日本航空JL774便 メルボルン→成田 ビジネスクラス(SKY SUITE SS8)搭乗記(2018.9.28)

2018年9月28日 メルボルンから成田へお馴染み774便にて飛びます。今回は、往復80,000マイルにて特典航空券をゲット。オーストラリアから日本への最終帰国便を772便にした今、このフライトはオーストラリア在住時の774便最終フライトとなりました。
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■搭乗

23:30すぎ、搭乗を控え、Marhabaラウンジから12番ゲートへ移動し、搭乗開始を待ちます。
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(搭乗日22:30過ぎに撮影)

ダイヤモンド・プレミア会員向け優先搭乗で搭乗。本日の座席はファーストキャビン、真ん中通路側の3D。席に荷物を置いたら、まずはリラクシングウェアに着替えます。夜行便なのでハンガーが席にあるかな?と思ったのですが見当たらず。着替えた後でいただきましたが、個人的には座席に置いておいてもらいたいところ。
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入国書類が事前に置いてあると、離陸前に記入できるので助かります。さらに翌朝の朝食オーダーを記入。いつもはアラカルトのみですが、今回は和食を選択。
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出発前にミネラルウォーターが配られました。これ、離陸してしばらくしてから配られることが多いので、Marhabaラウンジから小さいミネラルウォーターのボトルをいただいてきたのですが…この日は不要でした。深夜便なので、離陸前に必要なものがすべて手元にあると、何かと助かります。
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■離陸

定刻よりやや遅れてドアクローズ。0:33離陸。
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ほどなくしてシートベルト着用サインが消灯。でも、機内はお休みになる方に配慮して薄暗いままです。

シニアキャビンアテンダントの方のご挨拶があり…あれ、以前お会いしましたね、と話が盛り上がりました。確かシドニー線ファーストクラス搭乗時だったかと。

■お休みのまえに&ローストビーフ丼

就寝前のフード&ドリンクサービス開始。

◇お休みのまえに

・照焼きチキン スライスレモン添え
・玉子豆腐 銀餡掛け
・ふかひれ入り中華くらげ
・ヴィラ・ヴォルフ ピノノワール(2015)

この照焼きチキンがおいしいです。鶏の胸ヒレ肉ですが、オーストラリアの胸ヒレ肉はパサパサ感がなく、味わいがあります。サントリーの白州があったので、そちらでもよかったのですが、ついつい飲みすぎると翌朝きついので、ここは赤ワイン「ピノノワール」で。
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サクッといただいた後、今回は「ローストビーフ丼」をいただきます。このブログのリンク先、「JUST A JOURNEY」のgingerさんおススメの一品、以前からぜひ食べてみたかったのですが、いつも酔って寝てしまい…(汗)。ぱっと見、ローストビーフ丼には見えません。
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海苔の下から顔を出したのがローストビーフ。使われているのは「オージービーフ」かと思いますが、とても柔らかく、オージービーフ特有の赤身の旨みもあり…gingerさんが「めちゃウマ」と褒めるのも分かる気がしました。ご飯をほんの少しにしていただきます。
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カウンターでワインの追加をいただきます。デコレーションはクルーごとに異なるので、毎回楽しませていただいています。
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就寝前にトイレで歯磨き。いただいたアメニティ・ポーチにも歯ブラシが入っていますが、トイレにも備え付けがあるのが便利。よく見ると、資生堂のモイスチャーローションが置いてあります。これ、今まではなかったもの。人によって合う、合わないがありそうですが、さりげないサービス向上ですね。
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日本行きのアメニティポーチは龍村美術織物とのコラボ。この日は真っ白なポーチでした。清潔感が漂います。
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アメニティポーチから、「蒸気でアイマスク」&「耳栓」を取り出して就寝準備完了。この蒸気でアイマスクは日本行きのフライトのみに入っていますが、夜行便でこれを使うと寝つきがいいので私には必須アイテムです。本当は日本発シドニー行771便のアメニティにも入れて欲しいのですが…
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■朝食

5時間ほどゆっくり休み、日本時間朝6時半頃に起床。頼んでおいた和朝食のサーヴが始まります。周りではすでに朝食を食べ終えている方もいてびっくり。

まずはお目覚めの一杯。ベリーのジュースで体を目覚めさせます(飲み差しですみません)。
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◇和朝食

・金平牛蒡
・真丈海苔鳴門巻
・袱紗玉子
・ローストビーフ アスパラ巻
・赤海老酒蒸し
・帆立芝煮
・ズッキーニ含め煮串
・蓮根はさみ揚げ
・鶏ひき肉の白菜巻
・スモークサーモンとブロッコリーの黄身酢和え
・季節の果物
・ほうれん草のお浸し

