2019年12月4日、往路と同じブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミークラスで帰途につきます。この日のフライトは、CAさんもびっくりするくらいの空席が目立ったフライトでした。
■搭乗 なんかいつもと違う…
搭乗開始は9:55から。トランジット用のトレインで移動する必要があるので、少し早めにラウンジを出ることにします。ラウンジを出る前に本日の搭乗券を記念撮影。
ホールに出て、トランジット用トレインに乗るために、エスカレーターを下ります。
エスカレーターを降りるときはどうしても階下を見てしまいますが…正面を見ると、こんな感じの写真が撮れたりします。運がいいともっといい雰囲気の写真が撮れそう。いやー、一眼持ってきたかった…
トレインは、乗れないってことはないですが、結構混んでいます。この記事を書いている今は、コロナウイルス騒ぎでガラガラかと…。
トレインを降りて再びエスカレーターを上がり、搭乗口へ。ちょうど目の前に搭乗機を見ることができました。
本日の搭乗機、B777-300ER。F, C, PY, Yの4クラス構成。往路でのCAさんの印象が良かったので、Fは乗ってみたいですね。
搭乗予定時刻になっても搭乗が始まらないのはお決まりなので慌てません(笑)。というか、搭乗券に記載されている搭乗開始時刻そのものが早めの時刻になっているのですけどね。
10:15から搭乗開始。優先搭乗にて搭乗しますが、いつもと違ってビジネスクラスにも、エコノミークラスにも列はなく…いや、このフライトはガラガラなんじゃない?
8日間でイギリス→イタリア→オランダ→イギリスと駆け回った出張でした。
帰りは窓側2列席の通路側。窓の外の景色を撮ることができないのでブログ的にはちょっと盛り上がりに欠けてしまうのが難点なのですが、やはりトイレのことを考えると致し方なし。
荷物をしまい、JALの機内スリッパに履き替えて準備万端、となっても全然人が乗ってこないので、エコノミークラスを撮影させていただきました。こちらはPYクラスのすぐ後ろの席。
更に後ろのバルク。バルクヘッドの席は非常口座席になっていて足が延ばせるのはJALと同じですね。
ウェルカムドリンクをどうぞ、ということで、喉が渇いていたので水をいただきます。
ブリティッシュエアウェイズのプレエコでは食事のメインメニューを3種類から選ぶことができるので、どれにしようかー、と悩みながら出発の時を待ちます。昼前の出発ですが、なぜか「夕食」。
定刻よりも10分ほど早くドアクローズ。搭乗待合室がガラガラだった通り、機内も2割程度の搭乗率。当然隣も空席だったので、待ってましたと言わんばかりに窓側へ移動します。
月が替わったので映画のプログラムも変わっています。邦画はこんなのがありますね。
日経新聞をいただきました。往路同様、ビジネスクラスで余ったせいでしょうか。それともデフォルト?久しぶりに手にする日本の新聞に、帰国するんだなぁと感慨深げになってみたり。
■離陸~夕食
11:02、B747を横に見ながらプッシュバック開始。体液が進むB747、早いところ乗ってみたいですねー。
タキシングののち滑走路へ。翼の上ですが、窓側へ移動できてブログ的には◎。
天気も良く、揺れはほとんどなし。間もなくシートベルト着用サインが消えて機内サービス開始。
おしぼりをいただきます。これ、すぐ回収されちゃうんですよね。食事が終わるまで使えると便利なのですが。
WiFi機能が搭載された機材だったのですが、うまくつながらず。JALのように無料クーポンがあるならもう少し頑張ったかもしれませんが、早々にあきらめます。
ファーストドリンク。久しぶりにジントニックを頼んでみました。お客さんがいないせいか、「2本いる?」と聞かれ、迷わずいただいてしまいます。
◇夕食
・グリル野菜のサラダ、ラブネチーズ、ひよこ豆
・北大西洋鱈のグリル
・レンズ豆の地中海風サラダ
・トマトチリサルサソース
・ラズベリーマスカルボーネケーキ
・塾生チェダーチーズ、ビスケット
往路同様、ワントレイでのサービスです。メインは鱈をチョイス。他に鶏肉の醤油煮、もしくはメッツェリガトーニパスタが選べます。ジントニックを2本いただいた後で、食事に合わせる白ワインと、食後のチーズ用に赤ワインをそれぞれいただきました…って飲み過ぎですね。日本人とわかってお箸までサーブしてくれました。
メインの北大西洋鱈のグリル。レンズ豆のサラダはソースのような感じで、ちょい濃いめの味付けも鱈と相性があっておいしかったです。
パンをいただきます。バスケットから選ぶ形でサーブしていただけました。パンが温めてあってびっくり。往路は冷たいパンだったので…。やはりお客さんがいないから?
