアップグレードディスカウントキャンペン+マイルバック。特に夜行便では体の疲れ方が違うので、本当に重宝します。
それが年々必要マイル数が上がっていく、というのはちょっときついなと。
一方で、1つ気になったのはシドニー線にファーストクラスへのアップグレードマイル数が残っているということ。
これは、2018年度も、繁忙期や機材繰りの関係でファーストクラスの設定がある777-300ERの運航が何日かあることを示しているのかもしれません。だとすると、タイミングが合えば…特典航空券で狙ってみたいところ。
特典となると、マメにチェックしなければならないので大変ではあるのですが、たまったマイルを見て、たまにはファーストに乗りたいなーと思ってしまします。
なお、その他の路線のマイルバック数はJAL HPをご覧ください。
コメント
必要マイル数の増加もそうですが、web経由での申し込み以外はすべて「取扱い手数料」とやらが5千円程度掛かるようになったのが痛いです。しかも11月のシステム変更でそれ以前に手配した航空券はweb申込できないというのに…(JAL直販のチケットは救済措置があるようですが、旅行会社経由だとキッチリ徴収するようです)旅程変更するときも、往復申込もうとして片方がキャンセル待ちとなった場合はキャンセル待ち分が取れたときにも再度徴収、とその都度これが掛かるので、チケット手配済みの私は当面アップグレードは見送りとなりそうです。新規に購入する分もメルボルンー日本ー第三国だとシドニー経由がWebでは出てこない(操作の問題?)ですし、ちょっと悩ましいです。
なまけものさん
コメントありがとうございます。
Web経由以外では手数料を徴収することは知っていましたが、キャンセル待ちが取れたときも再徴収というのは知りませんでした。
Webでやればいいのですが、できないことも多々あり、都度手数料を取られるのはちょっと納得がいかないですね。
新規購入分で、メルボルン→日本→第三国の場合、シドニー経由を出すためには自由旅程で組めばできそうですが、すごく操作が面倒です。
また日本地区会員だと、他国のサイトにはログインできないのも何かと不便を感じます。ANAだとできるのですが…
Webで購入をかけるとき、いつも操作が面倒だな…と感じてしまいます。誰しもが使いやすいサイトを作りこんでいくのは大変なことなのでしょうね。
ぱぴるす様
予約システムが自社開発ソフトからいわば市販のパッケージソフトになったので、操作性がある程度犠牲になるのはやむを得ないと理解はしているのですが、わざわざそのタイミングで新しい手数料の設定をぶつけてきたのはちょっとどうなのかな?と思ってます。他社では乗客都合でない電話での変更は手数料免除ということもあるのに、そういうこともしてくれないですし。
ちなみに、システム更新後のJALでの予約変更の運用は国際線航空券に関してはすべて再発券(re-issue)扱いにしてしまっているようで、予約をいじるたびに航空券番号も変わります。いままでは単なる便変更であれば航空券番号はたいていそのままだったのですが。(ちなみに、一度でもweb以外で変更すると、以降はwebでの変更が出来なくる=毎回手数料が請求されるという残念な仕様であることが明示されています)
メルボルン発の日本経由第三国行きの場合、私が普通に検索すると日本→オーストラリアはJALの直行便か香港やシンガポール経由のコードシェア便しか出ないです。自由旅程で強引にシドニーを指定すると引っ張ってきますが、最低乗継時間のチェックが外れるのでJALのサイト上はこの方法をしないように明示してますし、ますます悩ましいです。パース行きなどだとシドニー経由の乗継が割とギリギリなのでいちいち乗り継ぎ可能か問い合わせが必要になりそうですし、かといってコードシェア便利用だと高い運賃しかなかったりしますし…
なまけものさん
ソフト変更と共に手数料改訂をぶつけてきたのは、JALにとってとてもいいタイミングだからでしょうか。
以前は、電話での予約・購入でもWebでの候補が出ない場合は手数料なしで発券してくれたこともあったのですが…取れるところで取る、というのが姿勢のような気がします。
システム更新後の変更はすべてreissue扱いというのは初めて知りました。更新後の発券は1度きり、なおかつ変更はしたことがないので、とても勉強になりました。個人旅行なので、そうそう変更もかけられないのですが。
しかし航空券番号が毎回変わる、というのはどうしたものでしょうか。アマデウスの仕様がそうなのでしょうか?それがゆえすべてreissue扱いで手数料発生、という感じでしょうか。
社用の場合、これまでは地元の旅行会社を通じて発券していたのですが、あまりにも対応が悪く、JTBメルボルンに切り替わりました。発券もギリギリまで待ってくれるので、変更がよくあるビジネスユースでは重宝しています。
会社での契約なので、個人旅行も同待遇で対応してくれるとのこと、Webより便利な気もしてきました。
一方で、JALカードで決済のときはマイルが2倍にならなかったりもするのですが…
自由旅程のときは、最低乗り継ぎ時間のチェックがはずれてしまうんですね。そこまでは気づきませんでした。
なまけものさんのお話を伺うと、システム更新で逆に不便になったというのをますます感じますね。
