2017年9月3日。前日の記念すべき774便初便で成田の到着してから約24時間の滞在で、今度は773便にてメルボルンへ戻ります。
成田⇔メルボルン線が開設されるまでは、JAL便で成田からメルボルンへはシドニー経由771便の夜行便を使っていました。
今回開設されたメルボルン線773便は、成田発が10:30でメルボルン着が21:55、約10時半のフライトは、昼から夜まで1日中フライトしている感じになりますが、概ね起きている分、フライトをより満喫できるという、夜行便とはまた違った楽しみがあります。
今回は初の773便。そのフライトは774便初便に負けず劣らずの、印象に残るフライトでした。
■チェックイン
前日は日航成田に宿泊。朝7:30すぎ、送迎バスで成田空港第2ターミナルに到着。前日到着時の曇りとは打って変わっての快晴、機上からの景色も存分に楽しめそうです。
いつも通りLカウンター「ファーストクラスチェックインカウンター」にてチェックイン。んー、やっぱり写真は反対側からファーストクラスカウンターが写るように撮るのがいいか…
搭乗券をいただいて、そのまま優先レーンから出国。セキュリティの開場が7:30頃とあって、通常レーンは長蛇の列でした。ステータスありがたし。
■ラウンジで朝食…果たしてお寿司の質は?
今回は自分が20年履いている革靴のポリッシュをして欲しかったので、本館のファーストラウンジを利用します。
ここのところ、サテライトでペリエをいただいていたので、本館は久しぶりに入ります。近頃味が落ちたとの噂の「にぎり寿司」でもいただきましょうか。
ラウンジ内はまだ空いていました。さっそくシューポリッシュを依頼。結構混んでいて30分くらいかかるとのこと。この間はスリッパで過ごします。
ホテルでは朝食を食べなかった(頼まなかった)ので、食事を取りに。サラダ類。
焼き安納芋の冷製スープ他。機内で洋食を食べるので気が進まず…
そしてお寿司1人前。本当にしばらくぶりです。中トロ、ヤリイカ、タマゴの3品ですが、中トロ、ヤリイカ、中トロが若干落ちたか?という気もしましたが、言うほどでもなく。調べると、寿司ネタは週ごとに変わっていて、たとえばマグロなら中トロと天身が週替わり、またヤリイカも蛸だったりアトランティックサーモンだったりと様々。どの組み合わせになるかで印象が異なるのかもしれません。
メルボルン線就航記念の限定ワインもあったのですが、早朝ということで大人しくコーヒーをいただきました。ちなみに限定ワインはファーストラウンジ、サクララウンジで異なる銘柄になっていて、数量限定、なくなり次第終了とのことです。
■搭乗・離陸
搭乗ゲートは75番。第2ターミナル本館の一番端です。ここからの搭乗は初めて。ダイヤモンド・プレミアの優先レーンに並びます。天窓からの光が眩しい…こんな昼間に成田から出発するのも本当に久しぶり。たぶん2014年、ANAのファーストでサンフランシスコに行った時以来でしょう。
10:10搭乗開始。心なしかお客さんが少なく感じます。搭乗ゲートを通過して、本日お世話になるB787-8(JA844J)を撮影。75番スポットだとここからしか撮影できず、写り込み防止のためにガラスにカメラを正対することもできず…
座席は3K。昼間のフライト、お目当てのバタフライアイランドや夕日を見るなら断然K列がお勧め。ただバタフライアイランドは日によってA列側になることもあるので、詳しくはCAさんに伺うとよいでしょう。
アメニティポーチ。フライト中は袋を開けて使うことなく、お土産に。
10:30ドアクローズ、10:35プッシュバック。約24時間の日本滞在を終えてメルボルンへ。
■ミールサービス
シートベルト着用サインが消えたらミールサービスの開始。時間は日本時間で11:30、昼食の時間です。メニュー表にはメルボルン線就航記念赤ワインのエキストラペーパーが。今日は洋食を頼んでいたのでバッチリ!