赤白のワイン。往路と同じです。そんなに高価なものではないでしょうけど、癖がなく万人受けするワイン。
デザートのラズベリーマスカルボーネケーキ。実はチェダーチーズとどちらかのチョイスになっていたのですが、最初から両方トレイに乗っかっていました。これもお客さんが少ないせいですね。ケーキをいただいた後、チーズとビスケットを残しておいて、食後に赤ワインと一緒にゆっくりいただきます。
■くつろぎタイム
食後はしばらく映画を見た後、酔いも回ったので就寝。CAさんから「エコノミークラスもガラガラなので、真ん中の席を自由に使ってください」と言われ、遠慮なくエコノミークラスの真ん中4席のひじ掛けを跳ね上げ、ベッドにして就寝。いわゆる「エコノミービジネス」は初めてですが、かなり楽!プレエコのリクライニング使うよりずっと快適です。やっぱり足を延ばせるのはいいですね。
4時間ほど寝て起床。席に戻り、往路でもいただいたカップ麺をいただきます。お馴染み日清カップヌードルの謎肉増量バージョン(笑)。
JALのうどんですかい、そばですかいよりも食べ応えがある分、機内でいただくカップ麺はまた格別です。
飛行機は極東へだいぶ近づいてきました。羽田まであと約4時間ほど。
機内ミュージックでいいな、と思ったドイツのBlank & Jonesというグループの音楽。エレクトロニックの分野になるのですが、かなり気に入ってしまいました。日本に帰ってからApple Storeでダウンロード、ドライブミュージックになっています。
音楽を聴いてくつろぎながら、早朝のコーヒーをいただきます。1回目の食事に出ていたチーズ&ビスケットつき。サービス満点です。
■朝食
到着2時間半前、日本時間の午前5時過ぎ、夜が明け始めます。コンデジだと焦点が合いにくくて難しい…。
◇朝食
・二度焼きチェダーチーズオムレツ
・エリンギ
朝食も、いわゆるイングリッシュブレックファーストとオムレツのうちから1つを選ぶことができます。イングリッシュブレックファーストは出張中散々食べたので、ここはオムレツで。
二度焼きはどうでもいいのですが、とにかくこのオムレツが柔らかくてチーズがとろけ、美味しかったです。ダメもとでパンをオーダーしてみればよかったです。
食後に紅茶をいただいた後、税関申告書をいただいて記入。これ、やっぱり搭乗してすぐにいただいて記入しちゃった方がいいですね。
機窓はサンライズショー。コンデジだと窓の傷や汚れを拾ってしまい、うまく撮れないのが残念。
■到着
サンライズショーが終わり、いよいよ羽田に到着です。今回のフライトはCAさんも驚くほど空いていて、通常では考えられないほど快適なフライトでした。
遠くに富士山が見えますね。富士山を見ると、「日本に帰ってきたー」って実感がわきます。
7:25着陸。7:30スポットイン。11時間半にわたるフライトが終わりました。
今回の出張で、ロンドンまで往復ブリティッシュエアウェイズのプレミアムエコノミークラスに搭乗しましたが、食事がエコノミークラスと差別化されている、またシートもゆったりとして使いやすい、CAさんのサービスも上々と非常に好印象でした。JALのプレエコと比較してどっちがいいか、と聞かれたら、ブリティッシュエアウェイズのほうがいいと答えると思います。JALのプレエコにはもう少し頑張ってほしいですね。せめて食事、飲み物はエコノミークラスと差別化してほしいところです。
ヨーロッパ線のFOPの倍率は1.0倍なので、JALでもBAでも稼げるFOPは同じ。だったらBAにJAL便として登場するのもアリだと思います。
■Flight Data
・Airline: British Airways
・Flight: BA7
・Aircraft: B777-300ER (G-STBD), Age/ 8years
・Depature: London (LHR)
・Destination: Haneda (HND)
・Cabin: Premium Economy Class
・Mileage: TPM 6,214mile (12,428mile accumulated)
・FOP: 6,214FOP
コメント
ぱぴるすさん、こんばんは!!
