コロナ禍のフライト・2 日本航空JL505便 羽田→新千歳 クラスJ搭乗記(2020.7.10)

一部のサービスが中止となった、いつもとはちょっと違うDPラウンジで朝食をいただいた後は、新千歳空港まで、505便にて約半年ぶりのJALフライトです。


■搭乗…初めて見る新制服

出発20分前、搭乗口15番に到着。コロナ禍の搭乗の様子を確認したかったのですが、すでに優先搭乗も終了していました。


こちらが搭乗機。B777-200、機体レジ番号JA773J。東京オリンピック塗装機。


誰かが名付けた運命の分かれ道(私はそう思いませんが…)。ファースト&クラスJに行く人が多いですね。私はクラスJですが、座席は10A、前から2番目のドアのすぐ後ろの席なので、普通席の搭乗橋から搭乗。


クラスJに搭乗の時は、いつも足元が広いこの席。担当のCAさん=離着陸時に向かい合わせになるCAさんからご挨拶を受けます。とその時に初めて「新制服」にお目にかかりました。


従来のデザインを踏襲しつつ、少しシックになった感じ。最近はラウンジや機内もダーク系の色使いで高級感を演出していますが、それに合わせた感じというのが感想。

スカーフは首に巻いてボタンでポチっと留めるタイプ。というのも、ご挨拶にいらしたときに、スカーフが首からボタンから外れて落下するというトラブルがありまして…。

でも、感じのいい制服で好感が持てます。もちろん、感染予防策としてCAさんは全員マスク着用、ビニール手袋を履いて(北海道弁です)の対応。


■出発前…コロナ禍の機内アナウンス

出発前の機内アナウンスもコロナ禍バージョン。クラスJ、普通席のブランケットサービスがないこと、座席着席中、飲食時以外はマスクを着用のこと、窓を除菌シートで拭いてはいけないことなど、これまでとは違った説明があります。窓の向こうには、明日の夕方ファーストクラスに搭乗する予定のB787-8。


定刻でプッシュバック。タキシング中に同じ東京オリンピックデザインのJA601Jと並走。ターミナルビルの展望デッキから写真を撮ったら、いい画が撮れたのでは?


うまく並走しています。


■離陸~コロナ禍の機内サービス

8:31離陸。


上昇中、梅雨の真っただ中、いかにも梅雨らしい景色を眺めます。


離陸から10分ほどで雲の上に出ますが、地上を覆う厚い雲が広がる景色は、あまりおもしろくありません。


9:00すぎ、飲み物サービス。パックのお茶のほか、紙コップでサーブされるアップルジュースが選べます。なお、乗客との接触を最低限にするため、飲んだお茶のパックは飛行機を降りる際に、ドアのそばでCAさんが持つごみ袋に入れてほしいとのこと。これもコロナ禍ならでは、です。見ていると、お茶を選んでいる人が多いですね。


飲んだ後、紙パックは上下のフラップを起こして広げると、こうしてつぶすことができます。中身が残っているとストローから飛び出すので要注意。


こうして置いておいたら、CAさんが回収してくれました。助かります。その際に、担当したCAさんと軽くおしゃべり。聞くと1か月ぶりのフライトとのこと。前回はお客さんがほとんど乗っていなくて寂しかったが、今回は多くの方に乗っていただいて、自分自身うれしくてウキウキするなど、久しぶりにCAさんとも話すことができて、楽しいひと時を過ごすことができました。

新しい制服も着心地がいいと評判ですー、と本当にうれしそうにお話しされている姿が印象的です。


■到着

青森県を過ぎたあたりから雲が切れて、地上の景色が楽しめるように。遠くに羊蹄山が見えます。機内から見るのは、ニューヨーク行きのJL6便に乗った時以来でしょうか(写真の左手)。


苫小牧の上空を通り、


新千歳空港を左手に見て…ということは、北からの着陸のようです。


パッチワークのような畑の景色が広がります。北海道は一番いい季節。


9:41着陸。スポットに向けてタキシング。


遠くに見える樽前山がきれいです。


予定より9分早く9:46スポットイン。到着です。


到着ロビーにて。欠航便が多いですね。


いつもはバスで実家に行くところ、市内に用事があるので、今回はJRで向かいます。写真は新千歳空港にあった看板ですが、こう見ると、昔よりも随分と線路が減ったなー、と感じます(歳がバレますが)。経営が非常に苦しいJR北海道の未来はどうなるのでしょうか。


■コロナ禍の初フライト

今回、初めてコロナ禍のフライトを経験。いろいろ制限があり、かつCAさんも減便の影響でこれまで搭乗機会が少なかったようで、かなり戸惑っていたようでした。

そんな中、少しでもサービスを維持しようとする姿勢を強く感じ、そしていつもと変わらない笑顔で接してくれたCAさんのおかげで、コロナ禍の中でもフライトを楽しむことができました。新制服もなかなか良かったし。

出発前のアナウンスは、これまでとは異なり、コロナ禍の中でのフライトの注意点が盛り込まれているので、こちらはしっかりと聞いておかなければならないですね。

久しぶりのフライトでしたが、やっぱり国際線に乗りたいなー。


■Flight Data

 ・Airline: Japan Airline
 ・Flight: JL505
 ・Aircraft: B777-200 (JA773J), Age/ 13years
 ・Depature: Haneda (HND)
 ・Destination: New Chitose (CTS)
 ・Cabin: Class J
 ・Mileage: TPM 510mile (1,017mile accumulated)
 ・FOP: 810FOP


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