2020年秋、GoToトラベルを利用した北海道十勝旅行の1泊目は然別湖畔温泉「ホテル風水」。然別湖に面した眺望抜群の温泉宿です。
■チェックイン
然別湖の素晴らしい紅葉の景色を、久しぶりに堪能できるという期待を見事に裏切られた後は、本日の宿泊先であるホテル風水にチェックインします。
ロビー。北海道の山奥、紅葉もう終盤戦ということで、宿泊客はさほど多くありませんでした。
レストラン。本日の夕食&明日の朝食会場になります。湖に面していますが、夕食をいただく時間帯はすでに真っ暗で見えないかと。夏なら夕方の湖の景色を楽しみながら食事がいただけそうです。
本館と新館があるのですが、宿泊客が少ないせいか、新館のみの営業。10畳の新館和室「風水館」をリザーブ。
湖が見えるいい部屋です。
部屋から見た「くちびる山」。湖面に映った山の姿と併せると、唇に見えます。
久しぶりの温泉宿。さっそく露天風呂で日頃の疲れを癒します。露天風呂も湖に面していて、開放的で気分がいいです(写真撮影不可なので、ホテルのHPのリンクを貼っておきます)。
■夕食
夕食はレストランにて。地元食材をフルに生かした郷土料理のコース「風水膳」を事前指定。十勝といえば豚肉、しゃぶしゃぶや角煮もありますが…
やはりここは「おしょろこま」の姿焼きでしょう。サケ科の魚で別名カラフトイワナ。さっぱりとした味がいいです。
これに十勝ワイン「セイオロサム」を合わせます。さわやかな酸味が料理とあいます。
■朝食
朝食場バイキングスタイル。新型コロナウイルス感染症予防のため、ビニール手袋をつけて各自好きなものをお皿によそいます。
和洋両方取り揃えられています。北海道の幸を堪能。
やっぱり和食になっちゃいます。湖畔から上る朝日を見ながらおいしくいただきました。
■然別湖畔唯一の宿
然別湖畔には、かつてこのホテルのほかに、ホテル福原というホテルがあったのですが、2017年に廃業。現在はこのホテル風水が湖畔唯一の宿になっています。観光客の減少が原因でしょうか。
ホテルは湖が見渡せ、景色は抜群。温泉も◎です。一方で夕食は、テーブルごとにプレートにすべて用意してあるスタイルなので、天ぷら、煮物が冷めているのがちょっと残念。ベトナム、カンボジアから来た若い方々が、慣れた日本語でサービスしてくれたのが印象的でした。
平成バブルの時代の雰囲気を残す宿、然別湖の自然をのんびり楽しむにはとてもいい宿ですが、正直ここに2泊はないなー、というのが感想です。1泊ひとり13,500円のところ、GoToトラベルによる割引で、実質半額で泊まれるならまあいいか、ってところでしょうか。
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