ヨーロッパ出張時の模様
撮影できる範囲内でのお写真
今一度、日本出発から拝見しまして
楽しませて頂きました[E:#x266A]
やっぱりヒースローでの入国審査が
随分と優しくなったというのは
タヌキ猫のように大した英語が
できないものにとっては嬉しいですねぇ[E:#x266A]
MELもこの間、自動ゲートで
あんなにラクだったのかぁ~
って関心したところなのですが(笑)
英 キングスクロス駅での
ハリーポッターのホームですね。
タヌキ猫、こちらの駅に訪れたことが
あるにも関わらず、肝心の
ハリーポッターを最初から最後まで
見たシリーズがなくて…
全然理解してないんですよねぇ(汗)
いやぁ~ファーストクラスラウンジも
いいなぁ~なんて思いつつ
前回、ヒースローでBAラウンジを
利用した時は、まだジャノルマークが
ついていた時代でしたので
そろそろ行ってみたいところなのですが…
やっぱりFOP 1倍ねぇ~って
最近、ようやっとこういうのを
見るようになりましてね(笑)
なんか、今までは価格重視なところ
があったタヌキ猫なのですが
ちょっと値が張っても
勝負に出るのもアリかなぁ~なんて
思ったりもしています(笑)
BA プレミアムエコノミー楽しませて
頂きました!!
おっしゃるとおり、エコノミークラスと
機内食を分けているというのは
ホント、いいと思います。
この点ではJALもそうしてくれたらなぁ
と思う所、多々ありですね。
個人的には日清のカップヌードル
これはホント機内で食べると美味しい!!
BAではないのですが、
随分と前にまだJLマイルでAFに搭乗で来た頃
エコノミーでスナックコーナー
にあったんですよねぇ
日清のカップヌードル(笑)
これが、ホント美味しかったなぁ
なんて思い出しましてね
ついつい、書いてしまいました(笑)
なかなかご多忙な中にも関わらず
これだけの記事を書くのは大変
ですよね。
引き続き、旅行記等のアップを
楽しみにしております。
タヌキ猫でした。
タヌキ猫さん
返信が遅くなり申し訳ありません。
コロナ騒ぎとはいえ、休みとはならない、むしろ忙しくなる系の仕事をしていて、多忙な毎日です。
ヒースローの自動化ゲートはまさに感動モノでした。その前の年に1時間半以上待たされた経験をしていたのでなおさら。あっという間、という言葉はまさにこういう時に使うんだなーと痛感するほどあっけいないものでした。
MELはKioskでカードを取らないといけませんが、それすらないヒースローは、羽田、成田で日本人が帰国時に入国するのとまったく同じ感覚です。
ヨーロッパの出張記、一通りご覧いただきありがとうございます。欧米線はFOP1倍なので、PYが目に留まりますが、JALのPY、案外高いんですよ。それだったらBAのPYもアリだなーといったところです。CAさんも気さく。JALの細やかなサービスに慣れている人には物足りなかったりする部分もあろうかと思いますが、海外のいろいろな航空会社に乗ってみれば、十分だなーと思えます。それだけ、日系の航空会社は細やかなサービス(ある意味過剰)だということですね。
カップヌードルはハマりました。JALでも出してほしいくらい。食べるときに独特のにおいが周囲に広がるので、オーダーの連鎖反応が起きます(笑)。11~12時間のフライトではいいおなかの足しになりますね。
さて、多忙とは言いつつ、週末は巣ごもりになるので、そろそろ…と思っています。詳しくはまた後ほど。