◇アミューズ・ブーシュ
- 胡麻豆腐 山葵のせ
- ジャガイモとジロール茸のキッシュ
- 白ワイン:ステルハイス シュナン・ブラン2015(Sterhuis Chenin Blanc 2015)
白ワインは、以前から飲んでみたかった、南アフリカのステルハイス シュナン・ブラン2015(Sterhuis Chenin Blanc 2015)をオーダー。「フレッシュな酸味や塩味とのバランスがとてもよく、花の蜜のようなアフターフレーヴァーを残す辛口です」…このあとのサーモンのオードブルにぴったりかと。
◇オードブル
- サーモンのマリネ ヨーグルトソース
- メゾンカイザー特製パン プチチャパタ、プチさつまいも
- 白ワイン:ステルハイス シュナン・ブラン2015(Sterhuis Chenin Blanc 2015)
サーモンのマリネとオーダーした白ワインの素晴らしいマリアージュ。久しぶりにベストマッチング、を楽しみました。パンはプチさつまいものほうが好みかな。チャパタにはもう少しオリーブが入っているとうれしかったのですが。
◇メインディッシュ
- 和牛のサーロインステーキ 木の子の盛り合わせとラビコットソース
- 赤ワイン:メルボルン線就航記念赤ワイン「マウント・ランギ・ギラン 2015 クリフエッジシラーズ(Mount Langi Ghiran 2015 Cliff Edge Shiraz」
マウント・ランギ・ギランはメルボルンの西にある、国立公園グランピアンズの近くにあるワイナリー。いただいたシラーズは、非常に味がしっかりした濃厚なオーストラリアらしいシラーズでした。メルボルン行のみでのサーブで、1便に3本のみの限定だそうです。もちろん合わせるなら牛肉の一択。
実はこのシラーズを通じて、CAさんのおひとりKさんとワインの話ですっかり意気投合。お客様も少なかったことから、ワイン談議にすっかり花が咲きました
メルボルン線が就航したばかりとあって、CAさんの間でもビクトリアのワインの情報が乏しくて困ってるのだとか。
よかったらおすすめワイン教えてください、とのことで、ワインの生産地区別にこんなのはいかが?とお勧めしました。私が一番好きなSanguineのワインが置いてあるホテルにお泊りと分かったときには、さすがにびっくりしましたが。
お渡ししたメモは、さっそくCAさんの間で写メ!のオンパレードだったそうです。おいしくお好みのワインに出逢えるといいのですが。
メインが終わってもいましばらくワインをいただきたかったので、お願いしたらボトル置いていきます、とのこと。さすがに全部は飲めませんが、チャパタをつまみにいただきました。いや、それにしても機内で飲むビクトリアのワイン、やっぱりおいしいです。
◇デザート
- メルボルン線就航記念 ラミントンケーキ
- コーヒー
ラミントンケーキは、スポンジにチョコとココナッツをまぶしたオーストラリア名物のケーキです。現地の物はかなり甘いですが、そこは日本のスイーツ、程よい甘さに満足です。
■機内散策
食事が終わったら恒例の機内散策(腹ごなしにもなりませんが…)。まずはビジネスクラス。約半分程度の搭乗率。
プレミアムエコノミー。こちらは搭乗率半分以下とガラガラ。就航3日目で大丈夫?という気にもなりますが…
エコノミークラス。こちらも3~4割の搭乗率。これだけ空いているとエコノミーも快適でしょう。
■バタフライアイランド
日本とオーストラリアの昼間便でないと見ることができないのが「バタフライアイランド」。パプアニューギニアの北の海にある、サンゴ礁の島で、蝶が羽ばたいているように見えることからその名がついたそうです。
この日はバタフライアイランドの上空を通過、K席側に見えるということで、カメラを持ってスタンバイ。外はいい天気…これは期待できそうです。
本来であればこんなきれいな島が見えるはずだったのですが…残念です(写真は過去に772便から撮影したものです)
■旅の手帖
メルボルン→成田の774便初便でご紹介した旅の手帖。ビジネスクラスのカウンターにこんな感じで置いてあります。この日もちょっと書かせていただきました。機長さん、クルーとのいわば「交換日記」みたいなものですが、記念に書いてみてはいかがでしょうか。なお、この手帖はボーイング787限定だそうです。
実はこちらの「55歳以上のお客様へ」も気になったりして。55歳ややしばらくかかりますが…シニアのメリットっていろいろ大きいんですよね。気になります(笑)。
