JALファーストクラス(JAL SUITE)搭乗記(JL771 成田→シドニー 2016.4.18)

2016年4月18日 JAL771便(JL771)成田→シドニーのファーストクラスに、ビジネスクラスからのアップグレードで搭乗しました。

JALのファーストクラスは3回目ですが、これまでと違うのは何といっても今回は妻と一緒にファーストクラスに搭乗するということ。

私事で恐縮ですが、これまで9年間ずっと単身赴任を続けてきたところ、3月に二人目の子供が巣立ったので、4月から妻と一緒にオーストラリアで暮らすことになりました。

この日は9年間自宅を守ってくれた妻へのお礼と、二人の新たな生活の記念として、マイルでアップグレードし、夫婦二人でファーストクラスに搭乗することにしました。この先、こんな機会も滅多にないかと…

今回、夫婦二人でファーストクラスに搭乗したわけですが、お互いがファーストクラスに搭乗した場合は、一つの席で向かい合わせで食事をとることもできます。その時の様子も含めて旅の様子をご紹介します。
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なお、過去2回のファーストクラス搭乗記と、今回のファーストクラスのアップグレードに関する記事は以下をご覧ください。


チェックイン

新千歳から羽田までJAL508便で移動した後、羽田空港からリムジンバスで成田空港に移動してきました。羽田空港から成田空港に移動する手段はいろいろありますが、やはりリムジンバスが一番便利です。

チェックインはファーストクラス専用のLカウンターで。
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ファーストクラスに搭乗するときは手荷物にファーストクラスタグをつけていただきます。ファーストクラスチェックインカウンターは、ダイヤモンド、JGCプレミアであればエコノミークラス搭乗でもチェックイン可能なのですが、やはりファーストクラスをチェックインするのは、いいものです。
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せっかくなので、夫婦で記念写真を撮っていただきました。そのあとはいつもの通り、専用レーンから早々に出国します。
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今回は時間にかなり余裕があったので、出国後にJALファーストラウンジホッピングをしてみました。本館4階のファーストラウンジも初めて入室。静かでよかったです。詳しくは以下に記事にしてありますのでご覧ください。

成田空港JALファーストラウンジホッピング

搭乗

この日は機材到着遅れから(ロスからの便でした)、出発時刻を過ぎてからの搭乗になりました。ラウンジで係の方から搭乗が遅れる旨連絡をいただいていたので、妻と相談して今回は搭乗が始まった頃に移動して搭乗することにしました。

こちらが本日お世話になる機体。おなじみ777-300ER。ロスからの到着便でした。
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出発ゲートは63番。ラウンジから結構遠いです。
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ビジネスクラスの方の搭乗が始まっていましたが、そこをちょっとかき分けてゲートを通過。今回は分かれ道のサインを撮影してみました。この日はこの分かれ道、エコノミークラスの方のが搭乗している途中で左側のみ、つまりファーストクラス側のみの搭乗口となり、出発までシートで待っている間、ちょっとドタバタでした。飛行機が遅れていたせいでしょうか。
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シートは通路を挟んで2Aと2Dを指定。真ん中隣りあわせでもよかったのですが、初めから夕食は向かい合わせで食べることにしていたことと、一人のCAさんが夫婦同時にケアできるかな、なんて考えて、通路を挟んだ席を指定しました。
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出発前のファーストクラス機内の様子。細かい説明は以前の記事で紹介したのでここでは割愛します。
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夕食

離陸後、シートベルトサインが消灯してから機内サービス開始。

ここで、妻に向かいに座ってもらい、空の上のレストランでの晩餐が始まりました。テーブルを自分の方へ引き出し、モニター下の簡易椅子に相手が座れば対面で食事ができます。

