銚子電鉄(2019.12.14)

千葉県の銚子から外川まで、6.4kmを走る銚子鉄道(正しくは銚子電気鉄道といいます)。かつて社長の横領事件に端を発する資金不足から、ぬれ煎餅、まずい棒といったヒット商品を生み出し、なんとか経営をつないでいる鉄道会社です。

先日も社長がTVに出演していましたが、昨今のコロナウイルス騒ぎで、鉄道事業のみならず、頼みの綱の食品、商品売り上げも激減、かつてない経営危機に瀕しているとのこと。

それでもやめないのは、やはり銚子のシンボルというプライドがあるから、という社長の言葉。ガリッガリ君というアイスキャンディを発売しつつも、今度ばかりはかなり厳しいかもしれません。

そんな社長の姿を見て、銚子電鉄の駅を訪れていたことを思い出し、昨年12月14日、常に(?)苦境にある銚子電鉄の中でも有名な「本銚子駅」と「外川駅」を訪れた時の様子をアップします。


■本銚子駅

レトロな駅舎、雰囲気のある駅です。2017年、24時間テレビの企画で、現在の大正モダン風になりました。

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改築前の駅舎は築94年。Webで古い駅舎の画像を見ましたがそれはそれでいい雰囲気を出していた気もします。駅舎が新しい分、駅名表示板とミスマッチ。


駅舎の上の歩道橋から。


この駅の先、外川方面に緑のトンネルがあり、駅ホームから見ることができるのですが、訪れたのは12月で雰囲気はいまひとつ。暖かい季節にまた訪れてみたいです。


■外川駅

銚子電鉄終着駅の外川駅。


NHK朝の連続テレビ小説「澪つくし」のロケで使用された電車が展示されています。主演は沢口靖子、放送は1985年ですから、今から35年も前。平均視聴率は驚異の44.3%!


車内に入ることもできます。


外川駅のちょっと先に止まっているので、駅に進入してくる電車を車内から見ることもできます。乗り鉄さんより撮り鉄さんのほうが多かったでしょうか。そういう私も、この日は撮り鉄だったのですが…(汗)


コロナ禍、銚子電鉄が地元の足として、そして銚子観光のシンボルとして、なんとか存続できることを祈っています。


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