■サンセットショー
成田発メルボルン行773便は、サンセットの時間を飛行するので、K列窓側だとオーストラリア大陸に沈む夕日を楽しむことができます。夕日を見ながらグラスを傾けるのもいいかも。
日が沈む瞬間、雲の合間に太陽が雲に反射して小さく顔を出しているのが分かりますでしょうか。本当に一瞬でしたが…とても幻想的でした。
■夕食
日も沈んだところで夕食をオーダー。フミコの和食、フミコの洋食のほか、カレー、麺類、サンドイッチなどから選べるのですが、ここでもメルボルン線就航記念の一品をアラカルトからチョイス。
- メルボルン線就航記念 オリジナルミートパイ
- ハーブチキンのサラダ 香味レモンドレッシング
- 赤ワイン:メルボルン線就航記念赤ワイン「マウント・ランギ・ギラン 2015 クリフエッジシラーズ(Mount Langi Ghiran 2015 Cliff Edge Shiraz」
ミートパイとチキンサラダは、あらかじめ取り置きをお願いしておきました。アラカルトは数に限りがあるので、後で必ず食べる!というのであれば取り置きをお願いしておくのがベストです。ワインはCAさんの「もう最後ですよ~」の一言で、またいっちゃいました。
■10時間半のフライトのラスト
成田を出発して10時間余、ようやくメルボルンに到着です。明るいうちから飛行機に乗ってサンセットを見て夜10時前に到着となると、本当に1日中飛行機に乗っていたという感じになります。
この日はメルボルン国際空港へ南側から侵入。この場合はメルボルン市内の夜景を見ることができます。写真はシティ(市内中心部)方向。これをカメラの収めたのも初めてです。
■いろいろ楽しめる773便でのフライト
成田発メルボルン行の773便は、昼間便ということで、フライトを存分に楽しむことができます。バタフライアイランド、サンセット、メルボルン市内の夜景など、機窓のエンターテイメントもバッチリ!もちろん天候や航路に左右されるところは大きいのですが、ハマればフライトをさらに楽しむことができると思います。
今回は、機内でCAのKさんとワインの話で意気投合、ファーストクラスに搭乗して会話を楽しんだ時のことを思い出しました。お客様も少なくて、その分CAさんにも余裕があったせいだとも思いますが、いろいろとお気遣いいただいたフライトは思い出に残りました。
最後に降機の際、ドアのところでチーフパーサーの方がKさんと記念写真をぜひ!というので、滅多に記念写真などには納まらない私も、CAさんと記念の1枚を撮っていただきました。ブログには載せられませんが…いい思い出です。
コメント
ぱぴるすさん
やっぱ、フライト満喫ならデイタイムなんですね!
そして、めっちゃ綺麗なメルの夜景!
私も来月がんばります♪
ところで、私のくだらないメールは
届いていますでしょうか?
ぱぴるすさん 今晩は
>メルボルン市内の夜景を見ることができます。
うわぁ~きれいだ!
こんなにきれいなら、なんか行きたくなりますね。
iPhoneってこんなにきれい撮れたんですか?
予約してたニコンの新型カメラ
ニコンD850を発売日に受け取りました。
来月は、旭山動物園に行って夜は、旭川市でお寿司をいただきます。その後は未定
大阪に飛んでホテル巡りでもしようかな(^0^)
あべのハルカスの中のホテル
「大阪マリオット都ホテル」なんかも狙ってます。
ぱぴるすさん 今晩は
gingerさんお勧めの
「セントレジスホテル大阪」
も狙ってます。
gingerさん
昼間便はお昼寝しなければフライトをばっちり楽しめます。
メルの夜景は空港の風向き次第なのでご注意を。
メールは届いています。昨日夕方返信しましたのでご確認ください。
こたつ猫さん
メルボルンの夜景はiPhoneではなく、キヤノンの6Dで撮りました。シャッタースピードを稼ぐのに苦労しましたが…レンズが暗いレンズだったのでこれが限界です。
旭川行かれるんですね。ぜひ旭川の醤油ラーメンをご堪能ください。
ぱぴるすさん 今晩は
>旭川行かれるんですね。ぜひ旭川の醤油ラーメンをご堪能ください。
はい!旭川市に行く楽しみが増えました。
教えていただいてありがとうございます。
ぱぴるすさん こんにちは
Appleが「iPhone8 / iPhone8 Plus」と「iPhone X」を正式発表
私のiPhone旧型で保証も終わってるので
そろそろ買い換えかも?