台の物
・白身魚のフライ 茸餡掛け

炊き立てのご飯、味噌汁、香の物

朝からかなりのボリュームです。これだけ食べたらお昼は不要なくらい(実際食べずに夕方まで過ごしました)。
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こちらの一品もの、どうしてもお酒が欲しくなっちゃいますが、さすがに朝から、というわけにもいかず、一品一品ゆっくり味わっていただきます。左下、鶏ひき肉の白菜巻が優しい味でよかったです。
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白身魚はバサ?か何か。あんかけとうまくマッチしていて、ご飯が進みます。
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自宅では朝食の締めはコーヒー。ここでも迷わずいただきます。
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■機内販売…データSIMを積んでない!

海外に住んでいる私にとって、日本国内での通信手段は来日者向けのデータSIMになります。これは、登録した翌月から3か月後の末まで有効になるとても便利なSIM。頻繁に日本に行くときは、特に便利です。

毎回、JALの機内販売でIIJMioの来日者向けデータSIMを購入するのですが、今回お願いすると…

「申し訳ありません。本日はこの商品を積んでおりません」

「!」

売り切れたのではなく、積んでいないとのこと。日本行きのフライト、最も需要があるフライトに積んでいないとは…特別な理由がありそうですが、それにしても残念すぎます。

■到着

あと40分ほどで到着。シニアキャビンアテンダントの方のご挨拶をいただきます。また貴場で逢えるといいですね、と話が盛り上がります。やはり顔見知りの方がいらっしゃると会話も弾み、フライトもより一層楽しくなります。
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間もなく到着。
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8:56着陸。第2ターミナルサテライト側82番ゲートに到着。
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尾翼に描かれた鶴丸がずらっと一直線に並んだ画が欲しいところ、、、なかなか撮れないんですよねー。それでも一眼レフあれば…ってちょっと残念。
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■顔認証による入国

成田空港では、身長135cm以上の日本人は顔認証によって、事前登録不要で入国が可能になりました。今回初の顔認証によって入国。

オーストラリアでも顔認証で入国できますが、大きな違いは日本では事前にチケット等をKioskで発券してもらう必要がないことでしょう。

パスポートをスキャナーに乗せてハーフミラー内のカメラで顔写真を撮影、パスポートの情報と合致するとゲートが開きます。

免税品購入等でスタンプが必要な場合はゲートの先に座っている係員にパスポートを提示すればスタンプがもらえます。

なお、この顔認証による入国システム導入により、これまでの指紋照合による事前登録制の自動化ゲートは廃止になりました。ただ、出国時には顔認証は導入されていないため、混雑時には従来の登録制による自動化ゲートでの出国が可能ですが、近々出国審査場にも導入されるとのことなので、自動化ゲートは不要となるでしょう。

顔認証ゲートの詳細は法務省のHPをご覧ください。

■Five Star Airline 初フライト

今回はJALが7月にSKY TRAX社の評価でFive Star Airlineに選ばれて初のフライトでした(随分間が空きました)が、細かなところにも気配りがなされていて、とても気持ちのいいフライトでした。機内販売の件を除いては。

例えば、トイレは利用するたびにとてもきれいに掃除されていましたし、歯ブラシ、あるいは紙コップがない、、、なんてこともありませんでした。

食事のサーヴも以前より非常にスムーズ。お休みまえの食事も、すでに休んでいる方へ配慮しつつ、暗すぎない絶妙な照明は◎でした。

久しぶりのJALフライト、機内販売の件は残念でしたが、それ以外はFive Star Airlineらしいサービスでフライトを満喫することができました(ちょっと褒めすぎか?)
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■Flight Data

・Airline: Japan Airlines
・Flight: JL774
・Aircraft: B787-8 (JA844J), Age/ 2years
・Depature: Melbourne (MEL)
・Destination: Narita (NRT)
・Cabin: Business Class (SKY SUITE SS8) (Award)
・Mileage: TPM 5,091mile (no mile accumulated)
・FOP: Nil

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コメント

  1. タヌキ猫 より:

    ぱぴるすさん、こんにちは!!