私もまだ1度きりしかWeb予約をしたことがないのですが、(値段が上がったのはさておき)予約そのものは概ねスキッといったので、なまけものさんほど研究をしていません。
予約画面とにらめっこして、いろいろなケースを想定していじくり回してみようと思います。
いつも貴重な情報、本当にありがとうございます。
ぱぴるす様
発券システムとかマニアック気味な話で恐縮ですが、自分の理解に勘違いがあることに気付いたのでもう少しだけ続けさせて下さい。
reissueの件ですが、改めてシステム変更前に使い始めて、システム変更後にキャンセル待ちが取れて変更した航空券を確認してみると航空券番号は変わっていませんでした。間違った情報を流してしまって申し訳ありません。
一方で、燃油サーチャージの取扱い(今までは一度発券したら、使用開始前の変更でもreissueにならない限り再計算はされなかった)の変更をみると、少なくとも使用開始前の変更はreissueに見えます。いずれ使用開始前の航空券を変更することもあると思うので、答え合わせはしばらく先になりますが…。
システム変更でカンタスを含めアマデウスを使っている航空会社と予約番号が一緒になったようなので、そのあたりは便利になりましたがシステム対応できなくなったこともいろいろある中で、今までのように「Webで取れない旅程は一旦電話で作ってもらって発券だけは自分でwebから」といった柔軟な対応をしてくれなくなったのは全体としてはマイナスですね。
私の場合、今までは航空会社以上に柔軟な対応をしてくれるので旅行会社経由で手配してきたのですが、今後はあとからJALに直接変更をかけると手数料含め不利なケースが増えそうで、これからどうするか悩んでいます。
※システム変更前に旅行会社経由で発券した旅程がビジネスクラスなのですが、従来出来ていた機内食の事前リクエストも出来なくなりました(Web上で入力ボタンがでてこず、電話で確認しても対応不可で機内でのリクエストのみとのこと)。変更後の発券ならできるのかも知れませんが…
なまけものさん
コメント、内容の修正ありがとうございます。
燃油サーチャージの件は、答えあわせが終わってわかりましたら、またご連絡いただければ幸いです。
予約から発券までは、JALで直接買うよりも旅行会社のほうが柔軟性が高いと思っています(少なくともJTBメルボルンは助かります)
一方で発券後の予約情報はJALのWebサイトでも確認できるのですが、従来から使える機能に制限がありました。
私の場合は日本地区会員のままにしているのですが、日本地区サイトの自分のアカウントでできなくて、オーストラリアサイトで予約番号からログインするとできる機能があったり。
ただ、これはシステム更新前のことで、更新後は旅行会社経由でまだ購入していないので何ともいえません。
従来より旅行会社購入分についてはJAL Web上では制限があったことを考えると、同じなのかなーと。
ANAの方ではどうなのか、しばらく利用していないのでわかりませんが、「柔軟性」「利便性」という点では、JALはまだまだ改善の余地がありそうで、かつ早く改善して欲しいと願っています。
発券、変更に関する非常に詳しいお話、とても勉強になります。ありがとうございます。
ぱぴるすさま
以前このコメント欄で書かせていただいた「答え合わせ」の結果が一応出ました。
システム変更前に予約・発券済の第三国発日本経由メルボルン行き(シドニー経由)を、行きのメルボルンまで使用した後で帰りの日程をルートは変えずに便だけ変更したのですが、燃油サーチャージの当初発券時との価格調整、オーストラリアの各種空港税の為替調整(元の航空券が第三国発なので、豪ドルとの為替レート差を調整したようです)がされて新しい航空券が発券されました。航空券番号が変わり、券面上はメルボルン→第三国行きの片道のような航空券に。もっとも運賃計算の部分にはすでに利用した区間も含めて記載されていますので、そこを読めば往復航空券の一部というのがわかるのですが。
しかし、すでに使用開始した航空券なのに何故今更サーチャージetc.の調整がされるのか?と思いJALに確認したところ思いもしない回答が。曰く、「当初予約後、11月のシステム変更前の段階であっても航空券を使用開始する前に予約変更していた場合は、航空券使用開始後であってもシステム変更後に便変更する段階でサーチャージを調整させていただきます」だそうで。確かに、一度利用開始前にも予約変更はしたのですがwebの説明にはそんな例外は書かれておらず、なんだか化かされたような話で正直まだ釈然としていないのですが…
とはいえ、予約・発券後であっても燃油サーチャージの調整が絡むのであればおそらく変更は再発券になるものと思われます。こうなると、少なくとも変更の可能性のある海外出張用の航空券手配ではうかつにJALは勧められないというのが正直な感想です。事前の規定が後から覆されたり、予約変更するたびに手数料を支払ったりというのはさすがに慣れていない上司に言えるものではないので…
なまけものさん
「答え合わせ」のご報告、大変ありがとうございます。システム更新前発券の航空券を、更新後に変更すると、結局はreissueになるんですね。
