ここのところ新型コロナウイルス感染症感染を防ぐため、自家用車で移動することがとても多くなりました。自家用車で自由に動き回れるということは、それなりに便利なものです。というわけで、最近は、訪れる先々で、その土地の地方空港を訪れるようにしています。
2020年8月14日、所用で静岡県を訪問。富士山静岡空港へ行ってみました。
2009年6月に開港した「富士山静岡空港」。かつて静岡県に住んでいた頃に開港した空港ですが、開港以来11年目にして初めて訪れます。
駐車場に車を止めてターミナルビルへ。開港当時、駐車場は無料でしたが、最近はターミナルビル前の便利な区域は有料になっています。と言っても、1時間100円(笑)。
ターミナルビルに入ります。三角コーンが富士山デザイン、っていうのが静岡らしさを演出。
1階にチェックインカウンター。中国との国際線が就航しているので国際空港ですが、コロナ禍で国際線は全便運休。国内線のANAとFDAのカウンターのみのオープン。
利用客減少で、ANAも間引き運航中。
国内線チェックインカウンターの奥には国際線チェックインカウンター。当然休業中。ちなみに、あまり近づいて撮影するのは手荷物検査装置が置いてあり、写ってしまうのでNGだそうです。
国内線チェックインカウンターの隣は国内線到着口。開港当初はJAL福岡便が就航していたのですが、2010年に撤退、以降、FDAとのコードシェアになっています。
コードシェア便での運航ですが、JALスマイルサポートのサービスはあるようです。子供さんや高齢者の方の旅の強い味方。
ALSOKのロボットが巡視中。空港でロボットが巡視しているのは初めて見ました。
国際線チェックインカウンターの方まで巡視中(笑)。
セブンイレブンもあります。空港全体を見た中では、このセブンイレブンが最も使い勝手がいいお店と感じました。
出発口やショップのある2階に上がってみます。
今や富士山静岡空港を支える重要な航空会社であるFDA。その就航地が大きなロールカーテンに画が返れて紹介されています。
オープンカフェ。ちょうど出発便がない時間帯で、人影はまばら。
おみやげ物は「しずおかマルシェ」で。
日本最長のつり橋である三島のスカイウォークの宣伝。完成当初に行ったことがありますが、あまり整備されておらず、景色は抜群にいいのですが当時はがっかりスポットでした。雪をかぶった富士山の写真を撮るなら冬がベスト。
就航地のおやつが勢ぞろい。これ、なかなかいいアイデアです。静岡で北海道のじゃがポックルが買える!これが六花亭だとなおいいのですが。
ご当地グッズも売っています。コロナ禍ならではのご当地グッズですが、高すぎ!
フードコート。
浜松餃子もいただけます。浜松市以外に餃子で有名な街と言えば宇都宮市。毎年一人当たりの餃子支出額で競っているそうですが、昨年2019年は宇都宮が勝利したとのこと。でも支出金額の比較なので単価次第ってところもあるのでは?
航空ファン御用達のフライトショップ。ところがJALのグッズがなくて…あってもイマイチなんだよねぇ。自社便が就航していないから仕方ないのでしょうけど。
展望デッキに上がってみます。
これはいい写真です。望遠があればデッキから撮れそう。JALの機材だと完璧なのですが…自社便が就航していない現状ではムリです。
プラスチックボードと金網の両方があります。
プラスチックボードの隅からFDA機を撮影。写り込み防止に忍者レフ必須。
金網の部分から見たスポット。冬ならなかなかいい写真撮れそうですね。
どの空港でもお馴染みのボードですが、残念ながらJAL便はなく…。
展望デッキ入口にお寿司屋さんが1軒ありますが、こちらも休業中。
静岡駅前からバスで約1時間。静岡市から西側の人たちにとっては使いやすい空港です。一方で三島、沼津といった静岡県東部の人たちにとっては遠すぎて、羽田を利用することになるでしょう。東西に長い県の宿命ですが、せめて、「ひかり」が止まる新幹線駅がそばにあれば利便性もよくなり、もう少し利用客が伸びるかとは思います。
空港自体は洒落た造りで、ゆとりもあり、個人的には好きな地方空港の1つ。でも、1時間に最大12本ののぞみがすべて通過する静岡県が、意地になって作ったという印象がぬぐい切れませんでした。
いつかはこの空港から富士山を見ながらフライトしてみたいですね。
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