    いや~まさにこのフライトを
    Cで確保したいと思っているタヌキ猫です(笑)

    やっぱり、顔を知っているCAさんが
    いるっていうのはオモシロいですよねぇ~

    タヌキ猫の場合は、先のシカゴフライトが
    それこそ、往路と同じクルーでのフライト
    でしたので、オモシロかったですね♪♪♪

    あちらも往路のことを覚えていますから
    復路楽しいフライトとなりました。

    タヌキ猫は、このメルボルン線からの
    フライトでは、ぜひK側で太陽が上がる
    光景をみたいなと思っています。

    就航便フライトからの復路ではPYでしたので
    じっくりと見ることは叶わず…

    Cならば、そこまで隣を気にすることなく
    見れるのではと思いまして、

    往路こそ、シドニー線のA側で
    復路はメルボルンからのK側で
    行けたら最高だなぁ~と思いつつも

    只今、財務省と交渉中でして…
    日程こそ短くなっても行きたいなぁ~
    とは思っているのですが…

    なかなか忙しくしておりまして
    また、まだ必要マイル数にあと一歩
    という段階にて、本格的にリサーチできていない
    のですが、やはりシドニー線…

    確保大変そうですねぇ~
    いっそ、往復でメルボルン線にしたら
    一気に話が進みそうな気もしています。

    タヌキ猫でした。

  2. ginger より:

    ぱぴるすさん
    こんにちは~。
    ローストビーフ丼、お召し上がりになられたんですね!
    また、リンクを貼ってご紹介して頂き、有難うございました。

    これ、デイリー便でガッツリ頂きたいなぁ~と思うのですが、
    皆さま、少ししか召し上がらないだろう?とのJALさんの
    魂胆でしょうかね(笑)。

    また、今回、赴任中、ラストJL774便とのこと。
    次回は、往路が日本からスタートする搭乗記なども
    楽しみにしています。

    多分、慣れてくると、私が思う、
    「フライトスケジュールを逆にして欲しい」
    という意見にも賛同していただけるのでは?
    と密かに思っております(笑)。

  3. ぱぴるす より:

    タヌキ猫さん

    コメントありがとうございます。

    さすがに日本とオーストラリアの間をこうも往復していると、顔見知りのCAさんに出逢うこともしばしばで、話も弾みます。そういうことがあると、またヒコウキに乗りたくなる…ほとんど病気です(笑)。

    現在財務省と交渉中とのこと…タスマニア&シアトルのダブルだとどうしてもそうなりますよね。

    はい、ぜひ日本発は771便のA列、帰りは774便のK列を確保してください。Cクラスだとパーテーションも閉めることができるので一人の世界にどっぷりと浸かれます。できればファーストキャビンがいいですね。

    ただ、先般もコメントに書いた通り、771便の特典航空券Cクラスは、夏の期間かなり確保が難しそうです。

    なので、おっしゃるように往復メルボルン線にすれば一気に解決しそうですが、シドニーの乗り換えが体験していただけないのと、メルに1泊必要になるのでどうするか、ですね。

    あと一押しマイルを稼いでぜひ!朗報をお待ちしております。

  4. ぱぴるす より:

    gingerさん

    コメントありがとうございます。

    リンクの件をサイトに書き込もうと思っていたのですが、今朝は送別会明けの二日酔いでどうにもならず…(汗)。

    記事は事前に仕込んでおいたので時間が来ればアップされますが、フォローができず申し訳ありません。

    このローストビーフ丼、gingerさんの記事見て以前から気になっていたんですよねー。ところがいつもラウンジで食べ過ぎちゃいまして…ここまで引き伸ばしちゃいました。さすがに今回は絶対!と決めていましたが(笑)。

    日本発の搭乗記、まずは乗らないとダメですが、しばらくは新しい職場でドタバタするので、おそらく年明けになりそうです。

    日本発で773便、774便を使ってどう思うか…773便使うより771便使って、「773便不便だなー」と思うのかもしれません。それはその時までのお楽しみということで。

  5. こたつ猫 より:

    ぱぴるすさん今晩は
    ロン丼、フィンラン丼、フランクフル豚(トン)丼、
    フランス丼、ローストビーフ丼
    なんか食べたいのが
    丼・丼・丼 と増えてきますね。
    悩ましいなぁ~

    フランス丼を食べ損ねたのが悔しい!!!
    。゚(゚´Д`゚)゚。

  6. ぱぴるす より:

    こたつ猫さん

    食べたい丼が丼・丼・丼と増える…座布団3枚ですね!
    ヨーロッパからの帰国便だと夜行便になってしまうので、食べるタイミングを逸してしまいがち。私の場合は朝食に無理やりって感じでした。オーダーが出過ぎないようにする作戦???

    私はあとフランス丼=パリ丼(JAL HPには両方の記載がありますが、メニューはパリ丼ってなっています)を食べたらヨーロッパご当地丼はコンプリートなのですが、いったいいつになるやら。

    帰国の機内で日本独特の「丼ぶり」をいただけるのはやっぱりうれしいですね。