日本航空JL4504便 新千歳→羽田 国際線仕様機クラスJ搭乗記(2022.1.2)

当初予定の定刻21:00新千歳発JL528便から、急遽変更した臨時便JL4054便での帰京。

JALの生涯マイル(=実フライトマイル)は約408,000マイルなのですが、これだけ乗ってて、臨時便に搭乗というのは初体験。まあ初体験と言ってもフライト自体何が変わるわけでもないのですが。

今回は前日の新千歳空港大雪により航空券の振り替えができなかった人の救済という位置づけで急遽決まった臨時便ということもあり、搭乗する機材はB767-300ER、機体レジ番号JA651Jの国際線仕様機です(実は「国際線仕様機」の文字を見て振替を即決したわけで)。

当初予定のJL528便の予約はクラスJなので、振替便でもそのままクラスJ。機材は国際線仕様機なのでクラスJだとビジネスクラスシートの利用。国内線のわずか1時間半ほどのフライトですが、久しぶりに国際線ビジネスクラスの雰囲気を味わえたら、っていつも以上にワクワクします。


■搭乗

改めて搭乗機B767-300ER、JA651J。


使用機到着時、使用予定のスポットが空かず、15分ほど待機した影響で、出発時刻が10分遅延のようです。


事前改札の後、Group 1=ダイヤ・JGP会員の優先搭乗で搭乗。ビジネスクラスのシートはスカイリクライナーですね。SKY SUITE Ⅱを期待したのですが…残念。


座席はビジネスクラス最後方窓側5K。背もたれを倒しても後ろの人に気を使わなくて済む席。いやー、久しぶりのビジネスクラスシートですよ!


持参した国際線ビジネスクラスでも使われているスリッパに履き替えて、気分は完全に国際線。


CAさんに伺ったところ、往路の羽田→新千歳JL4503便はわずか20名ほどのお客さんだったとのこと。前日に決まった、新千歳空港の乗客をさばくための救済便の機材を送り込みだけのフライトですからね。むしろ20名もいたことの方がびっくりです。

お隣りは同じく羽田行きA350-900、JA09XJ。


■フライト

定刻10分遅れ、13:25になっても来ないお客さんがいたり、貨物室への荷物の詰込みに手間取ったりで、ドアクローズは13:50過ぎ、14:00過ぎてからプッシュバック。


ようやく滑走路へ。RWY19Rから離陸のようです。


14:13テイクオフ。


国際線仕様機のため、機内WiFiは使えませんが、個人用モニターが使えます。MAGIC Ⅴの文字を見ると国際線に乗ってる気分になりますが、プログラムがショボくて断念。iTunesの音楽を聴いて過ごします。

インターネットサービスにアクセスできるかどうかは確認しませんでしたが、仮にできたとしても有料ではないかと。ダイヤモンド会員には国際線50回インターネット接続無料サービスなんていうのもありましたが、コロナ禍国際線を利用する人もほとんどない中、サービスを告げるメールも来なくなったような(もしくはチェックしていないだけかも)。


雲の合間から下北半島が見えます。iPhone 12、なかなかきれいに撮れます。


まったりとした時間を過ごしたかったので、ドリンクはコーヒーをオーダー。


みなさん、思い思いの時間を過ごします。これで国際線ビジネスクラスの機内食が出れば、言うことないんですけどね。


また、しばらく地上は雲に隠れてしまうのですが、福島を過ぎて、磐梯山と猪苗代湖が見えます。合図若松市内をのんびり楽しんで、裏磐梯に回り、トレッキングする旅にも行きたいですねぇ。


オットマンを使い、座席をフルリクライニングしてくつろぎモード。でも、もうすぐ到着なんです…。


■着陸

シートベルト着用サインが点灯し、着陸態勢に。今日は冬には珍しい南風のようで、都心上空を飛ぶルートから着陸のようです。遠くに富士山が見えます。こういう時は太陽の反対側、A席の方がいいのですが、今回はそこまでチェックしなかった…。


15:31着陸。


15:34スポットイン。39分遅れで到着。コロナ禍、降機は前方から順にCAさんのアナウンスに従って、準備、降機します。

改めて、搭乗機を撮影。逆光でも何の加工もなしにきれいに写るのはiPhoneのなせるワザ。


制限区域から出て到着便案内を見ると、札幌便は30分程度の遅れ。とはいえ、短時間のフライトでしたが国際線ビジネスクラスの雰囲気を満喫できたフライトでした。

なお、30分遅れで到着した後、JALから遅延お詫びのメールが届いたのにはびっくりしました。要不要はあろうかと思いますが、こんなサービス(?)もやっているんですね。


■深夜着便利用時の注意点

この日、新千歳空港は夕方から雪の予報。その予報通り降雪があり、夕方以降の便は軒並み1~2時間遅れ。もし当初予定の528便に搭乗していたら、到着は深夜12時半になっていたところでした。

なお、この日528便が到着した時は、公共交通機関の運転がすべて終了してしまっていたため、搭乗した人にはタクシー代として一人5,000円が支給されたとのこと。

ところが、12時を過ぎて満席で札幌から到着する便が重なったことから、タクシー乗り場には相当長い列(北ウイングから南ウイングまで)ができたとのことです。

深夜着便は航空券代が安いですが、遅延の時のリスクも頭に入れておかなければなりません。


■Flight Data

 ・Airline: Japan Airlines
 ・Flight: JL4504 (Extra Flight)
 ・Aircraft: B767-300ER (JA651J), Age/ 11years
 ・Depature: New Chitose (CTS)
 ・Destination: Haneda (HND)
 ・Cabin: Class J
 ・Mileage: TPM 510mile (998mile accumulated)
 ・FOP: 1,268FOP


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コメント

  1. こたつ猫 より:

    パピルスさん今晩は
    宮崎駿のアニメなんですが
    『紅の豚』は、日本航空(JAL)が総制作費約5億円のうち4分の1を出資。もともとは機内上映作品として企画されたものだった。1990年2月の宮崎監督の手による企画書には「日本航空の国際線に乗らないと見られない」「本邦初の機内初公開作品の誕生です」と書かれていた。

    今日9時から日本テレビで放送

    • ぱぴるす より:

      こたつ猫さん

      宮崎駿のアニメですか。あまり興味がないのでなんとも。
      国際線限定のアニメ、というのはなかなか面白そうな企画ですね。

  2. おったん より:

    ぱぴるすさん 今晩は。
    無事羽田に到着できて良かったですね。悪天候のため、臨時便に搭乗されたとのことですが、予約が完了するまで心配されたことと思います。
    国際線仕様に誘惑されたそのお気持ち分かりますよ。SKY SUITE Ⅱでなかったのは残念。
    ところで、私の北海道旅行の件ですが、余市のニッカには、7月に訪れています。その時初めてサエラでサンドイッチを頂きましたが、超美味しかったです。そして秋に再びサエラにお邪魔しましたが、期待通りでした。残念ながら番屋は、イクラとウニの不漁で断念しました。
    コロナが収束したら番屋に行かないと。勿論サエラもです。

    • ぱぴるす より:

      おったんさん

      やっぱり国際線仕様機には誘惑されますよね。
      できれば777-300ERだと最高だったのですが。
      かつて、夕方の成田→伊丹便が777-300ERの運用だったのを思い出します。
      一度乗ってみたいとは思っていましたが。

      サエラ、おいしいですよね。
      番屋は残念でした。
      今猛威を振るっているオミクロン株ですが、
      これが収まれば、行けそうな気がします。