豪州発国際線パウダー類の機内持ち込み規制

豪州政府は、6月30日より、豪州発国際線の機内に持込むパウダー類の規制を開始しました。
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(B787-9 JA868J シドニー国際空港にて)

これまで、機内持ち込みの液体物は1個が100ml or 100g以下で1Lのジップロックに入るものでしたが、これに350ml or 350gまでのパウダー類が加わりました。

更に、機内に持ち込むすべての液体物、パウダー類は20cm×20cmのジップロックに入れ、しかも持ち込みは1人1個までとなっています。

ただし、以下のものは除外されます。
・一般的な量のベビーケア用品
・機内で服用する薬(ただし処方箋などの証明書が必要)。
・食品、コーヒー、プロテインパウダーなどの有機物。

有機物の粉末はOK、無機物の粉末はNGとあるので、砂糖はOKだけど塩はNGです。その他砂や汗止めの粉末(タルカムパウダー)もNGですが、赤ちゃん用のベビーパウダーは適量であれば許可されます。

機内に持ち込み可能な物品に加え、量の制限も厳しくなったので、要注意です。

詳しくはこちらの豪州内務省発行のpdfファイルをご覧ください。
Travelling with POWDERS, LIQUIDS, AEROSOLS, AND GELS on international flights

なお、このことは、JALの公式サイト内では、オーストラリアサイトに簡単に記載がある程度。この記載じゃ全くダメですね。さらに、日本のサイトでは見つからず…夏休みを前にして、日本のサイトでもきちんとアナウンスすべきだと思います。というか、この記事書いている時点で、もう始まってるし…(見落としだったらスミマセン)。

ちなみにANAでは米国線日本出発時の手荷物に同様の規制がかかる旨が書いてありますが、オーストラリア発については、この記事を書いている時点で見たところ、記載を見つけることはできませんでした。

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コメント

  1. なまけもの より:

    ぱぴるすさま

    中国国際航空だと割と丁寧に説明が載っているようです。
    https://www.airchina.jp/JP/JP/info/news/?NEWS_CATEGORY=JapanSite

    ・オーストラリア発国際線
    ・NZオークランド発国際線
    と、
    ・アメリカ行き国際線
    でそれぞれ規制がある、と。

    ニュージーランドは何でオークランド発だけなのかとか、オーストラリアは純粋国内線は液体規制はそのまま(違ってたらすみません)なのに、とか若干突っ込みたくはなりますが…こういうのもだんだん他に拡大しているのかもしれません。そうだとすれば、次は欧州線(イギリスとか)あたりがきそうな予感がします。(根拠ない予想ですが)

  2. ぱぴるす より:

    なまけものさん、こんにちは。

    ご紹介いただいた中国国際航空のサイトを見ましたが、結構細かく記載がありますね。

    ニュージーランドもオークランド発に限って同様の規制が始まったのには驚きました。

    今月、クック諸島に行くのにメルボルン⇔オークランドを使うので、どちらも該当するなーと思ったり。
    まあパウダー類を持ち込むことはないので気にするほどのことではないのですが。

    おっしゃるように、こうした規制は徐々に広がると思います。日本発もそう遠くない将来規制が始まるのではとも思っています。

    テロへの警戒、ということなのでしょうが、飛行機に乗るのもなんだか面倒で、一筋縄ではいかなくなってきている気がします。ちょっと残念です。