2018年10月28日 復路札幌に向けてJRで戻るのですが、ホテルのチェックアウトから少し時間があったのと、天気が良かったので、釧路北大通、幣舞橋あたりを散策しました。
釧路駅から釧路川にかかる幣舞橋を渡ると、ロータリーがあるのですが、その傍にある花時計。春から秋まで、季節の花でデコレーションされます。
平成21年、河に迷い込んだラッコが話題になり、特別市民になりました。名付けてクーちゃん。ちょうど釧路に住んでいた頃だったので、話題になりました。もちろん釧路管内だけですが…。
幣舞橋。釧路のシンボル。春と秋はこの橋の向こうに沈む夕日がとてもきれいです。釧路はインドネシアのバリ島、フィリピンのマニラと並んで世界三大夕日に1965年から数えられています。長期滞在すれば分かるのですが、本当にきれいです。
フィッシャーマンズワーフ「Moo」。お土産物屋さんほかが入る商業施設です。釧路の衰退とともに、何度も閉鎖の危機に立たされながらも生き残ってきました。地震や津波で釧路の映像がテレビに映ると必ず写り込む建物です。
そのMooの横にあるEGGという植物園に入ってみます。ちなみにEGGはEver Green Gardenの頭文字を取ったもの。
ドームの中にある植物。長い冬の間緑を見ることができない釧路市民にとっては、憩いの場所、と言いたいところなのですが、あんまり人を見かけない…
それでは釧路駅に向けて北大通を戻ります。釧路の歓楽街、「末広」の入口。人口の減少とともにだいぶさびれちゃいました。
その入口にマンションが建設中でした。「街中回帰」という意味ではいいかも。
旧丸井今井釧路店。もう閉店して20年近くになるのですが…ずーっとこのまま。釧路衰退の象徴みたいなもんです。商店街もなく歩いている人もまばら。
信号機の横のスピーカーから流れるコマーシャル放送が、聴く人もおらず、ただむなしく流れます。
釧路駅に戻ってきました。普通、釧路駅周辺散策となれば和商市場に行くべきでしょうけど、今回は買う予定もなかったので、幣舞橋あたりを歩いてみました。
この街に過去、都合8年住んだことがあり、友人に会うために毎年訪れますが、年々元気がなくなっています。かつての賑わいを取り戻すのは、正直難しいとは思いますが、再開発などがうまく回ってくれればな、と思います。
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