日本航空JL68便成田空港チェックイン＆国際線JALファーストクラスラウンジ（2019.4.30）…リニューアル後のラウンジを満喫＋インボラ！

2019年4月30日、GWの10連休を利用して、3月31日に再就航したシアトル線でシアトルを訪れます。まずは成田空港でチェックイン、さらに4月1日にリニューアルオープンされた本館4階の「ファーストクラスラウンジ」を訪れます。

■チェックイン

午後1時過ぎ、羽田空港から京成線で成田空港第2ターミナルに移動してきました。歴史に残る？GW10連休。出国ラッシュも一息つき、落ち着いた雰囲気の成田空港です。チェックインはもちろんLカウンター、ファーストクラスチェックイン。午後1時頃は出発便も少なく、カウンターはガラガラ。テキパキとチェックインしていただきます。先週はニューヨーク行きのFでしたが今週はYです。

「成田空港限定の手荷物のネームタグです」ということで、1枚いただきました。JALグローバルウォレットデザインです。

戻りは3日。シアトルから到着後、3時間10分後の羽田発広島行きに搭乗するために、急いで移動する必要があります。時は10連休のGW、道路の渋滞も考えられるため、京成で移動することに。羽田に間に合う最終のスカイライナーのライナー券を事前購入しておきます。

というのも、スカイライナーのライナー券は列に並んで買うか、ホームで買うかの2択。外国人も多く、列に並ぶと当然間に合わなくなることは十分に考えられます。

仮に早く着いた時は前便への変更は可。間に合わなかったときは、どのみち乗り継げないので泊まりになります。だったら間に合うギリギリの便を買っとけ！遅延の場合はJALさんが最大限面倒を見ます！とカウンターで力強いお言葉をいただいての判断です。これが当日、吉と出るとは思いもよらず…。

 
■出国

帰りのスカイライナーの特急券を買ったら、再び出発ロビーに戻り出国します。このボードを見ると、毎回ワクワクします。やっぱり海外旅行の出発は成田空港から！と思う瞬間。

JALのファストセキュリティレーンは工事のため移動しているようです。

こちらの仮設レーンですね。チケットはYですが、ダイヤモンド会員なのでこのレーンが使えます。ここからセキュリティチェックを受けて出国です。

■リニューアルしたファーストクラスラウンジ

今回の目玉はやはり4月1日にリニューアルオープンした本館4階の「ファーストクラスラウンジ」。ここでゆっくり過ごしたくて乗り継ぎ時間をたっぷりとりました（笑）。出国したら本館4階へ上がります。なお、3階のファーストクラスラウンジは工事・閉鎖中。

受付を済ませ、向かって左へ進むと広々としたダイニングが出現。これまでのイメージから随分明るくなった感じです。席数も多くて◎。

そのまま奥へ進むと、鮨「鶴亭」のカウンター。これまでの「寿司」と書かれた垂れ幕はなくなり（あれ、あまり好きじゃなかったです）、和にこだわった本格的なカウンターです。営業は7:30～12:30、午後は15:00～20:00。今は休憩時間で15:00からですね。

その横にはワイン＆日本酒のカウンター。専用カウンターになりました。グラスはリーデル。

これまでサテライトでしか飲めなかった「ローランペリエ」も飲めます。これはGood News！

日本酒の数々。獺祭はビジネスクラスで提供される純米大吟醸50。もうちょっとグレード上げて欲しかったなぁ。

奥まで進んだら、右手に回り込んでみます。お客さんが少ないでバシバシ撮影（笑）。

■新登場「JAL’s Table」

今回のリニューアルの目玉はビュッフェスタイルの「JAL’s Table」の導入。オーダーをすると、目の前で取り分けてもらえます。

更に、ラーメンが食べられるようになりました。お昼がまだだったので、人気店AFURIの「柚子塩ラーメン」とJAL特製「豚骨ラーメン」を妻とそれぞれ1種類ずつ頼んでみます。