メニューは洋食をチョイス。メインは事前に予約済みです。
4月から有名シェフとのコラボメニューに変更になり、欧米線と同じようなメニューになっています。

まずはアミューズをサロンとともにいただいて、夫婦で乾杯します。サロンはワイングラスでいただくと、風味豊かな味が楽しめます。私はワイングラスでいただくのが好きです(ただし、量が入るので飲みすぎ注意です)。
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アミューズブーシュ。甘エビのタルタルと冷たいグリーンピースのクリーム。とても上品な味でした。パンは「パン・ド・カンパーニュ」「メゾンカイザー特製パン」。エシレのバターを塗るととてもおいしくいただけます。
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アペタイザー。私は「キャビア ズワイガニとともに新鮮なホワイトアスパラガスを添えて」。妻は「フォアグラ さやいんげんとアーティチョークのサラダとともに」。それぞれ頼んでシェアしていただきました。皿を2人分乗せるにはちょっとテーブルが小さめです。
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メインディッシュ。私は「黒豚 春人参と小さなそら豆をたっぷり添えて」、妻は「和牛フィレ モリーユ茸とグリーンアスパラガスのエチュヴェと」。それぞれ事前予約をしておいたものです。ファーストクラスだと肉2種類、魚1種類から選べるので選択肢が広がります。黒豚は脂っこくなく、柔らかくて非常においしかったです。オーストラリアに住むようになってから、赤身の肉を多く食べるようになったせいか、脂分が少ない肉が口に合います。
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ここでデザートに行かず、アラカルトを注文。チーズプレートと無添加帆立のスモーク。
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チーズプレートはこんな紹介を見せていただけます。CAさんの手作りです。親近感がわくサービス、一つ一つのチーズを解説を見ながら味わいます。
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妻が頼んだ無添加帆立のスモーク。ちょっと癖がある味がいまひとつだったみたいで、結局チーズプレートの後に日本酒の磯自慢と一緒に私がいただきました。酒の肴としてはバッチリかと。
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この後、眠くなったのでCAさんにベッドメイクをしていただいて就寝しました。やはり夜行便だとお酒が進んで、毎回デザートまでたどり着けません(たまには頂いてみたいな、と思うこともあるものですから)。

朝食

到着90分前にCAさんに起こしていただきました。すでに妻も含めて周りは朝食もかなり進んでいるか、人によっては終わっている様子。すっかり寝過ごしました。

フミコの朝食をリクエスト。このフミコの朝食、これまでは欧米線でしか食べられなかったので、食べてみたかった一品です。「黒毛和牛のフィレ黒糖風味、フルーツトマト白味噌ソース、モッツアレラと桜の塩漬け」。朝から牛肉は失敗したかな、と思ったのですが、意外とさっぱりといただけました。白味噌ソースとの相性がよかったのかと。
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あとはリラックスウェアから着替えて、コーヒをいただき、お土産のチョコをいただいてシドニー到着です。夜行便、やはりあっという間の旅でした。なんだかもったいないような、、、まだ貧乏性です。

思い出に残るファーストクラス

夫婦二人での初めてのファーストクラス、あっという間の旅でしたが、とても思い出に残る旅でした。CAさんとの会話も弾み、妻にはちょっとしたお土産をいただきとても感謝しています。次に二人でファーストクラスに搭乗できるのはいつになるか…。

今回、対面型で食事をとったときの様子をメインに紹介しました。テーブルがちょっと狭い感じがしますが、こうして対面して食事がとれるのはファーストクラスのみ。こういうサービス、他の航空会社ではあまり聞いたことがありません。空の上で、映画などを見るのではなく、レストランのように会話を楽しみながら食事ができるのも、いいことかと思います。滅多にない機会を大いに楽しむことができました。

<よろしかったらこちらの記事もご覧ください>
JALファーストクラスアメニティポーチ ロエベ(Loewe)
JALファーストクラスアメニティ 資生堂メン(SHISEIDO MEN)

コメント

  1. タヌキ猫 より:

    ぱぴるすさん、こんばんは♪

    奥様とご一緒にファーストクラスとは羨ましい限りですね♪
    食事も、ご一緒の席で召し上がられたとのことで、

    JAL開発担当の方も、そういったことを想定して
    作りましたと、ファーストクラスの説明の際、
    おっしゃっていたので、まさに、理想的ですね♪

    なかなか、奥様もオーストラリアとなると
    引っ越しを含めて、大変だったでしょうね。

    なかなか、最初はオージーの大ざっぱさに
    驚かされることが多いんだろうなと思いますが、

    オーストラリアは、何度行ってもイイところですからね。

    タヌキ猫も、またのファーストクラス・・・
    そうそう機会はないかな・・・(汗)

    タヌキ猫でした。

  2. ぱぴるす より:

    タヌキ猫さん、こんにちは。
    お返事が遅くなり申し訳ありません。

    そうですか、このファーストクラスは対面での食事を想定して作られた作りだったのですね。
    これは初耳でした。

    ANAのファーストクラスにも搭乗しましたが、テーブルの利便性はJALが断然だと思いました。

    ただ、対面で食事を取るにはちょっとテーブルが狭いかなとも思ったのですが、実際使ってみると案外うまく使えました。

    妻は「毎日がアドベンチャー」と言いながら生活を楽しんでいるようです。

    オーストラリア、なかなかいいところです。
    時間の流れがゆっくりすぎて、日本に行くと着いていくのが大変です。

    ファーストクラス、、、ぜひ。何度乗ってもいいですよね。