2021年のラストフライトは、ラストを飾るにぴったりのファーストクラス。今年4回目のファーストクラスは待望の夕食提供帯でのフライト。お酒と食事をゆったりと楽しむ事にします。
■搭乗
搭乗口は15。ラウンジを出てすぐのところです。出発が10分ディレイの情報はラウンジにて得ていました。
本日の搭乗機、A350-900、機体レジ番号JA05XJ、A350の5号機。
今日は事前改札の後、6グループに分けて搭乗になるとのアナウンス。Group 1がダイヤモンド&JGCプレミア会員、Group 2がサファイヤ、JGC会員、Group 3以降は機体後方席から順の搭乗です。Group 1で搭乗、座席はベスポジの2A。
ちなみに、A350のファーストクラス、1列目より2列目がよい理由は以下の記事を参照いただければ。
新型コロナウイルス感染症予防策として、ブランケットのサービスは中止されていますが、お隣りの女性の方にはCAさんが袋に入ったブランケットをおススメしていました。私は着ていたフリースを膝にかけていたのですが、お声がけはかからず。お願いすれば貸していただけたかもしれません。
■離陸
20:55ドアクローズ、21:07滑走路へ向けてタキシング開始。当初の10分ディレイの予想が、この時点で20分ほど遅れ。新千歳空港到着後、札幌までの交通手段が気になり始めます。
RWY34Rから21:14離陸。大都市東京の夜景がきれいです。今回は帰省ということで一眼レフを持っていくのをあきらめ、iPhoneで撮影してみました。今年、iPhone 6S PlusをiPhone 12に買い替えたのですが、夜景をここまで写せるとは思いもよらず、スマートフォンのカメラ性能の進化を思い知らされます。
ブログ向けに写真を撮るならまずまずなレベル。一眼レフは売れなくなるわけです。
■夕食
離陸して間もなく、シートベルト着用サインが消灯し、機内サービスが始まります。今日の夕食は北海道白糠町の産物をメインに使った洋食。ドリンクは離陸前にCAさんが聞きに来るので、白ワインをオーダーしておきました。
まず、オーダーしておいた白ワインがサーブされます。南アフリカ、ウッディケーブのシュナンブラン。シュナンブランというブドウは初めていただきますが、後日サイトで調べると、南アフリカを代表する白ワイン用のブドウとのこと。爽やかな酸味が特徴的でした。
食事はワントレイでサーブ。パン、メインは温めてあり、保温のためアルミ箔がかけられています。
◇アペタイザー
・白糠細谷農園のゴボウのポタージュ カリカリベーコンを添えて
・白糠産柳ダコと灯台ツブ サルサ・ヴェルデのメスコラータ
・白糠産秋サケのスモークとチーズ工房白糠酪恵舎モッツアレラチーズの香草パン粉焼き
白糠町は釧路市の西隣の街。釧路に住んでいた頃を思い出しながら、白ワインと一緒においしくいただきました。
◇メイン
・茶路めん羊牧場の仔羊赤ワイン煮
白糠もりもろふぁ~む さやあかねとチーズ工房白糠酪恵舎ロビオーラのグラタン添え
・プチパン
・バター
メインも白糠町の産物から。仔羊の赤ワイン煮は、味が濃くなくかつ非常に柔らかいお肉でした。小さな骨があったのですが、口の中で粉々になってしまうほどの煮込み具合にはびっくりです。
メインに合わせ、赤ワインはシャルル・メラ・オーガニック・メルロをオーダー。
◇デザート
・Cuore特製アールグレイ風味のクリームブリュレ
~白糠高橋農園の放牧自然卵仕様~
自然卵=フリーレンジの卵は、オーストラリアでよく食べていましたが、普通の卵より味が濃いのが特徴。そんな味の濃さが色濃く出たクリームブリュレでした。
今回の夕食、それぞれの量がもう少し多かったら国際線ビジネスクラス相当の夕食だったかと。味もよく、改めて国際線ビジネスクラスに乗って旅をしたいな、と思いました。
■着陸
夕食を終えて少しばかりくつろいでいたら、間もなく着陸のための降下開始。食事の後、シートを倒してまったりとした時間を過ごすのがとても好きなのですが、飛行時間の短い国内線だと、その幸せなひと時もあっという間に過ぎてしまうのが残念。
22:29着陸、22:35スポットイン。A350の機外カメラだと、到着した感が出ていいですね。
普段なら新千歳空港から札幌市内行きのバスを使うのですが、コロナ影響もあり、深夜到着便にあわせたバスはなし。22:50すぎの札幌行き快速エアポートが札幌への唯一の移動手段。
