JALビジネスクラス・SKY SUITE(SS9)搭乗記 (JL771 成田→シドニー 2017.7.15)

2017年7月15日 オーストラリアへの帰国の途に就くため、いつも通りのJL771便シドニー行に搭乗です。
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■搭乗

搭乗ゲートである成田空港第2ターミナル74番スポットは本館ターミナルのちょっと奥にあるので、ゲートまで結構歩きます。サテライトラウンジからならなおさら。

ゲートに到着したときは、すでに優先搭乗が始まっていました。シンガポール・チャンギ国際空港では、ダイヤモンドステータス保持者のみの優先搭乗がありましたが、この日それがあったかどうかは分からず…

座席は4K。ファーストキャビンの一番後ろの席です。夜明けのグラデーションを見るなら進行方向左側のA列がMUSTなのですが、残念ながら事前指定できませんでした。
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アメニティ。ゼロハリバートンとのコラボです。歯ブラシと耳栓が必需品。それ以外はいつもお土産です。もっとも歯ブラシはトイレに常時置いてあるので、使わなくてもいいのですが、たまる一方なので、最近は機内で使うようにしています。
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ウェルカムドリンクをいただきます。シャンパン、ラウンジでペリエを飲んだ後だといまひとつ…(贅沢な話ですみません)。味はともかく、カンタス航空のようにグラスで出していただくと雰囲気があっていいのですが、出発間際の忙しい時間では難しい注文でしょうか。
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SKY SUITEで窓側に座る場合は、通路側の方の迷惑になるので、搭乗と同時にエアウィーヴを上の棚から取り出してモニターの下に置いていたのですが、ルールが変わったのか、離着陸時はNGと言われました(上の写真に少しだけ見えます)。

離陸してからCAさんが改めて上の棚から出してくれたのですが、そうと分かれば次回からは離陸後ベルトサインが消えたら出すことにしたいと思います。

■夕食

予定通りドアクローズ、プッシュバック&離陸。特に混雑もなくスムーズに離陸しました。

上空でシートベルトサインが消灯したら、食事のサービス開始。まずはメニューが配られます。
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事前にHPでメニューをチェックしてはいるのですが、やはりもう一度。まずは飲み物を拝見します。
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更に食事のメニューを確認。今回の1週間の日本滞在で、多くの日本食を堪能したのでワイン&洋食の組み合わせが懐かしいところ。

ということで、一番人気であろう牛肉料理を事前予約しておきました。この事前予約ができるようになって、「品切れ」で食べたいものが食べられない、ということがなくなりました。時々、事前予約時に気持ちが定まらないときは、機内で選ぶこともあるのですが、選択肢が限られることがまれにあります。
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◇アミューズ・ブーシュ

  • 胡麻豆腐の 山葵のせ
  • 鮪のコンフィ
  • 白ワイン「Murphy Goode California Chardonnay 2014」

アミューズは洋食・和食共通メニュー。これにワインリストのコメントを見て白ワインをあわせるのですが、いつも悩んでしまいます。

ちなみに、このシャルドネのコメントは「洋ナシやトロピカルフルーツの風味と柑橘類のフレッシュなニュアンスを併せ持ちます。果実の甘みと酸味のコントラスト、オーク樽由来のバニラのニュアンスがバランスよく溶け込んだ、親しみやすく濃厚な味わい」

胡麻豆腐も鮪も味がしっかりしているので、ここはシャルドネでしょうか。他と比較しても、最後は「親しみやすく濃厚な」に惹かれてシャルドネ選んじゃいます。ちなみに日本は夏だからか、白ワインが3種類から選べるのもいいところだと思います。
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◇オードブル

  • 槍烏賊グリルとクスクスの冷製
  • メゾンカイザー特製パン「ハーブのプチパン」「コンプレのプチパン」
  • 引き続き「Murphy Goode California Chardonnay 2014」

クスクスの冷製は初めて食べたかもしれません。ソースがちょっと濃かったですが、夏らしいオードブルの一品を楽しみました。メゾンカイザーのパン、これはやっぱりおいしくて、JALビジネスクラスに乗ったときの楽しみの1つでもあります。
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◇メイン

  • 和牛サーロインステーキとキャビアオーベルジーヌ シャンピニオンのソース(661kcal)
  • Kleine Zalze Vinyard Selection Pinotage 2015

和牛のサーロインステーキ、焼き加減もまずまずでおいしくいただきました。脂っぽくないのも〇。サーロインステーキは看板メニューで常にメニューに載っていますが、たまには他のお肉、たとえばポークとかチキンの料理もいただきたいところ。和食、牛肉、魚のメインに加え更にもう1種類、というのは、オペレーション上難しいのかもしれませんが、実現してほしいところです。

ワインはピノタージュに変更。かなりしっかりとしたワインでした。ピノノワールもありましたが、和牛ステーキとなればやはりピノタージュで。CAさんからは、男性はピノタージュを女性はピノノワールを選ばれる方が多いんです、とコメントがありました。
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◇デザートの前に

