日本航空JL513便 羽田→新千歳 国際線仕様機クラスJ(SKY SUITE Ⅲ)搭乗記(2022.7.3)

2022年7月3日、かねてより乗りたかった国際線仕様B777-200ERのクラスJ=SKY SUITEⅢにようやく搭乗できました。

急遽日帰りで札幌へ飛ぶことになり、あわてて航空券を手配。出発直前の特割はいずれも値段が高いので、特典航空券を検索。往路は国際線仕様機材B777-200ERのクラスJ、復路は同じく普通席をゲット。羽田=新千歳は便数も多いので曜日にもよりますが、直前でも特典航空券がゲットしやすくて助かります。

■羽田空港チェックイン

7月3日午前10時過ぎ、羽田空港第1ターミナル北ウイングにやってきました。ようやくコロナ前の活気が戻ってきたかなって感じです。毎度のことながら、JAL便に乗るとなるとウキウキします。特に今回は国際線ビジネスクラスのSKY SUITE Ⅲですから、なおさら。


お世話になった方へのご挨拶が主目的の旅、しかもトンボ帰りということで、手荷物はかばん1つ。ファーストクラスチェックインカウンターの前を素通りして保安検査場に向かいます。もちろん、カウンターへ「こんにちはー」の挨拶を忘れずに。保安検査場では、iPhoneのウォレットにあらかじめダウンロードしておいたバーコードで通過します。検査台に前の方の「付け爪」が落ちていたのにはびっくり。


■ダイヤモンド・プレミアラウンジ

保安検査場を通過したら、目の前の階段をそのまま上がり、ダイヤモンド・プレミアラウンジへ。ここでトラブルが起こります。

保安検査場で示したバーコードをスキャナーかざしますが…なぜかエラー。マイレージカードの提示を求められたので、JALカードを見せます。

その後、もう一度ウォレットのバーコードをスキャナーにかざすもエラー。ラウンジ入口では保安検査場でかざしたものと同じものをスキャナーにかざさなければならないので、都度ウォレットのバーコートをかざすのですが何度やっても「保安検査場でかざしたものをかざせ」のメッセージ。

何度やってもダメで、結局提示したJALカードで手続きしてもらってOKとなりました。前日発生したauの大規模通信トラブルが何か影響しているのでしょうか。


何とも釈然とせずラウンジへ。ラウンジは比較的すいていました。お昼時なので、まずはおにぎりとお味噌汁をいただきます。珍しいパエリアのおにぎりをピックアップ。これ、洋食系の人にはおススメです。デザートはハーゲンダッツ。抹茶味のみの提供。


パエリアのおにぎりを食べているとやっぱりビールが飲みたくなり…パエリアとビールの組み合わせは◎。


ラウンジから搭乗機が見えます。JA702J、もう20年選手です。


パンもいただいちゃいましょうか。と、パン用の皿を取った時に皿の上に虫…。騒がず係の方にそっと手渡しします。付け爪、スキャナー、虫、と今日はどうもJALさんとうまく嚙み合いません。


■搭乗

気を取り直して搭乗口へ。


毎度のことですが、フライト前に搭乗機を撮影。第1ターミナルは真正面から撮影できるところが多くて助かります(と言って、第2ターミナルでANA機を撮影することはないのですが)。ボーイング機らいいお顔を拝んで旅の安全を祈念します。


優先搭乗で搭乗。3年ぶりのSKY SUITE Ⅲ(SS2)です。座席は1Aをアサイン。国際線だとVIP用になる席。


SS2に乗ったのは2019年6月、Status Runでシンガポールに行った帰り以来、実に3年ぶり。いやーこうして機内を見渡すと、海外旅行気分MAXって感じになります。


前方に17インチの大型モニター。B737-800の国際線仕様とは異なり、エンターテイメントは一通り使えるようです。


もちろん、フライトモニターも。


手前には小物入れ。中にはヘッドフォンかけもあって、結構重宝するんですよね。あちこち見てると、いろいろ思い出してきて…増々海外旅行気分が高まるー!