こたつ猫さん
保証が終わっているなら…そうですね、買い換えてもいい機会かもしれません。私は6S Plusなのでもうしばらく使います。
ぱぴるすさん
はじめまして。
メルボルンに関する情報収集をしていたところ、ぱぴるすさんのブログへたどり着きました。どうぞよろしくお願いいたします。
私は来年のGWにぱぴるすさんが搭乗されたJL773便でメルボルンへ行くのですが(チケットは既に購入済みです)、到着時刻が遅いためメルボルンのホテルまでタクシーで移動しようと考えております。そこでお聞きしたいのですが、この到着時間帯のタクシーですが、待ち時間はどのくらいでしょうか?到着便が集中してかなり待つような状況でしょうか?
お手数をおかけし申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
のびうしさん、はじめまして。
管理人のぱぴるすです。よろしくお願いいたします。
来年のGW、今から楽しみですね。
さて、ご質問の件ですが、GWだとこちらは冬時間なので22:00前の到着ですね。
773便とは別に、以前にもこのくらいの時間に到着してタクシーを使ったことがあったのですが、到着便は朝ほど多くはなく、タクシーは10分も待たずに乗れました。
タクシーの運チャンも空港からのお客さんをあてにしていて、タクシーの台数もかなりの数が回ってますので、長時間待つということはないと思います。
来月773便で戻ってくるので、夏時間ですが、状況を確認してみます。
ぱぴるすさん
こんばんは。
ご確認をいただきまして、ありがとうございます。
実はカミさんとの夫婦旅を計画中なのです(^o^;
ぱぴるすさんのご経験上では長時間待つような事はなかったのですね。チョット安心いたしました。
実は昨年、シドニー空港に夜間に到着した際、タクシー待ちが長蛇の列の上、待てども待てどもタクシーが全く来ず、結局電車でホテルに向ったという、ツライ体験をしたものですから、気になってお聞きした次第です。
「次の機会に…」とおっしゃっていただき、ありがとうございます。ご記憶に残っていたらで結構ですので、状況をご教授いただけると幸いです。
ありがとうございました。
のびうしさん
来月下旬には確認してこのコメント欄にアップできたらと思っています(もしも失念してしまった際はお許しを)。
1つ思ったのですが、天気が雨だとタクシー待ちが長くなるかもしれません。また、大きなイベントがあると状況が変わる可能性があります。
通常なら待たなくてすみそう、とご理解ください。
ぱぴるすさん
ご確認をいただき、ありがとうございます。
タクシーの件ですが、もちろんお時間の許す範囲で結構です(通常では待ち時間はほぼナシですね)。
ご対応に感謝いたします。
のびうしさん
一昨日、773便にてオーストラリアに戻りました。
夏時間なので、到着が22時半過ぎと予定されているGWの到着予定より遅かったのですが、タクシーは列はあるものの、待てど暮らせどという状況ではなかったです。
季節や天気によっても変わるかと思いますが、ご参考まで。
ぱぴるすさん
タクシーの件、ご確認をいただきまして、ありがとうございました。
ブログ本文のみを確認しておりましたので、ぱぴるすさんにご指摘をいただくまで気づきませんでした。大変申し訳ございませんでした。
おかげさまで、タクシー事情が理解できましたので、来年のGWがますます楽しみになりました。
ありがとうございました。
のびうしさん
来年のGWまで少し間がありますが、今から楽しみですね。
よい旅となることを祈念しています。