  • チーズプレート
  • ワインは引き続き「Kleine Zalze Vinyard Selection Pinotage 2015」

チーズの種類はあまり詳しくないのですが、やはりデザートをいただく前に、メインから引き続いて赤ワインとともに食べたい一品がこれ。ただ、これはアラカルトメニューなので、本来は夕食のサービス後の提供ということになっています。なので、食事をゆっくり目に食べて、他の方の夕食が終わった頃にオーダーするようにしています。そういえば、今回はクラッカーがなかったです。
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◇デザート

  • 三重県産夏蜜柑のプリン

普段、お酒の後はデザートをいただかないのですが、今回は「夏蜜柑」「プリン」という私の好きなキーワードが2つも入っていたので、いただくことにしました。海外の極甘デザートをたまにいただきますが、それと比較するとやはり日本のスイーツ、程よい酸味と甘さがうまく調和しておいしかったです。
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■就寝

エアウィーヴを敷いて、耳栓をして就寝。最近はエアウィーヴを使う人もだいぶ少なくなったようですが、私は使った方が気持ちよく寝ることができると思います。

■朝食

朝食は着陸の1時間前で終了とのアナウンス。同じ771便でも2時間前がラストオーダーだったり、1時間前だったりと、クルーによって毎回違うのがちょっと不思議です。

もっとも、今回のフライトでは、次のカンタス国内線のビジネスクラスの食事を食べてみたいと思っていたので、この771便の朝食はパスして熟睡。

着陸前1時間ほど前に目が覚めたら、チーフの方がすかさず「何か召し上がりますか?」と声をかけていただきました。今回はオレンジジュースをお願いしたのですが、アラカルトにある「フレッシュフルーツ」「サンドイッチ」などを試してみてもよかったかなぁと思っています。

■到着

定刻より5分遅れの6:15にゲートイン。まだ周囲は暗く、iPhoneで外の様子を写すことが難しかったので断念。

いつも通りの順調なフライトに感謝です。今月もう一度この便のビジネスクラスに搭乗する予定。次回の搭乗記ではエンターテイメントプログラムや朝のアラカルトメニューにも注目して書いてみたいと思います。

今回は写真が少なくてすみません。

コメント

  1. メロクリ より:

    こんにちは。

    このメニュー、妻が食べました。(私は和食)
    槍烏賊とクスクス…ソースが濃くて、食べ切るのが辛い…と言われて、半分ほど私が食べました。
    確かに数切れなら問題ないですが、サーブされている量だと、ソースがクドイかな?と思いました。
    787だから、他の機材用に濃い目の味付けをしていると、料理によってはクドく感じるかもしれないなぁ…と思いました。
    ステーキは美味しいと言っていましたので、前菜が…

    機材に応じて味付けを微妙に変えてもらえるといいのですが、さすがにそこまでは無理ですよねぇ。

  2. ぱぴるす より:

    メロクリさん、

    コメントありがとうございます。
    やっぱりソースが濃いと思いましたか。私だけじゃなかったんですね。
    ご存知の通り、787は他の機材より気圧、湿度が高い分、地上に近い味覚になると言われている分、ソースが濃く感じるのかも。
    路線によってメニューは違うのでしょうし、積み込むときも路線別ですから、若干の味のコントロールは可能では?とも思いました。

    メロクリさんは、和食を召し上がったんですよね?和食いかがでしたか?
    実は今月このあと、771便に搭乗する予定なのですが、和食にして日本酒を楽しむか、太刀魚にして白ワインを楽しむか、とても悩んでいるのです。
    和食も夏メニューなんで、ちょっとさっぱりしすぎ?なんて思ったりもして。

    感想など伺えたら幸いです。

  3. メロクリ より:

    返信ありがとうございます。

    長距離線はヨーロッパ線、アメリカ線、恐らくアジアも、日本発の1食目は深夜便を除いて同じ献立だったと思います。

    なので777だと、それほどきつくないのかも知れませんね。

    和食も濃い目の味付けです。
    私はたくさん食べられないので、ハナからご飯は少ししかたべないつもりでした。(そもそもJALのビジネスは外資に比べて量が多いと思います)

    で、共通献立のアミューズ・ブーシュをシャンパンで食べて、そこからは居酒屋献立(笑)と割り切って、日本酒の肴としてつつけば、それほど悪くはないですよ。
    日本酒が合うような気がします。

  4. ぱぴるす より:

    メロクリさん

    >長距離線はヨーロッパ線、アメリカ線、恐らくアジアも、日本発の1食目は深夜便を除いて同じ献立だったと思います。

    そうなんですか!と気になって調べてみたら、そうなんですね。北米線とヨーロッパ線では違うと思っていたので、、、ま、縁もないのですが。

    アラカルトメニューが路線によって微妙に違うんですね。覚えておいて機会があったら気にしてみようと思います。

    やっぱり濃い目の味付けですか。以前、白ワインと和食をちょっと試したことがあるのですが、ぜんぜんダメで速攻日本酒に切り替えた記憶があります。

    太刀魚も食べてみたいのですが、槍烏賊からずーっと似たような味が続く気もして…もう少し悩みます。

    コメントありがとうございました。