CAさんからご挨拶を受けて、「この座席だと海外旅行気分が高まりますね」と話すと、「このまま飛んで行っちゃいますかー」とお茶目なリプ。


横にあるマガジンラックに目をやると…あらら、前に座った方の搭乗案内が折り込まれて入っている…残念ながら掃除が不十分。うーん、今日は何かとJALの粗が目立つなぁ。そっとゴミに捨てます。


気を取り直して…今日はJET STREAMをBGMにフライトを楽しむ事にします。SKY SUITE Ⅲに座ると分かって、今日はMy Headphoneを持参。


■フライト

11:33ドアクローズ、11:40プッシュバック。さあいよいよです、って1時間半ですけどね。


A350を機窓にタキシング。国際線仕様機に乗っていると、A350の国際線仕様機に早く乗ってみたい…


11:55離陸。1Aだと騒音もミニマムで静かです。


上空でシートベルト着用サインが消えたら、通路側のひじ掛けをアップ。このひじ掛けの内側には小物入れがありましたね。このひじ掛け、離着陸時は下に下げておかなければなりません。


コーヒーをいただきます。仕方ないことと知りつつ、これしかないのはちょっと寂しい…。


コーヒーをいただいたら、やっぱりフルフラットにしてくつろがなきゃ。


フルフラットにしてみました。水平飛行では、機首がわずかに上がっているので、完全なフルフラットにするのではなく、ほんの少しだけ頭を高くしておくといい感じ。この見上げる感じ、懐かしい景色。


先頭のギャラリー。ギャレーからお弁当とか出てきそうですが…何にもないのはちょっと寂しいです。


機窓には下北半島、恐山。


ここから津軽海峡を渡り、針路を北東に向けたところで手前に恵山、奥に駒ケ岳がよく見えます。途中函館山と函館の市街地もきれいに見えました。やっぱり北海道行きのフライトで機窓の景色を楽しむなら進行方向左側の席ですね!


■到着

シートベルト着用サインが点灯、着陸に向けてどんどん高度が下がります。


やがて眼下に新千歳空港が。ここから左に大きく旋回して、北からの進入、着陸のようです。


ちょうど牧草の1番草を刈り終えたところでしょうか。夏の北海道の景色が広がります。


13:06着陸。着陸と同時に携帯電話を機内モードから通常モードに切り替え、新千歳空港発快速エアポートの指定席を予約。JR東日本の「えきねっと」で予約できるので、着陸直後に時間を見て予約を入れるとよいですね。駅ネット予約だと、例えばスポットに入るまで時間がかかったとしても、変更が自由にできるので便利です。


スポットイン直前、ここでもA350。今やJAL国内線の主力機です。それにしても、B777のエンジン問題が発生した時、A350が順調にデリバリーされたおかげで、影響を最小限に食い止めることができたと考えると、JALさん、もっと言うと植木会長は持ってるなぁと感心。


約1時間半の「国際線ビジネスクラス」、いやいや「国内線ビジネスクラス」の旅を満喫させていただきました。やっぱり海外行きたいなぁ。もちろん、ビジネス、マイルで取れればファーストで。


バゲッジクレームで見つけた折り紙。最近、あちこちの空港で見かけるようになりました。


帰りは夕方のJL524便、国際線仕様機の普通席を予約済み。すでにビジネスクラスシートのクラスJは満席だったのですが、一縷の望みをかけて新千歳空港を離れる前にファーストクラスチェックインカウンターに立ち寄って、空席待ちをかけておきます。種別はもちろんSですが、6番…どうなることやら、乞うご期待。

新千歳空港発の快速エアポート指定席を予約済みなので、先を急ぎます。


■Flight Data

 ・Airline: Japan Airlines
 ・Flight: JL513
 ・Aircraft: B777-200ER (JA702J), Age/ 20years
 ・Depature: Haneda (HND)
 ・Destination: New Chitose (CTS)
 ・Cabin: Class J
 ・Mileage: none (Award)
 ・FOP: none (Award)


↓ランキングに参加しています。
 ポチっと押して応援、お願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 飛行機旅行・空の旅へ

コメント