ファーストクラスに搭乗、さらに預け荷物なしだったので、その列車になんとか間に合いましたが、その列車にはJAL、ANAの乗客が殺到。私は幸いUシート(指定席)が確保できたので座ることができましたが、普通席は通勤電車並みの混雑、密でした。
なお、同日は、乗った快速エアポートの後、札幌行きの臨時の普通列車が運行されたとのこと。コロナ禍とはいえ、今年の年末年始の航空機の利用客が昨年比で増加していることは明らかなのですから、バス会社には、せめて年末年始の期間限定でバスの運行も考えてほしかったです。
搭乗機の遅延と、それに伴う札幌への移動でドタバタがありましたが、国際線ビジネスクラスの旅を思い出させてくれるようなファーストクラスの旅を満喫することができました。年明けは、クラスJにて帰京予定です。
それにしても、iPhoneの写りがいいのにはビックリ。ポートレートモードだと後ろをボカした写真も撮影可能で、一眼レフのサブとして十分役割を果たせそうです。
■Flight Data
・Airline: Japan Airlines
・Flight: JL531
・Aircraft: A350-900 (JA05XJ), Age/ 2 years
・Depature: Haneda (HND)
・Destination: New Chitose (CTS)
・Cabin: First Class
・Mileage: 510TPM mile (1,467mile accumulated)
・FOP: 1,676FOP
コメント
パピルスさん今晩は、
ね!夕食時の料理って美味しいでしょ。^_^
昼間とは、全然違う。
iPhoneの写りは、侮れない。
特に色が良いですね。
ブログで拡大トリミングしなければ
の条件付きで
キャノンEOS R6より良く写る。特に色
EOS R6は、画素数が足りない。
私は、キャノンEOS R6と
ニコンZ7Ⅱ を使ってます。
>一眼レフは売れなくなるわけです。
ミラーレス機ですが ニコンZ9
めちゃめちゃ売れてるので
予約した私に、まだ届かない。
こたつ猫さん
やはり同じファーストクラスのお金を払うなら夕食ですね。
ちとお酒を飲み過ぎてしまいますが…
iPhone、年を追うごとに進化を見せつけられます。
ぱぴるすさん
本年も宜しくお願い致します。
ファーストクラスはすっかりご無沙汰しています。もっとも、羽田ー伊丹線搭乗時は、
常に空席があるものの、なんせ、時間が短くて、8,000円の価値が見出せません(笑)。
ワインのグラスがプラコップに変わりましたか?それとも、たまたまでしょうか?
やはり、美味しいワインはグラスで頂きたいですよね。
7日に販売されるセールで、そろそろ沖縄に行きたいものだと思っておりましたが、
感染拡大でどうしたものかと思っております。
iPhone12の画像は綺麗ですね~。私の友達はiPhone12でYou Tube に綺麗な
動画をアップしています。
ほんと、カメラいらなくなるかもですよね(笑)。
Gingerさん
本年もよろしくお願いいたします。
ファーストクラス、確かに伊丹線はもったいない感じです。
ファースト乗ると国際線ビジネスクラスを思い出しちゃうので、なおさら。
ワインはグラスがカップになって久しいです。
新型コロナウイルス感染症予防策だったかと。
ANAのプレミアムクラスは、もともとワインもカップでいただくスタイルでしたが、
JALはグラスっていうのがよかったんですよね。
コロナが収まったあと、またグラスに変わることを期待しています。
7日からのセール、期待したいところですが、
沖縄は感染者の急増でちょっと厳しいかと。
また数か月、飛行機に乗りにくい、自粛の時間が続きそうです。
iPhone 12、私が持っている一眼レフよりよく写っている気がします。
ほんと、一眼レフってどうなの?って思っちゃいます。
パピルスさん今日は
フルサイズカメラの写真は、ブログに投稿する
のに大幅に縮小処理しないと投稿出来ない。
だから元画像は、iPhoneなんかより
フルサイズカメラの写真の方が良いですね。
ただ自分しか見れない自己満足に
成りがちですが
私ニコンDfcも持ってるんですが
これAPS -C機です。
これなら縮小処理しなくても
ブログに投稿出来ます。
こたつ猫さん
フルサイズカメラの写真は容量が大きく、圧縮必須ですが、
一方で、iPhoneにはない写りの良さ、写真の奥深さがあるかと。
いずれにしても私はまだまだ未熟な「ウデ」だとは思っていますが。