新千歳→羽田の福岡空港経由フライトのラストは、JL328便ファーストクラス。久しぶりの国内線ファーストクラスへの搭乗となりますが、コロナ禍でどのようなフライトになるでしょうか。
■福岡空港ダイヤモンド・プレミアラウンジ
定番の豚骨ラーメンをいただき、博多通りもんをゲットした後は、ダイヤモンド・プレミアラウンジで出発までの時間を過ごします。
出発ロビーのある2階のファーストクラスチェックインカウンターから保安検査場へ。今回はファーストクラスに搭乗なので、いつもとはちょっと気分が違います。
扉を入ると、右がファーストクラス&ダイヤモンド・プレミア会員用、左がJALグローバルクラブメンバー&サファイヤ会員用に分かれています。右手を進んで係の方に挨拶をし、そのまま保安検査を受けた後、ダイヤモンド・プレミア(DP)ラウンジへ。
受付でJALカードをスキャン。ここにA350のモデルプレーンがあります。A350初便の就航地、福岡ならではの演出。
ちなみに2019年9月1日のA350初便のセレモニーと搭乗記は以下をご覧ください。10か月ほど前のこと、興奮に包まれた特別な日でしたが、まだ記憶に新しいです。
右手のDPラウンジへ進みます。扉を開けると厳かな雰囲気が漂う長い廊下。この雰囲気は他の空港のDPラウンジにはない、福岡空港ならではの雰囲気です。
ラウンジ内は利用客も少なく、がらーんとしています。
フライトで夕食をいただくので、おにぎり、パンはパス。ウイスキーがあれば軽くいただくところなのですが、コロナ禍ではサービスが中止となっているので、仕方なく水をいただいてのんびり過ごします。
ラウンジから搭乗機B787-8、機体レジ番号JA847Jを撮影。本当はA350のファーストクラス2列目に乗る予定だったのですが、前便、新千歳→福岡のフライトが変更になり、仕方なくファーストクラスが1列しかないB787-8に。
■搭乗
時間になったのでラウンジを後にします。あの厳かな通路の両側には伊万里焼風鈴がかけてあります。ご当地らしさの演出といったところでしょうか。
エスカレーターを下って搭乗待合室へ。
出発ゲートに着いたときはすでに優先搭乗が始まっていました。そのままゲートへ進んで搭乗。
搭乗橋を進みます。今から乗るぞーと、毎回気合が入る瞬間。
CAさんのお出迎えを受けて、事前指定しておいた1Aへ。入ってすぐ右です。この席を選んだのはもちろん沈む太陽に照らされる機窓の景色をカメラに収めたいから、なのですが、この日の天気からすると上空でもちょっと無理そうです。
スリッパ、ヘッドフォンにテンピュールのクッション。このクッションを腰に当てておくと座席とのフィット感が抜群にいいんです(個人差があると思います)。
A350の1列目と同様、壁に取り付けられた個人用モニターと、隣の席と共用のポケット。ファーストクラスなのに、なぜ共用のポケット?というのが残念な点。やはりここは個別ポケットが欲しかったところですが…。ちなみにこの日のファーストクラスは3名の搭乗で、隣の1Cは空席でした。
改めて担当CAさんのご挨拶を受けて、同時に夕食のメニューが渡され、ドリンクを選ぶようにお願いされます。
羽田着の食事は、北海道北見市の割烹うめ笹監修の和食ですね。
だったらここは日本酒で。同じ北海道から上川大雪純米大吟醸きたしずくにしましょうか。ということで、オーダーを取りに来たCAさんにお願いしたのですが、残念ながら積んでいないとのこと。代替品の東洋美人純米大吟醸をいただくことに。
■離陸
利用客も少ないようで、定刻より若干早くドアクローズ&プッシュバック。時刻は19時ですが、7月上旬だとまだまだ明るいです。隣のスポットにはA350の3号機、JA03XJが到着。
ターミナルビルそばにある、RWY16から離陸。忍者レフをつかっていい画が撮れるかな、と思ったのですが、ライトが反射しちゃっています。なかなか難しい。
19:05羽田に向けて離陸。
上空の梅雨前線の雲を抜ければ少しはいい画が撮れるかな、と思ったのですが、やはりダメでした。
■夕食サービス
気を取り直して夕食サービスを楽しむことにします。シートベルト着用サインが消灯して、間もなくサービス開始。ドリンクを含めワントレイでサーヴされます。感染症予防策からすべてプラスチックのふたがしてあります。
◇夕食
<小鉢>
・うめ笹特製 帆立じゃが芋饅頭
