2022年3月に所用で札幌に行った際の搭乗記。チェックイン~ダイヤモンド・プレミアラウンジまでの記事からすっかり時間が経ってしまいましたが、A350のクラスJでのフライトの様子をレポします。
ちなみに、チェックイン~ダイヤモンド・プレミアラウンジの様子は下の記事をご覧ください。
■搭乗
出発の15分前に搭乗口16にやってきました。北ウイングのダイヤモンド・プレミアラウンジから間近なので助かります。
機材はA350-900、JA12XJ。まだ運用に入って間もない機材です。
ここから足を踏み入れる瞬間がたまらないんですよねー。特に国際線、国内線問わずファーストクラスの時なんかは気分がまるで違います。今日はクラスJなので、まあほどほどですが、それでも久しぶりのヒコウキ旅、少し興奮気味です。
座席はセカンドキャビンのバルクヘッド16A。毎度のコメントですが、バルクヘッドだけで比較すれば、ファーストクラスより断然クラスJの方がよいです。何といっても物入のポケットがお隣りと共用ってことはないですから。
順調に搭乗が進み、定刻前にドアクローズ。クラスJは9割以上の搭乗率でしたが、あらかじめ隣をブロックしていただいたおかげで、ゆったりと過ごせます。隣にはJA337J「世界自然遺産記念機」。奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界自然遺産登録を記念した誘客プログラムの一環として特別塗装された機体です。
■タキシングで大収穫
ドアクローズとともに機長からのご挨拶。上空でのご挨拶が普通ですが、このタイミングは初めてでしょう。その後プッシュバック~エンジンON。このA350の独特のエンジンサウンドを聞くと、2019年9月1日に搭乗したA350-900初便のフライトを思い出します。
タキシングを開始して間もなく、JA328Jの向こうにA350-900の1号機、JA01XJが見えるではないですか!エンジン音聞いて初便のフライトを思い出していただけに、偶然とはいえ、何かいいことがあるのでは?って思っちゃいます。
更にA350-900 3号機、JA03XJ。グリーンのカラーが素敵です。
そして数日前に到着したばかりのA350-900の15号機、JA15XJ。何といってもJALが持つA350-900シリーズ唯一の「One World」塗装機。いやー、今日は機窓からの収穫がいつも以上に多いなぁ。
■フライト
7:45テイクオフ。コロナ禍、運用から外れている機体が集められているのが見えます。まだまだ多いですね。
右に大きく旋回、眼下にレインボーブリッジを望みます。天気がイマイチなのが残念。
上空の雲を抜けたところで、遠くに富士山を確認。なんか得した気分です。
日光中禅寺湖。日本海側は雲がかかって…雪なんでしょうねぇ。
シートベルト着用サインが消灯、出発から30分を過ぎてちょっと遅めのドリンク。日本茶が戴きたかったのですが、サービス休止中ということで、ここはコーヒーで。
A350のエンジンは静かで快適だなぁ…、国際線でも乗ってみたいなぁなんて思いながら機窓を眺めていると、鳥海山が見えます。フライトで鳥海山は滅多に見ないので、珍しいかも。
やがて津軽海峡を越えて、北海道へ。手前に函館、奥に渡島駒ケ岳が見えてきます。
函館。久しぶりに訪れてみたい街。函館山から夜景も撮影したいですね。
渡島駒ケ岳。函館山と並んで「日本百低山」の1つに数えられる山です。山頂近くまで来るまで登れるので、標高のわりにハイキング気分で登れるとか。もちろん夏の話ですけどね。
■到着
3月上旬、東京はもうすぐ桜が咲く季節ですが、今年の北日本は雪も多く、春にはまだほど遠い景色。そんな景色を眺めていると、シートベルト着用サインが点灯して着陸準備に。機窓に新千歳空港が見えることから、旋回して北からの着陸のようです。
左に旋回して着陸態勢に。
8:58着陸。
タキシングでスポットへ。ターミナルビルに近づいたところで、樽前山がきれいに見えて撮影できるポイントがあり、迷わずシャッターを切ります。頂上に少し雲がかかっていて残念。樽前山も「日本百低山」の1つです。
今年は新千歳空港も開港以来最高の積雪に見舞われましたが、3月に入って少し落ち着いたようです。離陸前はJALの機体を、離陸後は空から北日本の雪景色を存分に楽しんだフライトでした。
■Flight Data
・Airline: Japan Airlines
・Flight: JL503
・Aircraft: A350-900 (JA12XJ), Age/ Brand New
・Depature: Haneda (HND)
・Destination: New Chitose (CTS)
・Cabin: Class J
・Mileage: 510TPM mile (691mile accumulated)
・FOP: 868FOP
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