新型コロナウイルス=Covid19が全世界に拡大、人々の往来が大きく制限される中、国際線がメインの成田空港は今日でも閑古鳥が鳴いている状態と聞きます。
2020年8月9日、例年であればお盆休みを海外で過ごす人たちの出国ラッシュで忙しい成田空港を訪れてみました。あまりの人のいなさに唖然。
でも、こんなにも人がいない成田空港なんてそうそう体験できるわけもないということで、現在の成田空港第2ターミナルを、以前海外に出国していた時と同じようにチェックインをするバーチャルツアーでレポートします(写真は必ずしも撮影した時間通りに並んでいないこと、ご了承ください)。
■バスで空港到着
リムジンバスに乗って(本当は自家用車ですが)成田空港第2ターミナルにやってきました。久しぶりです。
バスおりばには誰もいません。きれいに並べられたカートがちょっと不気味。そういえば、各ターミナル入り口にあった航空会社の名前が入ったサインボードがなくなっていますね。どうしたんだろう…?
気を取り直して、ターミナルビルに入ります。
予想通り、空港職員の方が少しいるくらいで、利用客はほとんどおらず、とても静か。人の出入りがないせいか、中はとても涼しく、かつ3密とは無縁の世界。
広告も成田空港会社の看板があるのみ。その右は「白紙」です。利用客もほとんどいないのでスポンサーもつかないですよね。
■JALチェックインカウンター
まずはいつも利用するファーストクラスチェックインカウンターのあるLカウンターへ。
ちょうどフライトがない時間帯だったせいもあり、カウンターはクローズ。
隣のKカウンターにあるビジネスクラスのチェックインカウンターもクローズ。
なお、カウンターは改装中。今年の秋には、エコノミークラスにあるのと同様の自動チェックイン機とセルフバゲッジドロップが設置されるようです。コストダウンもあるかと思いますが、JGC会員の増加で人手だけではさばき切れなくなってきているのも一因かもしれません。
ファーストクラスチェックインカウンターの隣にあるJGCのカウンターでチェックイン可能。係員の方が数名いらっしゃって、いつもの光景を垣間見ることができます。
その隣にあるエコノミークラスの自動チェックイン機。しばらく来ない間に様子がすっかり変わっています。
JALのマークを貼っただけの誰にでも作れそうな消毒用アルコールのボトルですが、ちょっと欲しいかも(笑)。
エコノミークラスのセルフバッゲージドロップ。こんなのあったっけ?
■ショップ散策
4階の「Airport Mall」=ショップを覗いてみます。
エスカレーターを上がったところに表示。レストラン&コンビニは5軒のみ営業。セブンイレブンが24時間営業というところにはびっくり。利用客は空港関係者がメインでしょう。
他のショップはこんな感じでシャッターが下ろされ…とても寂しい限り。
マックがやっていたので…
結局ここでお昼をいただくことに。久しぶりのマックでガーリックシュリンプバーガーなるものをいただきました。オーソドックスにハンバーガーにしておけばよかったか…というのが感想。
■出発口へ
海外旅行に出かけるとき、セキュリティチェックを受けるための出発口は、海外に出かけるというのは一味も二味も違うためか、国内線とは全く違う雰囲気があります。なんせ「出国」=日本から出て行っちゃうわけですから。
その出発口がリニューアルされていました。工事をやっていたのは知っていたのですが、完成してオープンでモダンな雰囲気に。航空券をスキャンするゲートも設けられています。
保安検査を待つ長い列も、このガラスの向こうの広いスペースにできるようになり、出発ロビーから分離されました。
一方こちらは航空会社上級会員向けのファストトラック。ワンワールドエアラインの上級会員、ファースト、ビジネスクラスの利用客は各社共通でここを使うことになるようです。次回はここから出国ですが、その日がいつ来るやら…
わずかな利用客のために、両替屋さんはオープンしているんですね。開店休業だとは思いますが…。
■いつもの賑わいはいつに…
今回のツアーで、JALのチェックインカウンターや出発口がリニューアルされているのを確認することができました。FOP上級会員はこれまで通り、ファーストクラス、JGCのチェックインカウンターで対面でチェックインできるようですが、一般のビジネスクラスでは自動チェックイン機が導入される予定のようです。
また、出発口もリニューアルされ、これまでとは雰囲気が変わりました。
日本を出国して飛び立つスタート地点となる成田空港。新型コロナウイルス感染症=Covid-19が1日も早く終息し、数あるフライトともに、早くお客さんが戻ってきてほしいですね。
次回は帰国時=到着時のバーチャルツアーをお届けします。
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