2020年10月8日、JALの翼で北海道十勝・釧路2泊3日の旅行へ出発です。通常なら帯広まで直行便を利用となるのですが、諸事情があり今回は新千歳へフライト、レンタカーで道東へ向かいます。
■フライトを前に
コロナ禍、国際線の搭乗から遠ざかって1年以上が経過しました。この間、国内線ばかりの搭乗となるのですが、国際線に比べて搭乗時間が圧倒的に短い国内線の搭乗記は、アイランドホッピングツアーのような変化にとんだフライトならまだしも、通常のフライトはあとで読み返してみると毎度パターン。
もちろん、機窓の景色やサービスは都度違うので、そのあたりをうまく表現できればいいのですが、ここのところ同じパターンに陥っているのは否めないところでして…(汗)
少し変わった内容にできないかな、と前回のアイランドホッピングツアーから、フライトで感じたことを中心にメモを記すようにしています。このメモをもとに、短時間の国内線でも変化にとんだ、都度異なる搭乗記が書けるように心がけてみます。ただ、従来と同じパターンで撮れている画なのでなかなか難しいのですが。
■雨の離陸・晴れの着陸
出発20分前の8:00、優先搭乗を前にして搭乗記を撮影。JA8979、旧日本エアシステム出身のB777-200、機齢23年のベテラン機。
優先搭乗で搭乗。座席は夫婦で23A&B。
翼の真上なので、翼を絡めた機窓の写真を撮るにはいいのですが、あいにくの天気、あまり期待はできません。
GoToトラベルの効果か、あるいは多くの人出があった9月の4連休から2週間たっても新型コロナウイルスの新規感染者数が著しく増加しなかったせいなのか、ほぼ満席の機内。
8:42離陸。1週間前、アイランドホッピングツアーでプロペラ機の離陸を何度も経験していると、ジェット機の加速と飛び立つときの機首の持ち上がり方がとても新鮮。
上空の厚い雲を抜けたところ。機内WiFiサービスに接続しようとしたのですが、アクセスが殺到しているせいか、10分ほど待機状態が続き、バッテリーだけが消耗していくという…。接続については、もう少し改善できないものでしょうか。
定番のドリンクは、紙パックのお茶から、アップルジュース、スカイタイム、スープなどが選べる通常のサービスに戻りました。アップルジュースをチョイス。
津軽半島付近から大きく降下。函館が遠めに見えてからすぐ、噴火湾を望むことができました。
室蘭市。港の白鳥大橋が確認できます。室蘭の町は行ったことがないですねー。
樽前山と苫小牧市。樽前山は北海道に3つある「日本百低山」の1つ。百名山を踏破するのはかなり大変そうですが、それに比べれば百低山なら何とかなる?
着陸前、ソーシャルディスタンスを取るために、降機は前方ファーストクラスのお客様から順にご案内するとのアナウンス。CAさんがきっちり仕切るのかなー、と思いきや、実際は我先に降機を急ぐ人でソーシャルディスタンスは全く取れていませんでしたね。9:51着陸。天気は晴れ。樽前山がよく見えます。
新千歳空港くらいの大きな空港になれば、マーシャラー不要のVisual Docking Guidance System(VDGS)による誘導かな、と思いきや、マーシャラーによる誘導です。冬の寒い時期を考えるとVDGSの方がマーシャラーへの負担も軽減されるかとは思うのですが…。
無事到着。秋の高い空の青さが気持ちいいです。
バゲッジクレームの回転テーブル内の飾り物。このスペースは空港ごとに工夫が凝らしてあるところが面白いところ。ここ新千歳空港では、こんなモニュメントでした。JAL機が就航している空港を示しているのかな、と思ったのですが、稚内は就航していないはず。一方で就航している釧路にマークはなく…。せっかくだったらこだわって正確に示して欲しかったところ。あ、他に意味があるなら別ですが…。
羽田からあっという間の1時間半。アイランドホッピングツアーが楽しすぎたので、当たり前すぎるフライトに感じました。国内線はファーストクラスじゃないと濃い搭乗記にならないですね。
■Flight Data
・Airline: Japan Airline
・Flight: JL505
・Aircraft: B777-200 (JA8979), Age/ 23years
・Depature: Haneda (HND)
・Destination: New Chitose (CTS)
・Cabin: Economy Class
・Mileage: 510TPM mile (912mile accumulated)
・FOP: 766FOP
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