・蛇腹茄子 北海道産蛸柔らか煮白酢合え
<主菜>
・うめ笹特製 銀鮭の京味噌ひとよ漬け焼き
・北海道産灯台つぶ貝山椒煮
・北海道白花豆甘露煮
・甘酢生姜寒天寄せ
・グリーンズ北見の玉葱コロッケ カレー風味
<ご飯>
・俵御飯 北海道の高級ブランド米「ふっくりんこ」
<汁物>
・味噌汁
<茶菓子>
・あずき屋ようかん
フタを取ったところ。
主菜。この銀鮭がふっくら炊かれたご飯によく合います。
国内線ですが、ファーストクラスでいただく食事は特別感があっていいです。私自身も久しぶりの機内食にテンション上がりっぱなしでした。お酒を少しずついただきつつ、一品一品ゆっくり味わっていただきました。
いやー、こういった機内食をいただくと、やっぱり国際線ファーストクラス、ビジネスクラスに搭乗したいですね。いつになるか分かりませんが、今は我慢我慢。
お酒もCAさんにタイミングよく注いでいただいて。気持ちの良いひと時を過ごすことができました。
■到着
福岡から羽田まで、わずか1時間30分ほどのフライトは、食事をしているとあっという間です。もう少しくつろぎたいところ。
高度が下がり、東京湾を囲んで夜景が見えてきました。千葉県の上空には低い雲がかかっています。
左に大きく旋回して、20:27、D滑走路に着陸。20:33スポットイン。となりにはまたしてもJA773J。今回の旅では本当に縁のある機材でした。
久しぶりのファーストクラスの搭乗、JALクオリティのサービスで食事をいただくひとときはやっぱりいいですね。早く国際線に乗りたい、そう思わせてくれるフライトでした。
降機して羽田空港のターミナルを出口へ。夜9時前、普段であれば各地からの到着便でにぎわうコンコースも、コロナの影響でしょう、人影はなし。
到着ロビーに出てもひとはまばら、とても羽田空港とは思えない景色です。
■Flight Data
・Airline: Japan Airline
・Flight: JL328
・Aircraft: B787-8 (JA847J), Age/ Brand New
・Depature: Fukuoka (FUK)
・Destination: Haneda (HND)
・Cabin: First Class
・Mileage: TPM 567mile (1,453mile accumulated)
・FOP: 1818FOP
コメント
三角飛び、やってみたかったんですぅ
参考にさせていただきました、ステイタス延長のおかげで今年は精進しませんので、株主優待券を活用しJで飛んでみます。半年ぶりの千歳も楽しみです。
茨城空港も最近は寂しいですね、以前はC国からどっと到着客が降りてきていましたから。一度FDAに乗ってみたいのですがなかなか航路選択に厳しいものがありますね。
六さん
コメントありがとうございます。
三角飛び、記事を参考にしていただいてありがとうございます。
私は次回、機会があれば羽田~新千歳~福岡~沖縄~羽田の四角飛びを考えています。
福岡が伊丹とか中部でも、コストが安ければいいかな。
茨城空港はスカイマークが何とか頑張って飛ばしてくれています。
福岡線、札幌線は1日1往復になってしまっています。
駐車場が空いていて、かつ無料なので使いやすいといえば使いやすいのですが、
お金払うんだったらJAL、って思っちゃって、じゃあ乗るぞ!という気分になりません。
FDAはおっしゃる通り航路選択が難しいですが、
福岡や千歳をうまく使えば、静岡や名古屋経由でも飛べるかなぁ。
でも、こちらもじゃあ行くぞ!という気には今一つなれずです。
今日、1日で三角飛びをやりましたら疲れました。
羽田 新千歳JL507 J 1A
新千歳 福岡JL3512 J 1K
福岡 羽田JL326 F 1A
今朝ファーストに空きが出たのでJから変更でした
全部株主優待なので選択が少ないのが難ですが
六さん
朝から夕方まで乗りっぱなしだったと思うのですが、疲れましたか。
国際線で10~12時間乗るのとは乗ったり降りたりで疲れが違うのだと思います。
それでも、Status Runにはいいプランでは?と思っています。
私の方も10月にアイランドホッピングツアーが控えています。
2日で16フライト、三角飛びどころではないフライト数なので、
かなり疲れるのでは?と思っています。
でも、飽きることはないでしょう。