JALアイランドホッピングツアー まとめ

2020年10月2~3日、1泊2日16フライトのJALアイランドホッピングツアーに参加しました。実際に参加してみての注意点、あるいは感想など、アイランドホッピングツアー全体をまとめてみます。


■予約

予約はJAL公式ホームページのみから。ホームページから該当ページを探すより、「JALアイランドホッピングツアー」でググれば簡単にヒットするので、そちらからジャンプした方が楽ちんです。

予約方法の詳細は、すでに記事にした通り。


その他、予約に際しての注意点は次の通り。

  1. 羽田発、あるいは大阪発で出発地からの初便のフライトを選択できる場合は、乗り継ぐ離島便が欠航になった際のリカバリーのしやすさを考慮して、なるべく早い出発を選ぶ方がベター。乗り継ぎ時間に余裕を持たせた方が、万が一の時に融通が利く、ってことです。

  2. 事前座席指定はMUST。写真を撮りたい場合は、昼間は基本順光=太陽が入ってくるほうの反対の窓側を選んだほうがいい。朝日、夕日を撮る場合はその限りではありません。

  3. 事前座席指定する場合、搭乗する機材に注意する。ATR機なら基本度の席からも機窓の景色を楽しめるが、翼の真横(ATR42なら7~9、ATR72なら8~10)は避けた方が賢明。DHC機は前方がベスポジで、8~13はエンジンしか見えません

  4. 離島便は欠航しやすく、かつ予定変更、最悪最終日に出発地に戻れないことも考慮に入れ、ツアー翌日は仕事や大事な要件を入れないスケジュールを組む。

  5. ホテルは、できるだけ空港に近いホテルを選ぶと翌日楽。飛行機に乗っているだけでも、結構疲れます。私の場合は足が浮腫んで仕方なかったので、那覇空港そばのホテルにして正解でした。


■ツアー当日

  1. 出発地で、可能な限りの搭乗手続きを済ませておく。搭乗券、タッチアンドゴーどちらでもOKだが、搭乗券を発行してもらって束ねて使用すれば、途中の乗り継ぎ手続きは不要、スケジュール管理もしやすい。

  2. 手荷物は機内持ち込みのみとする。プロペラ機は3辺の合計が100cm以内なので要注意。預け荷物を作ると、数便ごとにピックアップ、さらにまた預けるという作業を短い乗り継ぎ時間で行わなければならないことがあり、非常に面倒。スケジュールによっては、あるいは飛行機が遅れたりすると、制限区域から出られないこともあります。

  3. ATR機の前方非常口座席は、一眼レフサイズのカメラは手元に持っていくことができない。コンデジならOK。機内で一眼レフを使いたい人は座席指定に要注意。

  4. 出発地の空港、ラウンジでJAL国内線の紙の時刻表をゲットして携行する。欠航などで変更が生じたときは、Webで探すより紙の時刻表の方が絶対に早くて便利。

  5. 不測の事態(=欠航)が生じたときは、係の方からの提案に最後は自分で判断することが求められます。そのためにも、各フライトが欠航になってしまったときのリカバリー案を考えておくのがいいでしょう。こんな時のプラン作りも紙の時刻表の方がネットで検索するより数倍速いです。

  6. その日の最後のフライトに近いフライトでクラスJを予約できるなら、たとえ短時間でも選んで座った方が足がラク。結構浮腫みます。

  7. 宿泊する際、翌朝の空港までの交通手段を前日チェックイン前に確認しておく。土日の早朝は平日よりも便数が少なかったりします。

  8. 同志の方をスケジュールの早いうちに見つけておくと、いざというときに助けてもらえるかもしれません。2日間、全フライトで顔を合わせていると、言葉は交わさずとも妙な一体感を得ることができます(笑)。

  9. CAさんの「お帰りなさい~」の声掛けにうまく答える術は、事前に考えておくといいですよ。

  10. 乗り継ぎ時間が厳しいとき、制限区域から出ると保安検査場通過締め切り時刻を過ぎてしまうことがあるので要注意。ただ、離島だと締め切り時刻はかなりいい加減フレキシブルだったりします。

  11. やはり「最初から最後まで、笑顔でフライトを楽しみましょう」ですねー。


■積算マイル数とFOP数

1泊2日全16フライトのスケジュールは次の通り。トータルの積算マイル数は5,014マイル(JGCプレミア+ツアープレミアムの加算あり)、FOPは3,334FOPでした。

FOP稼ぎには向きませんが、搭乗回数修行には、同じ二区間をひたすら往復するよりも楽しく、費用面もまずまずと思います。

  1. JAL641 羽田(6:25)→鹿児島(8:15)
  2. JAC3741 鹿児島(8:45)→屋久島(9:25)
  3. JAC3672 屋久島(12:45)→福岡(14:10)
  4. JTA61  福岡(15:50)→那覇(17:35)
  5. RAC883 那覇(18:10)→久米島(18:45)
  6. RAC884 久米島(19:10)→那覇(19:50)<1日目終わり>
  7. RAC801 那覇(8:05)→宮古(8:55)
  8. RAC891 宮古(9:25)→多良間(9:50)
  9. RAC892 多良間(10:20)→宮古(10:45)
  10. RAC833 宮古(11:30)→石垣(12:05)
  11. JTA610 石垣(12:25)→那覇(13:30)
  12. JAC3715 那覇(14:15)→沖永良部(15:15)
  13. JAC3710 沖永良部(15:45)→徳之島(16:15)
  14. JAC3844 徳之島(16:50)→奄美大島(17:20)
  15. JAC3736 奄美大島(17:40)→鹿児島(18:45)
  16. JAL654 鹿児島(20:35)→羽田(22:20)<2日目終わり>

次回は、北大東島、南大東島、与那国島、与論島、種子島、喜界島が入っているツアーに参加したいですね(今回行けなかったところ全部ですが…)。


■さいごに

JALアイランドホッピングツアーは、飛行機に乗っているのが三度の飯より好き、って人向けのマニアックなツアー。私の場合は好天に恵まれて、機窓の景色も含めて、羽田の出発から帰着まで、すべてを存分に楽しむことができました。

そんな経験を、今回25回+αにわたって記事にしてみましたが、少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。

なお、トップのメニューバーの「Flight Review > JAL Domestic」に「JAL Island Hopping Tour」として、全記事をまとめてあるので参照ください。

北海道エアシステム、HACの北海道ツアーなんかも、あると面白いなーと思います。って、自分が楽しみたいから言っているだけなんですけどね。

(画像は一部加工してあります)


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