アイツタキ国際空港(2018.7.22)

Arutangaの街を自転車で訪れた帰り、通りすがりにある「アイツタキ国際空港」を訪れてみました。
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アイツタキ国際空港は、もちろんアイツタキ島の玄関口で、島を訪れる人は最初に必ず訪れるところ。島の北側にその空港があります。

Arutangaからの帰り道、こんな感じで空港が見えてきます。ターミナルビルはどこ…?
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かつてあった滑走路の後を横切ってターミナルビルへ向かいます。
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こちらがターミナルビル内部。ビルというよりも大きなあずまや、といったところでしょうか。ラロトンガからのフライトが到着すると、ここで各ホテルの方がレイを持ってお客様を出迎えます。この日は日曜日。かつては日曜日のフライトはなかったそうですが、アイツタキのデイツアーがある今は1日2往復のラロトンガ便があります。島内にはこの日曜日のフライトに反対する人もいるとのこと。
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空港の歴史は古く、1942年の第二次世界大戦中に、米軍とニュージーランド軍によって建設されました。同年11月に最初の米軍機が飛来。南太平洋の軍事拠点の1つだったようです。飛来していた軍用機などを説明するボードがターミナル内に置いてあり、当時を偲ぶことができます。
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当時の軍用機は、南太平洋に浮かぶ島々を渡りながらハワイからフィジーまでを飛んでいたようで、これをThe Milk Runと言っていたようです。
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戦後1946年8月にニュージーランド政府に管理が移管。1947年からフィジー、トンガ、サモア、ラロトンガを結ぶフライトが1日おきで就航。当時は3日かかって飛んでいたとのこと。1950年代に入ると「Flying Boat」と言われる、水上着陸を可能とする飛行機が就航しました。サンゴ礁の空港にはなくてはならなかった飛行機だとか。
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駐留していた米軍さんと現地人の恋を描いた映画など、アイツタキを題材とした映画もいくつか撮影されているんですね。
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2017年で空港ができて75周年を迎えました。現在は、首都ラロトンガとの間にラロトンガ航空の国内線定期便があるのみ。ラロトンガ航空は44年間にわたり就航していて、今では島の生活、観光になくてはならない存在です。
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そのラロトンガ航空のチェックインカウンター。アイツタキ最終日にお世話になります。
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空港を後にしてメインストリートに出たら、「左」ですね。
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滑走路わきの道を2kmほど走ってリゾートへ戻ります。静かな1本道、そよ風に吹かれて気持ちの良いサイクリングができました。
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