JAL Life Status プログラム…果たしてStatusは?

来年2024年1月に導入される「JAL Life Status プログラム」。先だってその詳細が明らかになりました。


果たしてどのStatusか?

これまでのJGC Life Mileageに替わる新しいプログラムは、生涯獲得Life Statusポイント数に応じたStarグレード制になりますが、気になるのは自分がどのStarになるのか?というところ。

自分のStatusを確認する前に、JAL Life Status プログラムでのStatus ポイント積算ルールを確認。

  • JAL国内線:1搭乗で5ポイント
  • JAL国際線:1,000区間マイルで5ポイント
  • JALカード:2,000マイルで5ポイント
  • JAL Pay:500マイルで1ポイント
  • JAL Mall:100マイルで1ポイント

来春移行時は、1980年4月以降のJAL国内線と国際線の搭乗実績からのみ算出されたポイントで、該当するStarに移行するとのこと。

ということで、現時点での生涯マイルを確認。JAL Mileage Bankに登録後の最初のフライトが2002年5月25日、JL583便(福岡→札幌)。以降、これまでに国内線搭乗回数215回、国際線区間マイル308,467マイルの実績が残っていました。

これをポイント積算ルールに則って計算すると、

  • 国内線:215回 × 5ポイント/回 = 1,075ポイント
  • 国際線:308,467マイル / 1,000マイル × 5ポイント = 1,542ポイント(端数切捨て)
  • 合計:2,617ポイント → JGC Three Star ★★★

すでにJGC会員ですので、Three Starという結果に。Four Star届いているかな、と思ったけど甘かったです。

3,000ポイント以上のFour Star獲得までは、あと383ポイントが必要。国内線だけだと77回の搭乗、国際線だけだと77,000区間マイル搭乗がそれぞれ必要って、簡単じゃない…。

なお、プログラムスタート以降はJALカードのマイルも対象。ざっと計算すると、年間60~80ポイントくらいは貯まりそうなので、例年の搭乗実績と併せると、あと4年ほどでFour Starに到達するのではないかと予測します。

ちなみに、現時点で公表されているFour Starになると、Three Starのサービスに加わるのは、「パートナー企業のステイタス提供」「ホテルのご優待」「無料空港宅配サービス」の3点ですが、同一サービスでも、手厚い優待内容になっていると価値も高まるかと。このあたりは正式発表を待ちたいところです。


厳しくなったJGC入会基準

現在のJGCの入会基準は、年間50,000FOPもしくは国内線50回の搭乗で達成するサファイア資格が必要でしたが、JAL Life Status プログラムへの移行で、1,500ポイント以上(=Three Star以上)とかなり厳しくなりました。

1,500ポイントを搭乗だけで貯めようとすると、国内線だけで300回の搭乗が必要。これまでのサファイア修行と同じ年間50回の修行をしても6年かかる数字…回数もさることながら、お金がかかりすぎます。

JGC会員になると、搭乗時のラウンジの使用、手荷物優待、優先搭乗サービスを受けることができますが、やはりラウンジが使用できる、というのが一番大きなメリットなのではないでしょうか。

そのハードルが高くなった分、新たなJAL Life Status プログラムでは250ポイントで到達できる「JMB elite」を新設、年2回使用できるサクララウンジ専用クーポンをゲットできます。

あくまでも想像ですが、JGCの入会基準を上げ、かつeliteステータスを新設したのは、実際のところ、JGC会員になっても年間の搭乗回数は数回といった人が多いというデータをJALが持っていて、かつ、JGC会員も目標とする一定数に達しているのではないか(=一定の会費収入も十分に見込める)、といった背景があるのではないでしょうか。

従来のFOPプログラムもそのまま残るとのことですが、JGC入会基準が大きく引き上げられたことで、FOP修行をする人はかなり減少するような気がします。


亀タグは貴重品

JAL Life Status プログラムへの移行で、これまであったJAL Life Mileageのプログラムは終了になります。これに伴い、バッゲージタグも、JGC入会時とFive Star到達時のみのプレゼントとなるとのこと。

新しいタグがどんなタグになるかは分かりませんが、これまでのJAL Life Mileageで獲得した亀タグは貴重な記念品に。少なくとも今持っている緑タグは手に入らないでしょうから。


今年は仕事が忙しいこともあり、搭乗の機会はグッと減ってしまうも、まだStatus Runへの心残りがあったのですが、JAL Life Status プログラムのスタートで、本当に気長にのんびりとJALと付き合っていくことになりそうです。


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コメント

  1. おが より:

    お疲れさまです。ご無沙汰しています。
    今回の改正はかなり思い切った感じがします。

    思い起こせば、自分がJGCに入会した97年は、JAL便のみで50回か50000マイル(運賃種別にかかわらず100%)が基準でしたから、その時よりも更にハードルが上がったことになります。

    一方、既存会員でJAL便に搭乗を続けてきた方にとってはメリットも出てきます。
    私自身の搭乗実績が国内線が650回、国際線が284000マイルあるのでLSP.に換算すると4670ポイントとなり、fourstarからスタートする予定です。
    加えて、来年はダイヤモンドメタルがあるので、海外を楽しみつつと思っています。

    野望は、再来年から隔年のJGP回数Status Runをすると3回目(6年後)にfivestarになれます(笑)果たしてそううまくいくでしょうか?やるなら羽田から福岡に飛んで福岡宮崎ピストンか、那覇から石垣、宮古ピストンかと思っているところです。

    • ぱぴるす より:

      おがさん

      返信が遅くなり申し訳ありません。

      97年にJGC入会、搭乗実績で国内線650回、国際線284,000マイル
      長期間JAL便に搭乗し続けた証ですね。
      それでもFour Starとのこと。Life Status Programってハードル高いですね。
      現行のLife MileageでFive Star持ってたらLSPではSix Starなのでしょうか。
      ちょっと興味があります。

      来期はメタルですか、これはぜひ一度、と思うのですが、
      LSPのSix Starよりも到達が難しそうです。

      今回の改正で、国内線と国際線両方の搭乗実績が
      Status達成に加味されるようになるのはよかったかと。
      これまでのLife Mileageはどちらか、でしたから。

      Status Run、今は仕事の都合もあり、見合わせていますが、
      お安いチケットゲットして、月3~4回はフライトしたいところです。