ミルフォードサウンド オーバーナイトクルーズ(2)

世界遺産ミルフォードサウンドでのオーバーナイトクルーズ2日目。夜が明けて朝食が始まると同時にクルーズが始まります。

朝食

朝6時半。4月下旬ともなると日の出は7時頃でまだ辺りは薄暗いです。そんな中クルーズの準備のため、船のエンジンがかかります。

朝食は6:45から。指定席ではないのですが、ゆうべ夕食を食べたのと同じ席になんとなく皆座って食事を取ります。

食事は夕食と同じビュッフェスタイル。

ごくごく当たり前のウエスタンスタイルのブレックファーストです。

フルーツ・ヨーグルトなど。

アップルジュースとオレンジジュースもいただけます。

ごくごく軽く朝食をいただきました。

パンフレット

7:00を過ぎると船は徐々に動き出し、クルーズに入ります。お客さん、朝食もそこそこに雨具とカメラの準備で大慌て。

私は…甲板に出る前に、前の記事で紹介した各国の言葉で書かれたパンフレットの日本語版で、ミルフォードサウンドの復習をします。

クルーズのルートと見どころを復習。

この日は雨粒は落ちてきてはいなかったものの、風も若干あり、カメラの防滴対策は必須。ということで、シャワーキャップを使ってわが相棒を守ります。潮風をもろにかぶると後始末が大変なので。。。これかなり便利です。

クルーズ

この日は前日とは打って変わって雲が低く立ち込める天気。まあこれがミルフォードサウンドらいい天気というところかもしれません。

一気に外洋へ抜けます。外洋に出ると風が強く波も高め。

外洋に出たところで雲の間から青空が。こんな景色もちょっと幻想的。

デール岬のあたり。

船はまたフィヨルドの奥へと戻っていきます。

滝などそれぞれの見どころでは船はスピードを落とし、解説が入ります。

海面からそそり立つ岩肌。浸食のすごさを目の当たりにします。

岩山の山頂付近。どれだけの年月をかけてこのような姿になったのか…

前日小型ボートで近寄ったスターリング滝が近づいてきました。

本船が船首から近づきます。

甲板に人が集まる集まる。。。下のメインデッ
キから見た感じ。滝を落ちてくる水が迫ってきます。

再び船はゆっくりと動き出します。昨日の夕方小型船から見た、雨の時に流れる滝の跡。やっぱり小型船から見た方が、海から見たっていうリアル感があった感じがします。

一晩船が停泊していたハリソンコーブ。昨日の夕方から夜にかけての表情とはまた違った表情を見せてくれます。

山肌を走る雲と青空と。

ミルフォードサウンドの港までだいぶ戻ってきました。写真は外洋方向の眺め。低い雲の上に青空が見えます。これもまた素敵な風景。左はマイターピークだったと思います。

最後の滝、ボーエン滝。このころになると下船のアナウンスが流れ…お客さんは外もみたいし下船の準備はしなきゃならないしで、ドタバタです。

日中のシーニッククルーズ船とすれ違います。

午前9時半、前日の出港から17時間ぶりに戻ってきました。

今度来ることができるのはいつになるでしょうか。忘れることができない、とても素晴らしい旅でした。この内容で$300ドルちょっとだったら…十分満足です。次回は雨のミルフォードサウンドで無数の滝を見てみたいと思います(結局今回は雨に当たらなかったので)。

ミルフォードサウンドを訪れる機会があるのでしたら、昼間のクルーズよりもぜひこのオーバーナイトクルーズをお勧めします。

コメント

  1. ご隠居 より:

    外洋まで出てミルフォードサウンドの湾内を振り返るとどうしてキャプテンクックがこの入江を見つけられなかったかお判りになったのでは。ここを発見したジョングローノが如何につきがあったか、アザラシを追ってこの入り江に入り込んだとは言えこんな奥深い入江があったとはね。次回はテ・アナウからダウトフルサウンドをトライして下さい。この名前の由来がわかる筈。

  2. ぱぴるす より:

    ご隠居さん

    コメントありがとうございます。
    外洋から見ると、ほんとこんな奥深い入江があったとは思えないですよね。
    これが今や世界遺産に登録。最初に見つけたジョングロノもびっくりでしょう。

    ダウトフルサウンド、はい、実はすでに視野に入っています。あとはスケジュールだけ。
    今年行ければいいな、と勝手に妄想しています(笑)