キャセイパシフィック航空CX105便 香港→メルボルン ビジネスクラス搭乗記(2015.7.18)

2015年7月18日 ちょっとしたアクシデントの末に辿りついた香港からメルボルンまで、キャセイパシフィック航空105便(CX105便)ビジネスクラスに搭乗しました。

台北から香港に到着したのが23時すぎ。CX105の出発1時間前でした。
香港では最低の乗り継ぎ時間が、45分くらいで設定されていたかと思います。

ギリギリセーフ。。。
こんな状況で、預けた荷物がちゃんとトランジットしてくれるのか、ちょっと心配になりました。

セキュリティチェックを受けて67番ゲートへ急ぎます。
今回はさほどの距離を歩く必要がなかったのですが、それでもこの空港は広い。
もしも端から端までの移動があったら、1時間でも乗り換えがきつい感じがします。
Cimg2012

搭乗口から搭乗橋へ入ったところで、再度搭乗者の全員が止められて、再度手荷物チェックが…何か問題でもあったのかもしれません。
私の前の人はカートを全部ひっくり返されていました。
私は手さげカバン1つだったので、中を確認する程度でサラッとすんだのですが…
このせいで、出発が1時間遅れました。

機種はA330-300。ビジネスクラスは1-2-1のヘリンボーンタイプ。
今回は窓側の席が満席だったため、中央側の席となりました。
Cimg2014

中央側の席は機体のセンターに向かって座るようになっています。
キャセイのHPなどを見ると、2人組のときは、中央席に左右に座り、お互いが席を前に出せば会話ができるといったような説明がありました。
でも、ちょっと無理があるかな?体を乗り出すような感じになるかと思います。
中央席に隣の席との間にパーテーションがあれば、プライベート感が増していいのでは?とも思いましたが、実際、メルボルン到着まで、隣の方のしぐさはほとんど気になりませんでした。
Cimg2016

シートの通路側下、ちょうど肘掛の下には靴入れがあります。
ちょっと気づきにくいところにあるのですが、それなりの大きさがあって、足首上くらいまでのハイカットのブーツなども入る大きさでした。
このくらいの大きさだと靴もすっきり収納できていいと思います。
Cimg2018

シートの先端は写真のように小さく狭められた作りですが、実際にフルフラットにして寝てみると、特に違和感もなく、問題にはなりませんでした。

座席横のテーブル下にある収納スペース。これが結構大口で、iPadとヘッドフォンケースがきちんと収まるくらいの大きさがあって重宝しました。

残念ながらスリッパのサービスはありませんでした。
私はいつもJALやANAのビジネスクラスや国内線のファーストクラス・プレミアムクラスで配布されるスリッパを携帯するようにしているので、それを使いました。
海外のキャリアを使うときは、スリッパ1セットを機内に持ち込んでおくのがおすすめです。

安全ビデオはこのように、隣の席のモニターを、こちら側から見るスタイルです。
なんかちょっと変な感じがしました。慣れの問題でしょうけど。

搭乗橋での手荷物チェックがあったせいで、定刻よりも1時間遅れの午前1時すぎに離陸。
香港とメルボルンの時差はこの時期2時間なので、オーストラリアでは午前3時。
ところがこの時間にSupperと称した通常の食事サービスがありました。
すでに成田→台北→香港のフライトで十分に食べていたので、今回はすべてパス。
シートベルト着用サインが消えたら即フルフラットにして休みました。
ちなみに出ていた食事のメインは魚(おひょう)とラムの選択。
さらにチーズプレートなんかもついていました。
こんな時間に食べる人、いたのでしょうか?

5時間ほど寝てオーストラリア時間で午前8時すぎに目が覚めました。
フルフラットシートのおかげですっきりとした目覚め。やっぱりいいですね。
ちなみに、私は搭乗したらすぐに到着時の時間に時計を合わせるようにしています。
あと何時間で到着、と考えたり、機内で何をするか考えるのに便利なので。

到着2時間前から朝食の提供がありました。
まずはオレンジジュースで目覚めの1杯。

さらにグリークヨーグルト、フレッシュフルーツ、クロワッサンをいただきました。
フルーツのみずみずしさ、乾燥した機内で寝ていると喉も乾きがちなのでグッドです。
クロワッサンが暖かくておいしかったですね。
冷えるとパサパサになってしまいそうだったので、温かいうちにいただきました。

メインは飲茶セット。これはおいしかった。
今回の日本往復で通算5回キャセイに搭乗しましたが、飲茶は初めて。
ちなみにお粥もありました。どっちを選んでもよかったかと。

最後にillyのコーヒーをいただいてFinish。
大変おいしい朝ごはんでした。
メルボルン到着が11時半だったので、むしろブランチ、といった感じでしょうか。

こちらは配られたアメニティ。
日本に行くときに配られたものと、ケースは色違いです。

定刻よりも30分ほど遅れて到着。
今回は夜行便でしたが、最新のフルフラットシートのおかげで非常に快適な旅でした。

また、この便には日本からの修学旅行生の一行が搭乗。
そのせいか、日本人CAが6名搭乗、さらに英語、中国語の案内に加えて日本語の案内もありました。
ビジネスクラス担当のCAさんにも日本人の方がいて、私には日本語で丁寧に対応していただけました。
このあたり、キャセイもよく考えているんだな、と改めて感心しました。

今回、メルボルン~香港~東京を、初めてキャセイで往復しました。
機内サービス、遅延時の対応、機内設備など、さすがSkytraxの評価で5つ星を獲得するだけの非常に満足のいくものでした。

ただ、ちょっと心残りなのは香港でラウンジが使えなかったこと。
次回は香港のファーストラウンジをゆっくり楽しめる旅程を組んでみたいと思います。

ちなみにこちらが今回のフライトのメニュー。羽田→台北を取り損ねたので1部足らないがちょっと残念でした。

 

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