呼び出しブザーが渡され、待っているとほどなくして完成。こちらは柚子塩ラーメン。かなりさっぱりとしています。

こちらは豚骨。豚骨だからと言って、今のトレンドである「こってり」ではありません。外国人にはこちらのほうがよさそう。

量はそんなにないので、サクッと食べられます。

今日はエコノミークラス搭乗なので、そこそこ食べても大丈夫、と続いてランチメニューからオーダー。私はサラダプレート。これ、結構ボリュームがありました。

妻が頼んだティラミス。とってもおしゃれ。

■靴磨きコーナーなど

食べ終わったらさらにラウンジを散策します。ビュッフェカウンターの横にはアルコールのカウンター。これは従来と同じような並びです。

パン類や

JALカレーも健在です。でも、ビュッフェのメニューを食べていると、どうもカレーには手が出ません。

奥にはジョン・ロブの靴磨きコーナー。ここだけは羽田のRed Suiteの勝ちかな。

その奥は従来の本館4階のままになっているようです。リニューアルされたエリアはWoodがふんだんに使われ、明るい雰囲気なのとはちょっと対照的。

■シャワールーム・ピーク時2時間待ち

一番奥にはサクララウンジへ降りることができるエレベーターがあります。このエレベーターの横でシャワールームの予約が可能。

現在3階のシャワールームがリニューアルで閉鎖されているため、サクララウンジのシャワールームのうち2区画分をファーストクラス用にあてがって運用している都合で、かなり待つことになります。私の場合はお客さんがまばらな14時に申し込んで1時間半待ち。夕方のピーク時には2～3時間待ちとのことで、あきらめて戻られる方も多く見かけました（GW中でいつもより混雑がひどいとのこと）。フライト前にシャワーを浴びるなら、2時間以上の余裕が必要です。もしくはサテライトのシャワーを使うのもいいかも。

■鮨「鶴亭」

シャワー待ちをしていると15:00を過ぎ、鮨「鶴亭」がオープン。これまでは好きなネタで3貫そろえればOKでしたが、そうしたオプションはアレルギーがある等の特殊事情がない限り受け付けてもらえなくなりました。でも、味は少し良くなったような。

■JAL’s Table ディナーメニュー

15:00を過ぎると、夕方の出国ラッシュに合わせてお客さんも一気に増えてきます。それにあわせて、JAL’s Tableのメニューもディナーに変更。お寿司をいただいた後、チキングリル、サルサをいただきます。

このビーンズがおいしかった…。

エコノミークラスだし、出発まで時間あるし…と結構飲み食いしちゃいました。そうしているところでシャワールームが開いたとの連絡が入り、さっと汗を流します。今治タオルの肌触り、最高です！

歯ブラシは2セットいただき、1セットは機内用にいただいておきます。エコノミーに乗るときは機内の歯ブラシも少ないですからね。

■まさかのインボラ！

夫婦順番にシャワーを浴びて、上りの一杯をいただいていたところに放送がかかり、ラウンジ入口カウンターへ呼び出されます。そして手渡されたのが、ビジネスクラスの搭乗券。「最初にご予約いただいていた窓側から2列の並びではないのですが…」。いえいえ全然OKです。夫婦そろってビジネスクラスへインボラ。

ちなみに、最初に予約していたのはエコノミークラス最後列の窓側から2席。この席を予約していてインボラされたのは2回目です。この席のインボラ率が高いというのは本当かもしれません。平成最後の日のフライトが、めでたくビジネスクラスになって…いやーやっぱりJALに乗っちゃいますね。

■もうすこしアラカルトが欲しい

リニューアルしたラウンジは、これまでの重厚なイメージとは一転、とても明るく気持ちのいい空間となりました。

随所に置かれている観葉植物も、うまいライティングとともに上質感と明るさを演出しています。

一方で、JAL’s Tableに力が入っているせいか、これまであったアラカルトが大幅に減り、メニューの数は大幅に減ってしまいました。ちょっとだけつまむ、ということができなくなったのは残念です。現在改修が進んでいる3階のラウンジに期待したいところです。

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