出発前の第一区間の変更では、燃油サーチャージの調整等があるようですが、出発後で第一区間を使った後でサーチャージ等の調整があるというのはちょっと納得がいきませんね。
航空券番号を変更して取るところは取る、ってことなのでしょうか。それとも同一航空券番号での処理そのものができないので仕方ないから…なのでしょうか。
私の場合は出張でもプライベートでも、出発前あるいは出発後に予定の変更が入ることが殆んどないので、チケット発券~搭乗~ブログにアップという、ごくごく自然な流ればかりなのですが、今回のなまけものさんとのやりとりを通じて、予定変更に伴う航空券の変更、それにかかる手数料など、運賃規則についてあまりWebで紹介されていない部分についても、勉強して紹介できたら、と思いました。
それには実際に変更してみないといけないのですが、ブログのためだけに手数料取られるわけにもいかず…(笑)
話変わって、旅行代理店で手配したビジネスクラスのチケットでの、JALのWebで機内ミールのリクエスト、おっしゃるようにできなくなっていました。
旅行代理店経由か、自社経由かでサービスって差をつけなきゃいけないものなのでしょうか。それともこれもシステムの都合なのでしょうか。
旅行途中で個人都合でない変更を余儀なくされたとき、ここでも旅行代理店経由か自社経由かで差がつくのかどうか、ちょっと気になるところです。そのあたり、何かご存知でしたらお知らせいただければ幸いです。
それにしても、システム変更後は、予定の変更が非常にやりにくくなった感が強いです。比較してはいませんが、変更手数料も高くなった感じがします。
予約変更に伴う航空会社の損失ってないとは思うのですが。やはり手間賃はいただきますよ、ってことなのでしょうか。
こういった航空券や運賃規則に関する細かい知識は、私自身もっと勉強しないと、と思っています。
発券後旅程した場合の燃油サーチャージの扱いですが、これもシステム変更のタイミングで変わっていて、現在は「航空券を使用開始するまでに変更した場合はいかなる変更でも(第一区間はそのままでも)サーチャージを再計算する」となっているようです。但しオーストラリア発の航空券をオーストラリア国内で発券した場合(これ、オーストラリア国外からWebで手配した場合どうなるのかは試したことがないのでわかりませんが)に限り、従来どおり「第一区間を変更しないのであれば、差額調整は行わない」となっています。
http://www.jal.co.jp/inter/fare/fuel/detail_overseas.html
システム上、JAL側でコントロールできない制約ならオーストラリア発だけ例外処理ができるとは考えにくいので、これもある意味「便乗変更」に見え、なら今までの条件で航空券を買った利用者にそのルールを押し付けるのはいかがなものかと思いますが…
出発後の航空会社都合の変更は幸いにして未経験なのですが、出発前に乗継の他社便が欠航になった場合は、代理店経由でも割と柔軟に対応してくれました。もっともこれは発券地区のJALと代理店の力関係もあるかもしれません(出発前の場合、旅程調整は代理店経由になるので)。
私の場合休暇が確定する前に変更も覚悟で航空券を押さえるという使い方をするので、その意味でも今回の扱い変更は痛いです。とはいえ、あらかじめ手数料が掛かるとわかっていればそのつもりで買うのでまだいいのですが、今回のように買った後で条件変更で手数料を取られる、というのは非常に不満が溜まるのでかんべんしてほしいなぁと。
それにしても、日本や海外でのエアパスについても変更1回につき5千円の手数料となると、エアパスの「値段はそこそこだけどいざとなれば変更できる」というメリットが無くなってしまいますね。日本行きやオーストラリア行きのチケットをJALにしなければ(その航空券とセットでエアパスを買うので)いい、という話ではありますが…
手間という意味であれば、たぶんオペレーターや発券担当者の手間を考えるとそのくらい掛かるのかもしれませんが、それなら別に変更手数料をとるのはどうなのか、とも思いますし…(変更手数料なしの場合に限り5千円徴収、ならまだわかりますが)
なまけものさん
そうでした。オーストラリア発券の場合のみ例外規定で第一区間を変更しなければ差額調整なしでしたね。なぜこのような例外規定があるのか…ちょっと不思議です。
ところで、ちょっと気になってANAはどうか、サイトを覗いてみたのですが、変更時の燃油サーチャージの調整については、航空券未使用時は調整あり、一部使用済みは調整なしととてもシンプルです。
JALの場合はシステム変更に伴って、うまいこと胡麻化されている感じがしました。
エアパス、私はまだ使ったことがないのですが、変更1回につき5000円ですか。ワンワールドの日本でのエアパス、YOKOSO ジャパンはブラックアウトの期間がスタアラのそれより少ないので使ってみたいとは思っていたのですが。
実際は電話でないと発券できないようで?結局発券手数料を払わないといけないらしく…。Webでなんとかならないのか?と感じました。
発券手数料を払わなくて済むようにできるだけWebで、と思うのですが、なかなかそれから逃れられないようになっているのかな?と思いました。